クリスマスが近づくと、街中がきらきらして、自然とワクワクしてきますよね。
でも、いざ家でツリーを飾ろうとすると…「あれ?なんかバランス悪い」「全体がまとまらない」って感じたこと、ありませんか?
特に私が悩んでいたのがリボンの飾り方でした。
リボンって可愛いけど、つけ方一つで印象がガラッと変わるし、センスが問われる気がしてちょっとプレッシャーで…。
でも、あるとき“リボンの飾り方のコツ”を意識したら、家のツリーが一気に垢抜けて、子どもも「お店みたい!」と大喜び!
この記事では、そんな私の試行錯誤と、家族で楽しめるリボンの飾りアイデアをたっぷり紹介します。
目次
ツリーを飾る前に!リボンの「色」と「素材」を選ぼう

ツリーに飾るリボンを選ぶとき、何気なく「赤かな?」「金が定番だよね」と手に取っていませんか?
実はこの“最初の選び方”こそが、ツリー全体の印象を左右する大事なポイントなんです。
私は毎年、「どうして去年はしっくりこなかったんだろう…」とモヤモヤしていたのですが、ある年、色を厳選して飾ってみたらびっくりするくらい統一感が出て、「あ、これだ!」と実感しました。
ツリー全体のテーマカラーを決めると統一感UP
リボンに限らず、オーナメントやライトなど、すべての飾りに「テーマカラー」を決めてから選ぶと、まとまり感がぐんとアップします。
私のおすすめは「3色以内」におさえること。ツリーの緑をベースにして、あとはメインカラー+アクセントカラーくらいがちょうど良いバランスです。
たとえば、我が家で実際に試してよかった組み合わせはこんな感じです。
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赤×金×緑:定番だけどやっぱり可愛い!温かくてクリスマスらしい印象。子どもも「これぞクリスマス!」とテンションUP。
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白×青×銀:雪景色みたいに静かで幻想的。夜にライトをつけたときの雰囲気がとてもきれいで、来客にも好評でした。
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ピンク×白×ベージュ:女の子がいるお家におすすめのやさしいカラー。ふんわり可愛くて、「お姫さまのツリーみたい!」と娘が大喜び。
色の決め方に迷ったら、「今年のイメージ」「子どもが好きな色」「家のインテリアに合う色」などからヒントをもらうと、ぐっと選びやすくなります。
さらに、ラッピングやツリースカートも同系色に揃えると、写真映えもばっちりですよ!
リボンの素材で印象が変わる!
次に大切なのが「素材選び」。
リボンって、同じ色でも素材が違うだけで全然印象が変わるんです。私も最初は気づいていませんでしたが、ちょっと素材にこだわるだけで、“手作り感”から“プロ感”へガラッと印象が変わりました。
代表的な素材はこんな感じ。
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サテン:ツルッとした光沢が上品で、王道感があります。高級ホテルやブティックのような雰囲気を出したいときにおすすめ。
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オーガンジー:透け感があって、軽やかでふんわりした印象。光が当たるとキラキラして、昼と夜で違った表情が楽しめます。
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ベルベット:起毛素材で、しっとりとした高級感。深い赤やネイビーなど、濃い色との相性が抜群で、落ち着いた大人っぽいツリーに。
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ワイヤー入り:布の両端に細い針金が入っていて、自由に曲げたり形をキープしたりできる万能リボン。初心者にも扱いやすく、立体感を出したいときにぴったり。
ちなみに我が家では、ワイヤー入りのオーガンジー素材を毎年リピート中です。軽くて扱いやすいし、くるっと巻いてもすぐに整えられるのが本当に便利!
娘も「ふわふわでかわいい〜!」と、自分で飾るときも楽しそうにしています。
リボン選びで意識したいポイントまとめ
リボンの色・素材を選ぶとき、私が意識しているポイントをまとめるとこんな感じです。
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テーマカラーを決めてから選ぶ
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色は3色以内にしぼる
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素材によって印象が変わるので、飾りたいイメージに合わせて選ぶ
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扱いやすさ重視ならワイヤー入りが◎
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写真映えも考えると“光を通す素材”が映える
リボンって、ツリー全体の“雰囲気の土台”になるアイテムだなと感じています。
「ツリーを飾る前に、まずリボンから」そう思うようになってからは、飾り付けがずっと楽しくなりました!
基本はこれ!リボンを使った3つの飾り方

リボンって、ただ結ぶだけの飾りじゃないんですね。
「どう飾るか」でツリーの印象がガラッと変わるということに気づいてから、私は飾り方の研究を始めました。
どれも特別な道具は不要なので、初心者でもチャレンジしやすいですよ。
ここでは、私が実際に試して「これは使える!」と思ったおすすめのリボンアレンジ3つを紹介します。
1. ツリーに巻きつける「ガーランド風」
これぞ王道のリボンテクニック!
ツリーをぐるぐると斜めに囲むように、リボンをらせん状に巻いていくスタイルです。
最初は、「リボンの端がピンと跳ねたり」「ねじれてしまったり」と、思っていた以上に難しくて…。
でも、「少しゆるめに」「仮止めしながら」巻いていくことで、自然な流れを作れるようになりました。
ポイントはこの3つ:
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リボンはピンと張らず、少したるませることで優雅な印象に
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ツリーの下から上に向かって巻くと、視線が引き上がって華やかさUP
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太さや素材が異なるリボンを2本組み合わせると、立体感や高級感が出る
ある年、赤のベルベットリボンと金のオーガンジーを重ねてみたら、子どもが「ホテルのツリーみたい!」と興奮していました(笑)
リボンの端は、裏にピンで留めたり、ツリーの枝に巻き込むとすっきり隠せます。
2. ピンポイントで飾る「ちょうちょ結びスタイル」
「リボンって、こんなに可愛いのか…!」と気づいたのがこの方法。
ツリー全体にちょうちょ結びをちょこちょこ配置するだけで、一気にやさしくてかわいらしい印象になります。
オーナメントの間にリズムよく並べると、まるでおとぎ話の中のツリーみたいな雰囲気に。
子どもと一緒に「どこにする?」「ここはハートの飾りの隣がいいかもね」なんて話しながらつけていく時間も、すごく楽しいです。
ちょうちょ結びのコツはこちら:
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ワイヤー入りリボンなら、形が崩れにくくて何度も調整できる
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小さめのリボンを複数配置すると、バランスがとりやすく見た目も整う
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ツリーのてっぺんや真ん中に1〜2個だけ大きめをつけるとアクセントになる
うちでは、娘が「これはわたしのリボン!」と言いながら、ピンクのリボンをまとめてつけていました。
その“マイリボンゾーン”が、家族みんなのお気に入りに。
3. ボリュームたっぷり「フラワーアレンジ風」
SNSでも話題になっているのがこの“花のような”リボンアレンジ。
最初見たとき、「どうやって作るんだろう?」と不思議だったのですが、実はとっても簡単なんです。
作り方は以下の通り
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リボンをS字にふんわり折りたたむ(3〜4つ折りくらい)
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折り目の中心をワイヤーやモールなどで留める
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両側のループを優しく広げて、花のようにふんわり形を整える
これだけで、ふんわり丸い“花リボン”が完成!
私はツリーのてっぺん(ツリートップ)や、ちょうど目線の高さに飾っています。
全体にたくさんは使わず、2〜3個に絞って“見せ場”として取り入れるのがおすすめです。
花リボンを1つ加えるだけで、「お店みたいなツリーだね!」と褒められる率がグッと上がりました。
ちょっと特別な仕上がりにしたいとき、ぜひ試してほしいアレンジです。
どれも試す価値あり!家族と一緒に楽しむのがコツ
この3つの飾り方、どれも「ひと手間」でグッとツリーが引き立つアイデアばかりです。
・全体を包み込むならガーランド風
・かわいさをプラスしたいならちょうちょ結び
・華やかさを出したいならフラワーアレンジ風
どれか1つでも取り入れると、ツリーの印象が本当に変わります。
家族で「今年はどれにする?」と相談しながら飾るのも、クリスマスの醍醐味。
私は毎年、去年の写真を見ながら「今年はこうしてみよう!」と作戦会議するのが恒例になりました。
子どもと一緒に作る!リボン飾りのアイデア集

クリスマスのツリー飾りは、「ママがやるもの」じゃなくて、「家族みんなで楽しむもの」。
そう考えるようになったきっかけは、娘の「ママ見て〜!」の一言でした。
「ママ見て~!」が止まらない工作タイム
うちの娘はとにかくリボンが大好きで、ツリーの飾りつけ担当=“リボン係”に就任(笑)。
年齢によってできることは違っても、「自分で飾った!」という気持ちがあるだけで、ツリーへの愛着がグンと増すんですよね。
親子で一緒に楽しめる、リボンを使った簡単な工作アイデアをご紹介します。
1. トイレットペーパーの芯+リボンで「ミニプレゼント風」
空の芯にカラフルなリボンをぐるぐる巻くだけ。
真ん中でちょうちょ結びにしたら、本物のプレゼントみたいなオーナメントになります。
芯の中にLEDキャンドルを入れれば、光る飾りにもなってびっくり!
子どもには「どのリボン使う?」「どんな模様にする?」と選ばせてあげると、どんどん夢中になります。
2. 色画用紙とリボンで「手のひらサイズのリース」
紙皿や厚紙で輪っかを作り、そこにちぎったリボンをペタペタ貼っていくだけ。
赤・緑・白をベースにすると、クリスマス感が一気に出ます。
リボンだけでなく、スパンコールやボタン、毛糸を足しても可愛い。
完成したらツリーに飾るもよし、壁に貼るもよし、プレゼントに添えても素敵ですよ。
3. リボンに名前やメッセージを書いて「お願いツリー」
幅広のリボンに、油性ペンで願いごとや名前、ありがとうメッセージを書くというアイデア。
「サンタさんにお願い」「家族の健康を願って」など、それぞれの思いがこもった飾りになります。
我が家では、毎年1本ずつ書いてツリーに残していて、年々増えていくのがちょっとした楽しみになっています。
「どんなこと書きたい?」と聞くだけで、会話もぐっと深まるんですよね。
100均でも可愛くできる!
正直なところ、毎年リボンを買い足すのはちょっと悩ましい…。
でも、最近の100円ショップは本当に優秀!
安くて可愛くて、種類も豊富。なのにしっかり使える!
特におすすめなのがこちら:
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3m巻きのリボン:1〜2本でも十分ボリュームあり!色柄違いで揃えやすい。
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ワイヤー入りリボン:形が崩れにくく、巻きつけてもふんわり感がキープできる。
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クリスマス柄のリボン:トナカイ・星・雪の結晶など、子どもが喜ぶモチーフが満載!
うちでは、娘と一緒に「これどう?」「この色いいね!」と店頭で選ぶのが楽しみのひとつに。
選ぶ時間も、もうすでにクリスマスの思い出なんですよね。
また、余ったリボンはラッピングやヘアアクセサリーにも再利用できるのでムダなし!
「一緒に作ること」が最高の思い出に
飾りの完成度なんて関係なくて、一緒に手を動かして笑っている時間こそが、いちばんのクリスマスプレゼントだなと思います。
ちょっと曲がっていたって、形がいびつだって、それも「今年らしさ」。
私が飾りをちょっと手直ししようとすると、「ママ、そこは私が作ったんだよ!」とすかさずチェックが入ります(笑)
でもそのこだわりが、なんだか誇らしくて嬉しいんですよね。
「ツリー=大人がきれいに飾るもの」と思っていた昔の私に、今ならこう言いたいです。
「ちょっと任せてみて。子どもは想像以上にセンス抜群だから」
飾り方ひとつで、ツリーの印象はここまで変わる!

Before → Afterで実感した“リボンの魔法”
ツリーを飾るとき、最初は「オーナメントをたくさん吊るせばそれっぽく見えるかな?」くらいの感覚でした。
私も最初の頃は、赤や金のボールを適当に吊るして、最後に「なんかごちゃごちゃしてるなぁ…」とモヤモヤして終わっていたんです。
でもある年、ふと思いついて「リボンを主役にしてみよう」と、太めのワイヤー入りリボンを取り入れてみたら、びっくり。
玄関を開けてツリーを見た友人が開口一番、
「えっ、これ家のツリー?どこで買ったの?!」と驚いたんです。
それまでの“家庭的な飾り”から、“ショップディスプレイ風”に見えたみたいで、自分でもちょっと感動しました(笑)
リボンの飾り方だけで、雰囲気はまるで別物になる。
それを実感した瞬間でした。
センスに見せる3つのコツ
リボンを取り入れるときに、私が特に意識しているのは以下の3つです。
1. 色を絞る
あれもこれも…といろんな色を取り入れてしまうと、どうしても散らかった印象になってしまいます。
なので、ベースとなる色を決めて、使うカラーは3色以内におさえるようにしています。
たとえば、
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緑(ツリー)+赤(アクセント)+金(華やかさ)
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緑+白+青(落ち着いた冬の雰囲気)
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緑+ピンク+シルバー(子どもっぽさと可愛らしさ)
決まったテーマカラーがあるだけで、「飾りの選び方」もブレなくなり、結果的にまとまりのあるツリーになります。
2. 飾る位置にメリハリをつける
ただまんべんなく飾るよりも、「見せ場」を意識すると格段に洗練されます。
特にリボンは、高さ・角度・間隔を意識することで、ツリー全体の立体感が生まれるんです。
私がやっている方法はこんな感じ。
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リボンは中央からやや上の位置に集中させて目線を引き上げる
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大きなリボンはてっぺんや正面の目立つ場所に配置
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小さなリボンや飾りは左右非対称に配置して“こなれ感”を演出
たったこれだけでも「なんかおしゃれに見えるね!」と褒められるようになりました。
3. 全体のバランスを意識する
家のツリーって、意外と部屋の角に置いたり壁際に寄せたりすることが多いですよね。
だからこそ、見える範囲だけでも丁寧に整えるのがポイントです。
後ろまで完璧に飾る必要はありません。
でも、「写真を撮ったときにどこが写るか」「リビングのどの位置から一番よく見えるか」を意識するだけで、“飾りすぎず整っている”印象になります。
写真映えもバッチリに
私は毎年、娘と一緒にツリーの前で写真を撮るのが恒例行事になっています。
そして気づいたのが、「リボンがあると、写真が格段に華やかに見える」ということ。
たとえば、
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子どものすぐ後ろにリボンを配置すると、背景が自然にフレームのようになって引き立ちます。
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手作りリボンを持たせると、表情が柔らかくなる。どこか誇らしげで、嬉しそうな顔が撮れるんです。
「この年は青いリボンにしたよね」「そのリボン、○○ちゃんが選んだんだよね」なんて、数年後に見返したときの会話のタネにもなるのが嬉しいポイント。
リボンは“飾り”であると同時に、「思い出を形に残すツール」にもなるんだな、としみじみ思っています。
飾りの“完成度”より“楽しさ”が一番大切
ここまでいろいろ書いてきましたが、最終的に大事なのは「家族みんなで楽しめたかどうか」だと思うんです。
うちのツリーも、よく見るとリボンがちょっと斜めだったり、飾りが片寄っていたりすることも。
でもそれすらも、「今年は娘が飾ったんだな」「息子がここにこだわったな」と、微笑ましく思えるんですよね。
“正解”じゃなくて、“その年のストーリー”があるツリーこそが、きっと家族の宝物になる。
私は毎年そう感じながら、また次のツリーにワクワクしています。
まとめ|リボンでツリーがもっと楽しくなる!今年は親子で飾ってみよう
ツリーの飾りって、ついついオーナメントばかりに目がいきがちだけど、リボンをうまく使うだけで印象は見違えるほど変わります。
私自身、試行錯誤しながらも「今年はどんなテーマにしよう?」と考える時間が楽しくて、ツリー作りが毎年の楽しみになっています。
ぜひ、今年のクリスマスは家族で「リボンからはじめる飾りつけ」、試してみませんか?
子どもと一緒に手作りしたり、色を選んだり…きっとそれだけで特別な思い出になりますよ。
さあ、ツリーを出したら、まずはリボンを手に取ってみてくださいね!