運動会のお弁当って、毎年悩みますよね。
私も「去年と同じになっちゃう…」「朝早くから作るの大変…」と頭を抱えていました。でも、子どもたちが「わぁ!美味しそう!」と喜ぶ顔を見ると、やっぱり頑張りたくなるんです。
今日は、私が実際に作って家族に好評だったレシピや、友達ママから聞いたアイデアをたっぷりご紹介します。
彩りも映えて、開けた瞬間ワクワクする運動会弁当、一緒に作りましょう。
目次
定番だけど喜ばれる!メインおかずアイデア

唐揚げは冷めても美味しく
うちの運動会弁当で欠かせないのが唐揚げ。
でも、普通に揚げると冷めたときに衣がベチャっとすることもありますよね。
私は、下味に少しだけ片栗粉を混ぜて揉み込んでから、小麦粉と片栗粉を半々で衣を作ります。
これで、冷めてもカリッと感が残るんです。
あと、揚げたあとはすぐに網の上に置いて余分な油を切るのもポイント。
キッチンペーパーにそのまま置くと、底が蒸れてべちゃっとしてしまうことがあるので注意です。
去年の運動会の日、朝5時起きで唐揚げを揚げていたら、まだ眠そうな息子がキッチンに来て
「ママ、いい匂い〜」とニコニコ。
お弁当の時間に「ママ、今日の唐揚げ、いつもより美味しい!」って言ってくれたと聞いて、疲れも吹っ飛びました。
唐揚げは大人にも人気なので、少し多めに作っておくとパパも喜びますよ。
ハンバーグは一口サイズで
ハンバーグも子どもに人気ですが、大きいと食べづらいんですよね。
私はいつもミニサイズで作って、最後にケチャップを少し乗せて可愛くしています。
ピックを刺すと、見た目も華やかで食べやすさもアップ。
運動会は時間が限られているので、サッと食べられる一口サイズだと子どもも助かるみたいです。
ピックも、キャラクターものやカラフルなものを選ぶとお弁当が一気に華やぎます。
「ピックついてるだけで嬉しい!」と娘が笑顔で話してくれたときは、本当に作って良かったと思いました。
彩り重視!映える副菜アイデア
定番の卵焼きもひと工夫
黄色ってお弁当に入れるとパッと明るくなりますよね。
卵焼きは我が家でも定番ですが、実はその日の気分やメインおかずに合わせて中身を変えています。
ほうれん草やネギを混ぜ込むと、彩りも栄養もアップ。
ほうれん草を入れるときは、前日にさっと茹でて刻んでおくと当日は混ぜるだけで済むので時短になります。
「今日の卵焼き、緑の線が入ってる!」と息子も楽しそうにしていて、食べる前からワクワクしている様子でした。
ネギ入りにすると風味も良くなるので、パパからも「これ、おつまみにもいいね」と好評です。
さらに、チーズを入れるとコクが増して食べ応えもアップ。
とろけるチーズを巻き込むだけで、冷めても固くならず美味しいのでおすすめです。
ブロッコリーは塩ゆで&マヨ添えで
緑が入ると一気にお弁当が引き締まるので、ブロッコリーも必ず入れています。
ただ茹でるだけだと水っぽくなったり味気なかったりするので、私は沸騰したお湯に少し多めの塩を入れて茹でるようにしています。
そうすると色も鮮やかになり、ほんのり塩味がついて美味しいんです。
茹で上がったら、ザルにあげてしっかり水気を切るのもポイント。
余分な水分があると、お弁当に入れたとき他のおかずが湿ってしまうことがあるので注意しています。
うちの子どもはマヨネーズが大好きなので、別容器に少し入れて持たせています。
運動会の日も、「ブロッコリーにマヨつけて食べたよ!」と嬉しそうに報告してくれました。
さらに、ブロッコリーの芯は捨てずに薄く切って炒め物にしたり、浅漬けにしたりして無駄なく使っています。
「これってブロッコリーの芯?美味しい!」とパパにも好評で、ちょっと得した気分です。
朝がラクになる前日準備のコツ

野菜の下ごしらえは前日に
当日の朝は、とにかく時間がないですよね。
私はいつも、前日の夜にできることは全部済ませておくようにしています。
たとえば、
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ブロッコリーを茹でて冷蔵庫へ
茹でたあと、しっかり冷ましてから保存容器にキッチンペーパーを敷いて入れると、水分でベチャッとしにくくなります。 -
ミニトマトを洗ってヘタを取っておく
ヘタを取るだけでも、朝は詰めるだけになるので気持ちがラクです。
以前、朝にトマトのヘタを取ろうとしたら手が濡れていて滑り、トマトがシンクに落ちて悲惨なことになったので(笑)、前日に済ませるようにしています。 -
きゅうりの浅漬けを仕込んでおく
浅漬けは子どももポリポリ食べてくれるし、箸休めにもなるので便利。
私はきゅうりをスティック状に切って浅漬けの素で漬けるだけですが、翌朝にはちょうど良い味になっています。
この3つを前日にしておくだけで、当日の朝は「詰めるだけ」で済むので、本当に気持ちが軽くなります。
お弁当作りって、気持ちの余裕があるだけで全然違いますよね。
おにぎりはラップで包んで握る
おにぎりも時間がかかるポイント。
私は前日に具材(鮭や昆布、梅など)を小分けにしておき、当日はラップを使って握るようにしています。
ラップごと握れば手も汚れないし、そのまま持っていけるので便利。
朝はおにぎりを握るたびに手を洗って…となると時間がどんどん過ぎてしまうので、この方法にしてからは格段に時短になりました。
ちなみに、運動会の日は一つだけ特別仕様にして、上に海苔で顔を作ったり、型抜きした人参を乗せたりしています。
去年はハート型の人参を乗せたら、娘が「ママの愛が入ってる〜♡」と大喜びしてくれました。
おにぎりは子どもが食べやすいように、小さめサイズで握るのもポイント。
運動会は暑い日も多いので、保冷剤代わりに凍らせたゼリーと一緒に保冷バッグに入れるようにしています。
盛り付けのポイントで華やかさアップ
仕切りにレタスやカップを使う
お弁当箱の中でおかずが寄ると、見た目も崩れるし味も混ざってしまいますよね。
私も最初の頃は、お昼に開けたとき「唐揚げの油が卵焼きについてベチャっとしてる…」と悲しくなったことが何度もありました。
それ以来、仕切りにはレタスやシリコンカップを使うようにしています。
特にレタスはグリーンが入るだけで彩りが良くなるので一石二鳥。
使い捨てのバランよりも自然で、ヘルシー感も出るのでおすすめです。
最近はサニーレタスを使うことが多いです。葉先がフリルみたいになっているので、詰めるだけで華やかさがアップします。
「緑があると美味しそうに見える!」と子どもに言われたときは、本当に嬉しかったです。
朝の忙しい時間でも、レタスを一枚入れるだけで印象が変わるので試してみてください。
シリコンカップも、洗って繰り返し使えるので経済的。
私は赤・黄・緑のカップを使っていて、それだけでお弁当がカラフルに見えます。
ピックやバランで可愛く
100均でも可愛いピックやバランがたくさん売っていますよね。
私はキャラクターピックをよく使いますが、動物や旗のピックも人気です。
息子は「これ○○のキャラだ!」と、開けた瞬間テンションが上がるみたいで、運動会のときも「友だちに見せたよ!」と嬉しそうに話してくれました。
娘にはハートやお花のピックを使うことが多く、「可愛い〜♡」と喜んでくれます。
また、バランも緑だけでなくピンクや黄色のカラフルなものを選ぶと、お弁当全体がパッと明るくなります。
最近は竹素材のバランもあって、ナチュラルでおしゃれなので私のお気に入りです。
デザートでお弁当に特別感をプラス

フルーツはカットして持っていく
運動会のお弁当には、やっぱりフルーツがあると嬉しいですよね。
甘いものが少しあるだけで、疲れた体も元気が出る気がします。
我が家では、いちご、ぶどう、キウイなど彩りが良いものを選ぶようにしています。
特にぶどうは洗うだけでOKなので、忙しい朝には助かります。
キウイは輪切りにすると、星のような断面が可愛くて子どもも喜びます。
「わぁ!キウイの中、こんなふうになってるんだ!」と息子が言っていたのを思い出します。
パイナップルやオレンジも入れると黄色が加わって、一気に華やかになるのでおすすめ。
オレンジは一房ずつ皮を剥いておくと、子どもが食べやすくて喜ばれます。
前日に洗ってカットしておけば、朝は詰めるだけなので本当にラク。
私は、カットしたフルーツを一度キッチンペーパーで水分を取ってから詰めるようにしています。
そうすると余分な水分で他のフルーツがベチャッとなるのを防げます。
そして、保冷剤代わりに凍らせたゼリーを入れると、冷たさキープとデザートが一石二鳥でおすすめです。
「お弁当冷たくて気持ちよかった!ゼリーもシャーベットみたいで美味しかった!」と娘が嬉しそうに話してくれたときは、この方法にして良かったと思いました。
最近は、スーパーで小さなカップゼリーの詰め合わせが売っているので、好きな味を選ばせてあげるのも楽しみの一つになっています。
まとめ|運動会弁当はちょっとの工夫で笑顔倍増
運動会のお弁当は、子どもにとってもパパママにとっても特別なご飯。
「美味しかった!」「全部食べたよ!」と言ってもらえると、本当に作ってよかったなと思えますよね。
今回ご紹介したレシピやアイデアは、どれも我が家で実践してきたものばかり。
もし「今年は何にしよう…」と悩んでいるなら、一つでも取り入れてみてください。
きっと、お弁当のふたを開けた瞬間に、子どもたちのキラキラした笑顔が見られるはずです。