お食い初めのお祝いには鯛を使うことが多いですが、手に入りにくいときや値段が高いときもありますよね。
そこでお食い初めのときにたい焼きでもOKなのか、そして鯛が手に入らないときの対処法を紹介します。
また鯛の代わりの食材の魅力や食材選びのポイントについても解説します。
この記事を読むと、鯛が手に入らないときのお食い初めの代替食材を知ることができるので、お食い初めの準備に役立ててみてください。
目次
お食い初めの鯛の代わりはたい焼きでもOK?
お食い初めの鯛の代わりはたい焼きでもOKです。
お食い初めは日本の伝統行事の1つで、生まれた赤ちゃんが元気に育つように食べ物に感謝してお祝いする儀式。
お食い初めのお祝いでは、鯛を食べるのが一般的ですが、鯛が手に入らないときや予算が合わないときには代わりの食材でも大丈夫です。
その中でもおすすめな食材が「たい焼き」なのです。
鯛の代わりにたい焼きがOKな理由
意外かもしれませんが、たい焼きは魚の形をしているため、鯛の代わりとしてお食い初めに使われることがあります。
なのできちんとしたお食い初めの儀式でも、鯛の代わりにたい焼きを使うのはOKなのです。
甘くておいしい「たい焼き」は子供たちにも人気があるのでおすすめです。
お食い初めに鯛を使う意味とは?
お食い初めは日本の伝統的なお祝いの儀式の1つで、赤ちゃんが生後100日を迎えたときに行います。
お食い初めのときは鯛を食べることが昔からの習わし。
なぜなら鯛は、赤い色が健康や幸運を表す「めでたい魚」とされ、縁起が良く長寿や繁栄を象徴する食材とされているからです。
そのためお食い初めに鯛を使うことで、赤ちゃんの健康と将来の幸運を祈るとともに家族の幸せを祈るという意味があります。
しかし鯛が手に入りにくかったり費用がかかりすぎるときもあります。
そんなときは鯛に代わる食材を使うこともできます。
大切なのは家族や大切な人とともに、美味しい食事を楽しみ赤ちゃんの幸せを祈ることです。
お食い初めの鯛が手に入らないときの対処法3つ
お食い初めの鯛は日本の伝統的な儀式で大事な役割を持っています。しかし鯛が手に入らないときは代わりの食材でお祝いすることができます。
以下にお食い初めの鯛が手に入らないときの対処法を3つ紹介します。
- 代わりの食材を選ぶ
- 鯛以外の儀式を選ぶ
- 簡単な儀式でお祝いする
①代わりの食材を選ぶ
お食い初めに鯛を使うのは縁起の良い魚として古くから親しまれてきたからです。
代わりの食材としては、同じように縁起が良いとされる白身魚などがあり、また手軽に手に入るたい焼きを買ったりしてお食い初めを行うこともできます。
②鯛以外の食材を選ぶ
お食い初めには必ずしも鯛を使う必要はありません。
たとえば豆腐や海老、鶏肉などの食材を使った儀式もあります。代わりの食材を使って新しい家族の誕生を祝福しましょう。
③簡単な儀式でお祝いする
お食い初めは家族や親戚が集まって行う場合が多いため、料理や儀式が手軽であることが求められます。
ですので鯛を使ったお祝いの儀式にこだわる必要はありません。
家族が集まってお祝いし、写真を撮るだけでも素敵な思い出になるのです。
鯛の代わりの食材としておすすめの魚
鯛の代わりにおすすめの魚は以下のとおり。
- 鰤(ぶり)
- 鮭(さけ)
- マグロ
- 鯵(あじ)
- 鰹(かつお)
お祝いのときには鯛が使われることが多いですが、他のおいしい魚もたくさんあります。
鰤(ぶり)、鮭(さけ)、マグロ、鯵(あじ)、鰹(かつお)はお祝いにぴったりの魚です。
それぞれの魚には特徴があります。
- 鰤・・・たくさんの脂がのっていておいしい魚
- 鮭・・・身が柔らかくて優しい味がする
- マグロ・・・身が大きくて赤身と白身の2つの部分がある
- 鯵・・・身がしまっていてふっくらとした食感がある
- 鰹・・・たたいて食べると口の中でふわっととろける
鯛に代わる食材として人気のある料理とは?
鯛のかわりにおいしい魚や貝がたくさんあります。ここではその中でも代表的な料理をご紹介します。
- 穴子の白子焼き・・・穴子の卵巣の部分を焼いたもので、ふわっとした食感
- 金目鯛の煮付け・・・味噌や醤油などで煮込んだお魚で、味がしっかりとしみこんでいる
- あさりの酒蒸し・・・あさりをお酒と一緒に蒸して、甘みと香りがたっぷり
- いかの姿煮・・・いかの姿を醤油とみりんで煮たもので、柔らかくておいしい
- あじの塩焼き・・・塩で味付けしたあじを焼いたもので、シンプルながらも香ばしくておいしい
お食い初めの基本的なメニューを紹介
ここではお食い初めのときの基本的なメニューを紹介します。
鯛のお吸い物
お吸い物は出汁を取ったスープに具材を入れた和食の汁物です。お食い初めのときは鯛の頭や骨から取った出汁で作ることが多いです。
鯛の煮物
鯛の身を煮たもので甘くてやわらかい味わいが特徴です。根菜や椎茸などと一緒に煮ることが多く、色鮮やかな盛り付けがポイントです。
鯛の刺身
鮮度の良い鯛を薄く切ってしょうゆやわさびをつけて食べます。
切り方や盛り付け方に工夫が必要ですが、鯛の美しい色合いが華やかで印象的です。
鯛の揚げ物
鯛を衣をつけて揚げた料理で身がふんわりとしていて香ばしい味わいが楽しめます。
薄力粉や片栗粉で衣を作り、サクッと揚げるのがポイントです。
以上がお食い初めの基本的なメニューの例です。家庭によって独自のアレンジで工夫してみるのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
「お食い初め」という日本の伝統行事では、赤ちゃんが初めてご飯を食べる真似をするのを祝うために、鯛の料理が用意されることが多いです。
しかし鯛は高価な食材であるため、最近では代わりの食材が使われることもあります。
実は鯛が手に入らないときは「たい焼き」でもOKなのです。
他の食材では鰤や鮭、マグロ、鯵、鰹などがあります。これらの食材は鯛と同じく縁起が良いとされ、おめでたい席にぴったりです。
お食い初めの場でこれらの食材を使って、おいしい料理を作ってみてはいかがでしょうか。