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お食い初め

お食い初めのやり方の順番は?いつ誰がするのか関西と関東の違いも解説

  • お食い初めのやり方や順番がわからない
  • お食い初めはいつ誰がするの?
  • お食い初めの儀式の関西と関東の違いを教えて

赤ちゃんが生まれて100日目にする「お食い初め」の儀式。

初めてのパパとママは、お食い初めのやり方や順番がわからなくて困ってしまいますよね。

この記事ではお食い初めのやり方の順番について解説しています。

前もって知っておくことで、お食い初めの当日に慌てることがなくなります。

お食い初めのやり方の順番

お食い初めは「赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式」ですが、このやり方には順番があるので正しいやり方を覚えておきましょう。

養い親(やしないおや)となった人が「赤ちゃんを自分の膝の上にのせて食べさせる真似をする」のが、お食い初めの正しいやり方です。

食べさせる真似をする順番は以下の通りです。

  1. ごはん
  2. お吸いもの
  3. ごはん
  4. ごはん
  5. お吸いもの

この順番で「3回くり返す」のがお食い初めのやり方です。

しかし赤ちゃんが嫌がったりぐずったりしたときは、無理に3回続ける必要はありません。

3回が難しければ1回だけ食べさせる真似をすればOKです。

食べさせる真似が終わったら歯固めの儀式をする

食べさせる真似が終わったら、最後に「歯固めの儀式」をします。

歯固めの儀式は赤ちゃんの健康と長寿を祈るもので、お箸で歯固めの石に触ってそのお箸を赤ちゃんの歯ぐきにやさしく当てます。

お箸を赤ちゃんの歯ぐきに当てるときは「石のように丈夫な歯が生えますように」と祈るのがポイントです。

お食い初めのときはスマホで記念写真を撮っておこう

お食い初めのときは赤ちゃんにきれいな服装をさせるので、スマホで記念写真を撮っておきましょう。

あとで振り返ったときに記念写真があると子供はうれしいもの。

スマホで撮った写真はオンライン写真サービスを利用すれば、フォトブックにして子供の成長を簡単に記録することができるのがメリットの1つです。

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お食い初めの順番を間違えたときの対処法

お食い初めは慣れない儀式なので、食べさせる順番を間違えることもあるでしょう。

間違えたときはわかるところからやり直すか、そのまま続けても問題はありません。

食べさせる順番は基本的なものなので、絶対に順番どおりじゃないといけないわけではありません。

あくまでも「赤ちゃんを祝う気持ちを持つことが大切」なのです。

関西と関東のお食い初めの違い

関西と関東ではお食い初めの儀式に違いがあります。関西と関東で大きく違うのは食べものです。

  • 鯛の代わりに関西では「ホウボウ」を使う。
  • 歯固めの石の代わりに関西では「たこ」を使う。

ホウボウには「鯛と同じく魔よけの意味がある」ので使われています。

たこには「多幸(たこう)」という語呂合わせや、「たこの吸盤のようにきれいな歯並びになるように」という願いを込めているのです。

お食い初めとは?

お食い初め(おくいぞめ)とは、赤ちゃんが生まれて100日目にする「赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式」です。

この儀式には「赤ちゃんが一生食べものに困らないように」という願いが込められています。

お食い初めには祝い膳を用意するのがしきたりです。

祝い膳とは、うるし塗りの食器を並べて一汁三菜(いちじゅうさんさい)の料理を盛りつけたもの。

 

 

そして赤ちゃんに料理を食べさせる真似をしたあと、歯固めの儀式をするのが「お食い初め」の儀式です。

難しそうだと思うかもしれませんが、分かりやすく解説していくので安心してください。

お食い初めはいつ誰がするの?

お食い初めの儀式は「いつ・誰が」すればいいのでしょうか?

初めてのパパとママはお食い初めについて何となくは知っていても、正しいマナーがわからずに迷ってしまうかもしれませんね。

お食い初めはいつするの?

お食い初めはもともとは赤ちゃんが生まれて100日目にする儀式ですが、今では生まれて100日〜120日の間にします。

この期間であれば、特別キリのいい日を選ばなくてはいけないわけではありません。

赤ちゃんの体調いい日やお食い初めに参加する人たちの都合で日程を決めるといいでしょう。

大安などお日柄がいい日を選ぶのもおすすめです。

大安についてはこちらの記事でくわしく書いています。

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お食い初めは誰がするの?

お食い初めは誰がするのか?それは赤ちゃんの性別によって違います。

実は赤ちゃんが「男の子か女の子か」によって、お食い初めの儀式をする人が変わるのです。

お食い初めの儀式をする人、つまり赤ちゃんに料理を食べさせる真似をするのは養い親(やしないおや)と呼ばれます。

養い親は「お食い初めに参加している家族の中で赤ちゃんと同性の最年長の人がする」ことになっています。

最年長の人がお食い初めをする理由は、最年長の人の「長寿にあやかるため」です。

お食い初めの儀式をする人
  • 赤ちゃんが男の子のときは、お食い初めの儀式に参加している「最年長の男性」
  • 赤ちゃんが女の子のときは、お食い初めの儀式に参加している「最年長の女性」

お食い初めには誰を呼ぶの?

お食い初めの儀式は、昔は家族だけではなく親せきや友人も呼んで盛大にお祝いをしていました。

しかし今では赤ちゃんのパパとママそれぞれの両親を呼んでお祝いをすることが多くなっています。

他の親せきが参加することは少なくなっていますが、パパとママの実家の両親は参加することが多いようです。

お食い初めに参加する人
  • 赤ちゃん
  • 父親
  • 母親
  • 父親の両親
  • 母親の両親

両親たちの住んでいるところが遠いときは、どちらかの両親を呼ぶか父親と母親だけでもかまいません。

お食い初めに必要なもの

お食い初めをするときに必要なものは4種類です。これは必ず用意してくださいね。

  1. お食い初めの料理
  2. お食い初め用の食器
  3. 祝い箸
  4. 歯固めの石

とはいえ最近では「お食い初めセット」という、料理一式がセットになったものがインターネット通販でも売られているので、昔と比べて準備が簡単になっています。

 

しかし意外と金額がかかってしまうので、予算に応じて利用するようにしてください。

お食い初めの料理を作ってくれるレストランなどもあるので、自宅の近くで探してみてもいいでしょう。

お食い初めの料理は何が必要?

お食い初めの料理のメニューは、「一汁三菜」を用意するのが基本です。

  1. 魚(鯛)
  2. ごはん(赤飯)
  3. お吸いもの(はまぐり)
  4. 煮もの
  5. 香のもの(お漬けもの、なます)

お食い初めのメニューはこの5種類で、魚は「めでたい」と「魔よけ」の意味を込めて鯛が使われることが多いです。

ごはんは魔よけの色である赤色の「赤飯」を用意するのが一般的になっています。

お食い初め用の食器とはどんなもの?

お食い初め用の食器は、うるし塗りのおわんを使うのが一般的です。

男の子用のおわんは外側も内側もすべてうるし塗りで、女の子用のおわんは外側は黒塗りで内側はうるし塗りのものを使います。

食器は買って用意するのが一般的ですが、レンタルもあるので活用してみてください。

お食い初めの食器は何度も使うものではないので、レンタルで済ますという家庭もあるようです。

祝い箸とはどんなもの?

祝い箸(いわいばし)とは、お祝いごとに使われる「柳の木でつくられたお箸」で、箸の両側の先が細くなっているのが特徴です。

お正月に食べる「おせち料理を食べるときに使うお箸」といえば、イメージしやすいかもしれませんね。

祝い箸は形が末広がりになっているので縁起がいいとされています。

歯固めの石とはどこで手に入るの?

歯固め(はがため)の石は、お宮参りに行ったときに「神社でもらう」のが一般的です。

他には神社の境内や河原で拾ってきた石を使うこともあります。

どちらの石を使うにしても、1度熱湯でしっかり消毒してから使うようにしてください。

今はインターネットでもお食い初め用の歯固めの石を売っています。

 

 

まとめ

お食い初めについて解説してきましたが、お食い初めのやり方の順番についてもう一度確認しておきましょう。

  1. ごはん
  2. お吸いもの
  3. ごはん
  4. ごはん
  5. お吸いもの

この順番で3回くり返したあとに、歯固めの儀式をします。

お食い初めは準備をするのが大変ですが、大切なのは赤ちゃんの健康と長寿を祈る気持ちです。

集まった家族みんなで、盛大にお祝いしてあげてくださいね。