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自信がない子どもの自信を取り戻す方法|今日から試せる効果的な声かけ

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「うちの子、自信がなくてすぐに『どうせ無理だよ』って諦めちゃう…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私も以前、息子が習い事でうまくできないたびに「やっぱり僕はダメだ…」としょんぼりしてしまう姿に、胸がギュッと苦しくなりました。

でも、ある声かけを意識するようになってから、少しずつ「やってみようかな」と前向きな言葉が増えていったんです。
今回は、私が試してみて効果を感じた【子どもの自信を取り戻す声かけ】についてお話しします。

子どもが自信をなくすのはどんなとき?

失敗が続いたとき

我が家の息子も、鉄棒の逆上がりがなかなかできなかったときがありました。
何度やっても足が回らなくて、最後には「僕だけできない…」と泣き出してしまったこともあります。
そんな姿を見ていると、「大丈夫だよ、いつかできるよ」と声をかけながらも、親としても胸が痛くなりました。

大人でも、何度も失敗が続くと「もう無理かも」と感じてしまうことってありますよね。
料理や仕事で何度やってもうまくいかないと、「私ってダメだな…」と思うことがあるように、子どもにとっても失敗が続くことは心に大きなダメージを与えます。

特に子どもは経験値が少なく、失敗=自分はダメと結びつけやすいもの。
だからこそ、できないことに向き合うとき、親がどんな声をかけるかでその後の気持ちが大きく変わると感じています。

周りと比べてしまったとき

学校や習い事では、どうしてもお友だちと自分を比べる場面があります。
「〇〇ちゃんはできるのに」「僕だけダメだ」そんなふうに感じると、一気に自信がしぼんでしまいます。

以前、息子が漢字テストで思うような点数が取れなかったとき、「〇〇くんはいつも100点なのに…」と悲しそうに言ったことがありました。
私はつい「比べなくていいんだよ」と返してしまいましたが、本人の中では「できない自分」が恥ずかしくて仕方なかったんだと思います。

比べる気持ちは自然なものですが、比べることで「やってみよう」という気持ちがなくなってしまうと、子どもにとって大切な挑戦の芽がつぶれてしまうこともあります。

自信を取り戻すために大切なこと

できたことを具体的に褒める

私は息子に対して「すごいね!」と褒めるだけでなく、「今の蹴り上げるタイミングが上手だったよ」と具体的に伝えるようにしました。
すると、「そう?じゃあもう一回やってみる!」と顔がパッと明るくなるんです。

ただ「すごい」「えらい」と言われるよりも、「どこが良かったのか」がわかると、子ども自身も「ここはできたんだ」と自信を持てるようになるんですよね。

たとえば、絵を描いたときにも「上手だね」だけでなく、「この色の組み合わせがきれいだね」「ここに花を描いたんだね」と伝えると、「次はこうしてみよう」と新しい挑戦につながることが多いです。

漠然と褒めると、そのときは嬉しくても自分の成長として実感しにくいもの。
でも、具体的に褒めることで「自分にはこんないいところがあるんだ」と感じられ、次への意欲や自信へとつながっていくのだと思います。

失敗を否定しない

逆上がりに挑戦しているとき、できなくて泣いている息子に「そんなに泣かなくてもいいでしょ」と言いたくなる気持ちもありました。
正直、何度も泣かれると「またか…」とため息が出そうになるときもありますよね。

でも、「悔しかったね。頑張ってるもんね」とまずは気持ちに寄り添うようにしました。
「泣かないで」ではなく、「泣きたいくらい悔しかったんだよね」と受け止める。
それだけで息子も少し落ち着いて、「もう一回だけやってみる」と自分から挑戦してくれたんです。

子どもにとって、失敗は恥ずかしいことではなく「頑張ってる証拠」だと感じられるようになると、挑戦することへのハードルがぐんと下がる気がします。

効果的な声かけの具体例

「できる・できない」ではなく「挑戦したこと」を褒める

以前、マラソン大会でビリになった息子に、「遅かったね」と言ってしまいそうになりました。
本当は「頑張ってたよ」と思っていても、つい結果を見てしまう自分がいて、言葉選びに迷ったんです。

でも、そのときはぐっとこらえて、「最後まで諦めずに走りきったね!」と声をかけました。
すると、少し誇らしそうに「うん」と笑ってくれたんです。
順位は関係なく、最後まで走ったこと自体がすごいこと。
その挑戦を認めてもらえたことで、息子も「頑張ってよかった」と思えたのかもしれません。

結果よりも、挑戦したことや努力したことを認める言葉は、子どもにとって大きな励みになります。
「また頑張ってみようかな」という気持ちを育てるためには、できるかできないかだけでなく、【やってみたこと自体】を褒めることが大切だと感じました。

「〇〇できたらすごいね」ではなく「〇〇してるのがいいね」

習字の練習で上手に書けたときも、以前は「上手だね!」とだけ言っていました。
もちろんそれでも喜んでくれるのですが、最近は「一文字一文字、集中して書いてるのがすごくいいね」と伝えるようにしています。

すると、字の上手さよりも「頑張ってる自分」に自信を持てるようになるようです。
結果だけを褒められると、「上手にできなかったら褒めてもらえない」と思ってしまうこともありますよね。
でも、過程や姿勢を認める声かけなら、失敗しても「でも、頑張ったもん!」と前向きに思えるようになるんです。

先日も、漢字ドリルをやっているときに「今日はいっぱい練習してるね。字の形も意識して書けてるね」と声をかけたら、「だって昨日よりきれいに書けるようになりたいから!」と嬉しそうに話してくれました。

自信をつけるための家庭での工夫

家で小さな「できた!」を積み重ねる

お手伝いでもなんでも、小さなことで「ありがとう」「助かったよ」と伝えるようにしています。
洗濯物を畳んでくれたとき、靴を揃えてくれたとき、
「わぁ、すごいね!」と声をかけるだけでなく、「ママ、すっごく助かっちゃった!」と伝えると、
「僕も役に立てるんだ」と嬉しそうにしています。

先日も、夕飯のときにお箸を並べてくれただけで、「ありがとう、ママすごく助かったよ」と言ったら、
「明日はスプーンも出してあげるね!」と張り切っていました。
たとえ小さなことでも、「自分が家族のためにできることがある」という感覚は、子どもの自己肯定感を育てる大きな一歩になると感じています。

さらに、我が家では「できたことボード」を冷蔵庫に貼っていて、息子が自分で「今日できたこと」を書けるようにしています。
「靴を揃えた」「宿題を一人でやった」など、どんな小さなことでもOK。
書いたあとに「今日もたくさんできたね」と声をかけると、誇らしげに笑ってくれます。

親自身が失敗を見せる

私は料理中に卵を落としたとき、「あちゃー、割っちゃった!でも大丈夫、拭いたらいいだけだね」と笑って見せました。
すると息子が「僕も失敗してもいい?」とポツリ。
「もちろんだよ、失敗してもいいんだよ」と言うと、安心したように頷いていました。

それ以来、息子も失敗を隠さずに「間違えちゃった!」と言えるようになり、「どうしたらいいかな?」と自分で考えることも増えてきました。

親が失敗をどう受け止めるかを見せることで、子どもも失敗を恐れず挑戦できるようになるんだと実感しました。
私自身、昔は「失敗=恥ずかしいこと」と思っていたけれど、今は「失敗って次に活かせるヒントだよね」と伝えるようにしています。

まとめ|声かけで子どもの自信を育てよう

子どもが自信をなくしているとき、親としてできることはたくさんあります。
私自身、つい結果ばかりに目がいってしまいがちでしたが、「頑張ったこと」「挑戦したこと」を認める声かけを意識するようになってから、息子が前向きな言葉を口にすることが増えました。

もし今、子どもの「自信がない…」という言葉に胸を痛めているなら、
今日紹介した声かけを一つでも取り入れてみてください。
きっと、少しずつでも「僕ならできるかも」という気持ちが育っていくはずです。