神輿渡御の読み方や意味とは?神輿の歴史や練り歩きの5つの手順

神輿

お祭りでは神輿(みこし)をかついで練り歩くのが定番ですが、「神輿渡御(みこしとぎょ)」という言葉は、あまり聞き慣れないのではないでしょうか。

しかも、神輿やお祭りは身近に感じていても、神輿の歴史は意外と知られていないようです。

この記事では

  • 神輿渡御の読み方や意味
  • 神輿の歴史
  • 神輿渡御(練り歩き)の5つの手順

など、神輿渡御や神輿について解説していきます。

神輿渡御の読み方や意味は?

神輿渡御は「みこしとぎょ」と読みます。

お祭りのときには神社から神輿を出して、たくさんの人が神輿をかついで街を練り歩きますよね。これが神輿渡御です。

つまり、神輿渡御の意味は「神輿で練り歩くこと」なのです。

神輿渡御をする理由

神輿渡御をする理由は、神さまが神輿にのって街を練り歩き、大きな力を振りまいて人々の「災い」を清めるためです。

そして、練り歩きのときに神輿を激しく揺さぶるのは、さらに神さまの力を高めて豊作や大漁を願う理由があります。

神輿の歴史は?神輿をかつぐ理由

神輿は神さまが神社から外出するための「乗りもの」ですが、神輿の歴史には様々な説があるようです。

ここでは、有力と言われている1つの説をご紹介します。

神輿の歴史

もともと、人々はいろいろな場所に移動しながら、狩りをしたり食べ物を集めたりして暮らしていました。

そこでは収穫祭というお祭りが開かれていて、この収穫祭で使われていた祭壇(さいだん)が神輿のはじまりと言われています。

つまり、「祭壇=神輿」ということです。

神輿は収穫祭がおわると壊されて、人々が毎年移動した場所で新しく神輿を作って神さまを迎えていました。

やがて人々は農業をはじめ、1つの土地に長く住むようになりました。

すると、神さまも1つの土地に住むことが求められるようになり、神さまの居場所として「神社」が作られたのです。

そして、神さまが外に出るための乗りものとして、いまの形の神輿になりました。

これが神輿の歴史です。

神輿をかつぐ理由

神輿をかつぐ理由は、人より高い位置でかつぐことで「神さまを尊敬する気持ち」を表しています。

ですので、練り歩きで休憩するときも、神輿を地面に置いたりせずに台の上に置いているのです。

お祭りのさりげない場面でも、人々の「神さまを尊敬する気持ち」が行動に現れていたのですね。

神輿渡御(練り歩き)の5つの手順

神輿で練り歩く神輿渡御の5つの手順をご紹介します。

  1. 宮出し・・・神社で神さまを神輿に乗せて、神輿が神社の境内から出る
  2. 練り歩き・・・神輿渡御
  3. お旅所(おたびしょ)・・・神輿渡御のとき仮に神輿を置いておく場所
  4. 練り歩き・・・神輿渡御
  5. 宮入り・・・神輿渡御がおわって神輿が神社の境内に入り、神さまが神社へ戻る

このような手順で、神輿渡御をしています。

まとめ

神輿渡御(みこしとぎょ)の読み方や意味、そして神輿の歴史について書いてきました。

「日本人は祭り好き」と言われるほど、お祭りは日本の伝統文化として根づいていますよね。

お祭りには神輿や神輿渡御は欠かせないので、今後も変わらず多くの人に受け継いでいってほしいものです。