神社やお寺で引いたおみくじは境内で「おみくじかけ」に結んで帰る人が多いのですが、家に持ち帰る人もいますよね。
大事にしまっておく人もいるでしょうが、問題はおみくじを捨てたくなったとき。おみくじを家で捨てても大丈夫なのか気になるはず。
実は家に持ち帰ったおみくじは家で捨てても大丈夫です。
この記事では
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- おみくじの家での捨て方の手順
- おみくじを家で捨てても大丈夫なの?
- おみくじを捨てるタイミング
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など家に持ち帰ったおみくじの捨て方について、くわしく解説していきます。
目次
おみくじを家で捨てても大丈夫なの?
神社やお寺でおみくじを引いて大吉だったときなどは、おみくじを家に持ち帰る人もいますよね。
しかし家に持ち帰ったおみくじは、家で捨てても大丈夫なのでしょうか?
「おみくじは縁起ものなので、ゴミ箱に捨てるとバチが当たるのでは?」という心配がありますよね。
実はおみくじは家で捨てても大丈夫です。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2020/11/915546B.jpg” name=”” type=”l”]おみくじに「感謝の気持ち」を持って捨てることが大切です。[/voice]
家に持ち帰ったおみくじの捨て方4つ
神社やお寺から家に持ち帰ったおみくじの捨て方は4つあります。
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- 家で捨てる
- おみくじを引いた神社やお寺に返す
- おみくじを引いた神社やお寺に郵送で返す
- 近くの神社やお寺に返す
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この4つの中で1番気になるのは「家で捨てる方法」ですよね。
[aside type=”normal”] 細かくいえば、他の3つは捨てるのではなく神社やお寺に返す方法になります。 [/aside]
おみくじの家での捨て方の手順を解説
おみくじを家で捨てると「バチが当たるのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、正しい捨て方をすれば大丈夫です。
それではおみくじの捨て方の手順を解説していきます。
手順1.準備するもの
まず用意するのは
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- 封筒
- 粗塩
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どちらも100円ショップやスーパーで売っているものなので、すぐに用意できますね。
封筒はおみくじを入れるためのもので、色は白でも茶色でもかまいません。
粗塩はお清めに使うもので、「伯方の塩」のような粒が大きいザラザラした塩を準備してください。
手順2.おみくじを封筒に入れて粗塩を入れる
次におみくじを封筒に入れて、準備した粗塩も一緒に封筒に入れます。
これでおみくじのお清めは完了です。
手順3.可燃ごみに出す
後は封をして可燃ごみに出すだけです。簡単ですよね。
封筒が開いてしまわないように、しっかり封をしてください。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546c.jpg” name=”” type=”l”]おみくじは神さまや仏さまからのメッセージなので、そのままゴミ箱にポイッと捨てるのはNGです。[/voice]
おみくじを神社やお寺に返す
家に持ち帰ったおみくじを家で捨てる以外にも、神社やお寺に返すという方法もあります。
おみくじの返納の方法は3つです。
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- おみくじを引いた神社やお寺に返す
- おみくじを引いた神社やお寺に郵送で返す
- 近くの神社やお寺に返す
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返し方1.おみくじを引いた神社やお寺に返す
おみくじを返す方法の中で1番いいのは、おみくじを引いた神社やお寺に返す方法です。
神社やお寺に行くと、境内に「おみくじかけ」というおみくじをかける場所があります。
持ってきたおみくじをこの「おみくじかけ」に結んでください。
これでおみくじの返納は完了です。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546d.jpg” name=”” type=”l”]木の枝に結ぶ人もいますが折れることもあるので、「おみくじかけ」に結ぶのがおすすめ。[/voice]
他にも神社やお寺にはおみくじを返納する場所があります。
[box class=”glay_box” ]
- 古札入れ(ふるふだいれ)
- 古札納札所(ふるふだのうさつしょ)[/box]
おみくじを古札入れや古札納札所に返納してもかまいません。
返し方2.引いた神社やお寺に郵送で返す
ただ、おみくじを引いた神社やお寺が遠いときもありますよね。
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- 地方に住んでいて東京の明治神宮に行っておみくじを引いたとき
- 旅行先の京都のお寺でおみくじ引いたとき
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たとえば、こんなときおみくじを引いた神社やお寺にわざわざ返しに行くのは大変ですよね。
そこでおすすめしたいのが、おみくじを引いた神社やお寺に「郵送で」返すという方法です。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546b.jpg” name=”” type=”l”]神社やお寺によっては郵送での返納ができないところもあるので、前もって確認してください。[/voice]
返納したおみくじは神社やお寺でお焚き上げ(おたきあげ)をしてくれます。「お焚き上げ希望」と書いて封筒に入れて返納してください。
お焚き上げとは「おみくじやお守りなどを燃やして神さまや仏さまにお返しすること」です。
[aside type=”normal”] 神社やお寺によっては、お焚き上げが有料のところもあるので、前もって確認が必要です。 [/aside]
返し方3.近くの神社やお寺に返す
他には近くの神社やお寺に返す方法もあります。
気をつけてほしいことは返す場所。
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- 神社で引いたおみくじは「神社」に返す
- お寺で引いたおみくじは「お寺」に返す
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「神社は神さま」で「お寺は仏さま」なので、神社で引いたおみくじは神社へ、お寺で引いたおみくじはお寺に返すようにしてください。
返納する場所は
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- 古札入れ(ふるふだいれ)
- 古札納札所(ふるふだのうさつしょ)
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この場合はおみくじを封筒に入れて返すのがいいでしょう。
おみくじを捨てるタイミングは?
おみくじを捨てるタイミングは特に決まっていないので、いつでも問題ありません。
おすすめはおみくじの効力がなくなると言われている1年後です。
他には
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- 願いが叶ったとき
- 初詣のときに一緒に返納する
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このタイミングで捨てたり返すのもいいでしょう。
まとめ
おみくじの家での捨て方について書いてきましたが、正しい方法であれば家でもおみくじを捨てることができます。
ただしどんな方法を選んで捨てるときも、おみくじに感謝の気持ちをもって捨てるのを忘れないようにしてくださいね。