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年賀状の文例に迷ったら?家族で使えるあたたかい挨拶例まとめ

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毎年やってくる年賀状シーズン。
忙しい年末に「今年はどんな文章にしよう…」と悩むのが恒例になっている我が家。でも、せっかくなら、送る相手の顔を思い浮かべながら、ほんのり心があたたまるようなメッセージを届けたいですよね。

とくに家族で使う年賀状は、夫婦連名・子どもの成長報告・家族写真入りなど、ちょっとした一工夫でグッと印象が変わります。

この記事では、子育て中のご家庭でも手軽に使える文例をテーマ別にご紹介します。「何を書けばいいかわからない…」と悩んでいる方にも、ヒントになるような実例をたっぷり載せています。

家族連名で使える年賀状文例

夫婦や子どもと連名で年賀状を出すときは、形式ばらず、でも心が伝わるような親しみやすさを意識しています。
誰に送るかによって印象が変わるからこそ、相手に合わせた文面の工夫が大切なんですよね。

たとえば、親しい友人にはカジュアルに、職場関係や年上の親戚には少し丁寧に。文面をちょっと変えるだけで、受け取ったときの印象がぐっと良くなります。

年賀状に家族写真を添えたり、子どもの名前も一緒に書くと、「今年も元気そうで何より」と嬉しい反応をもらえることが多いです。

カジュアルな挨拶を添える場合

あけましておめでとうございます  
昨年は大変お世話になりました  
本年も家族共々よろしくお願いいたします!

親しい友人や同年代のご夫婦、ママ友などに向けては、このようなフランクな文面がぴったり。
年賀状全体のトーンも明るめに仕上げると、より親しみやすさが伝わります。

+αの一言を入れるとこんな感じにアレンジも可能です。

  • 「〇〇(子ども)が今年は小学生になります。ぜひ遊んでくださいね!」
  • 「またみんなで集まれたら嬉しいです!」

季節の挨拶に家族の近況をさらりと加えるだけで、ぐっと距離が縮まる感じがしますよね。

夫婦ふたりだけの場合の文例

新しい年が皆さまにとって素晴らしい一年になりますように  
今年も夫婦仲よく、笑顔で過ごしたいと思っています

子どもがいないご家庭や、夫婦ふたりの生活を丁寧に楽しんでいるご夫婦には、落ち着いた文面がしっくりきます

たとえば、以下のように少し文語調にアレンジすると、目上の方や職場関係の方にも違和感のない印象に仕上がります。

謹んで新春のお慶びを申し上げます  
皆さまのご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます

逆に、親しい相手なら、こんな風に少しユーモアを交えてもいいかもしれません。

夫婦ふたり、のんびりしたお正月を過ごしています  
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

イラストや写真に和のテイストを入れると、シンプルな言葉でもぐっと雰囲気が出ておすすめです。年始らしい晴れ着姿や初詣の風景を背景に使うのも◎。

子どもの成長を伝える年賀状文例

子育て中の私たちにとって、年賀状は“家族の歩み”を伝える貴重な場でもあります。

我が家でも、毎年息子の写真を入れて「こんなに大きくなりました!」という気持ちを込めて送っているのですが、毎年恒例のこのやり取りが、離れて暮らす親戚や友人とのつながりを保ってくれているように思います

文章にはほんのひとこと添えるだけでも、子どもの成長や家族の雰囲気が伝わるもの。形式にこだわらず、今の“家族らしさ”を出すことを意識して書くようにしています。

年齢を入れて成長を伝える

あけましておめでとうございます  
〇〇は今年5歳になります!  
毎日元気いっぱいで走り回っています  
お近くにお越しの際はぜひ遊びにいらしてください

年齢を具体的に入れると、受け取った人が成長をよりリアルに感じてくれます。

「今年は七五三を迎えました」「ついにランドセルを買いました!」など、今だけの節目や出来事を一言加えると、読んだ人の印象に残りやすくなります。

例:

  • 「昨年は初めてのお泊まり保育に挑戦!少しだけたくましくなりました」
  • 「ひらがなを覚えて、最近は手紙を書くのがブームです」

送る相手が祖父母や親戚なら、日常のエピソードを一行添えるだけでも喜ばれるものです。

また、文末に「遊びに来てくださいね」「またお会いできるのを楽しみにしています」などのひとことを入れると、年賀状が“近況報告+招待状”のようなあたたかさを持つようになります。

兄弟姉妹がいる場合

にぎやかな3兄弟に振り回されながらも  
笑いの絶えない毎日を送っています!  
今年も家族みんなで元気に過ごしたいと思います

兄弟姉妹がいるご家庭では、“にぎやかさ”や“ドタバタ感”がそのまま家族の魅力になるんですよね。

あえて「落ち着かない毎日です(笑)」のようなフレーズを入れると、共感してもらいやすくなります。特に同じように子育てをしている友人や親戚からは「わかるわかる!」という反応が返ってきやすいです。

アレンジ例:

  • 「三兄弟に振り回されつつも、にぎやかに年末年始を迎えています」
  • 「今年は長男が受験生。下の子たちは相変わらず元気すぎて大騒ぎ!」

また、写真に一人ずつ名前や年齢を添えるのもおすすめです。「〇〇(8歳)/〇〇(5歳)/〇〇(3歳)」と並べるだけで、受け取った側がぐっと想像しやすくなります。

このように、年賀状は単なる新年の挨拶にとどまらず、家族の“今”を届ける便りになります。
特に子どもが小さいうちは成長が早いぶん、毎年が変化の連続。その一瞬一瞬を、年賀状に残すつもりで書いてみると、あとから見返すのも楽しみになりますよ。

写真入り年賀状に添えるひとこと文例

最近は、家族写真を入れた年賀状を作る方が増えてきましたよね。我が家も毎年、子どもや家族の“今”を残したいという気持ちから、写真入りのデザインを選んでいます

でも、写真がメインになると「文章はどうしよう?」と悩みがち。そんなときは、長いメッセージよりも、短くて温かいひとことが引き立ちます

写真のテイストや雰囲気に合わせて言葉を選ぶと、ぐっと印象がよくなります。以下に、写真の種類ごとにおすすめの文例をご紹介します。

笑顔の家族写真に添える

笑顔の一年になりますように  
本年もどうぞよろしくお願いいたします

家族そろっての笑顔写真や、外で遊ぶ元気な姿にぴったりのフレーズです。年始のあいさつらしく、明るく前向きな雰囲気を大切にしています。

ほかにも使えるひとこと例:

  • 「笑顔あふれる一年になりますように」
  • 「2025年もどうぞよろしくお願いいたします」
  • 「家族みんな、元気に過ごしています!」

ちょっとしたアレンジで、自分らしさが伝わる言葉になります。たとえば、笑顔写真なら「今年もいっぱい笑って過ごそう!」のような少しくだけた口調でも◎。

写真の背景に季節感があれば、それに合わせて言葉を添えるのもおすすめです。

例:

  • 初詣の写真 → 「今年も元気に初詣からスタートしました」
  • 七五三の写真 → 「七五三を迎えました。成長を感じる一年でした」

こうした“季節のイベントと結びつける言葉”は、読み手の印象にも残りやすくなります。

自然体なスナップに添える

日々のあれこれに追われながらも  
家族の時間を大切に過ごしています

あえてスタジオ撮影などをせず、普段の生活の一コマを切り取ったような写真には、肩の力が抜けたナチュラルな言葉がしっくりきます

朝のリビングでの一枚、夕暮れに散歩する後ろ姿など、「いつもの日常」こそが今しか残せない宝物なんですよね。

自然体な写真に合うひとこと例:

  • 「毎日バタバタですが、笑顔を忘れずに過ごしています」
  • 「慌ただしい日々の中でも、家族の時間が何よりの癒しです」
  • 「変わらない毎日に、変わらぬ感謝を込めて」

こうした言葉は、子育て中のご家庭や共働き世帯の方からも共感されやすく、「わかる〜」と心が和む内容になります。

また、写真に小さな“遊び心”を取り入れている場合(変顔・ジャンプ・おそろいコーデなど)は、それに合わせたユニークなひとことも好印象です。

例:

  • 「子どもたちのポーズ、誰が一番キマってる?」
  • 「親は必死、子は自由!そんな毎日です(笑)」

“等身大の家族らしさ”を大切にしている人には、こういった言葉選びが刺さります。

このように、写真のタイプやシチュエーションに合わせて言葉を工夫することで、“写真と文の一体感”が生まれ、受け取った人にも伝わりやすくなります。

年賀状の言葉は、難しく考えすぎず、写真を見ながら「どんな気持ちだったかな?」と思い出すところからスタートすると、自然に言葉が出てきますよ。

祖父母や親戚向けの丁寧な年賀状文例

「親しき仲にも礼儀あり」とはよく言いますが、特に年長の親戚や祖父母への年賀状には、丁寧で誠実な言葉遣いを心がけるようにしています。

毎年送っていても、少しだけ言葉に変化をつけると、「ちゃんと考えてくれたんだな」と伝わる気がするんです。

また、祖父母や年配の親戚には、子どもの名前や近況を入れるだけでとても喜んでもらえることが多く、「〇〇ちゃん、もうそんなに大きくなったのね」と、後日電話やお手紙をいただくこともあります。

文面だけでなく、子どもの手書きのメッセージや簡単なイラストを添えると、グッと温かみが増します。

孫からのメッセージ風に

いつもあたたかく見守ってくださりありがとうございます  
〇〇もすっかり大きくなり、来春から小学生です  
今度お会いできる日を家族みんなで楽しみにしています

祖父母宛てには、感謝と近況報告をセットにした文面が喜ばれます
特に孫の成長を伝えると、「楽しみにしていたよ」「元気そうで安心した」と、嬉しい反応が返ってくることも。

より丁寧にアレンジした例:

  • 「旧年中は変わらぬご厚情を賜り、心より御礼申し上げます」
  • 「〇〇も本年より小学校に通うようになります。おかげさまで元気に成長しております」
  • 「今年も皆さまにとって穏やかで実り多い一年となりますよう、お祈り申し上げます」

また、こんな一文を添えると、より親しみやすく自然な印象になります。

  • 「いつもお手紙ありがとうございます。とても励みになっています」
  • 「おじいちゃん・おばあちゃんにまた会えるのを楽しみにしています!」

祖父母がスマホを使えるなら、写真を送ったあとに「届いた?」と一言LINEするのもおすすめ。年賀状の延長線でコミュニケーションが生まれやすくなります。

冠婚葬祭でお世話になった親戚へ

昨年はご厚情を賜り、誠にありがとうございました  
本年も変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます

葬儀や結婚式、法事などでお世話になった親戚の方には、フォーマルな文面を選ぶのが安心です。
とくに「目上の方」や「会社関係にも関わる親族」の場合は、カジュアルすぎる表現は避けたほうが無難です。

よりかしこまった表現の文例:

  • 「謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます」
  • 「本年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます」

「ご指導」や「ご交誼(こうぎ)」などの言葉は、少しかしこまった印象を与えることができるので、丁寧さが求められる相手にぴったりです。

夫婦連名で出す場合も、以下のような構成で書くとバランスがとれます。

謹賀新年  
旧年中は温かいご厚情を賜り、誠にありがとうございました  
本年も変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます  
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

写真入り年賀状であっても、文面がしっかりしていれば違和感はありません。背景に落ち着いた色味を選んだり、和風のフレームにすると、より品よくまとまります。

このように、祖父母や親戚への年賀状は「形式+心づかい」のバランスが大切です。

丁寧な言葉の中に、あなたの家族の温もりや感謝の気持ちが自然ににじむような文面を意識してみてください。

友人・ママ友向けのカジュアル文例

ママ友や学生時代の友人など、気心の知れた相手への年賀状は、かしこまらず“ちょっとした近況報告+ひと笑い”くらいの軽さがちょうどいいなと感じています。

あまり堅苦しい言葉だと逆に他人行儀な印象になるので、普段の会話の延長のような言葉選びを意識しています。

とはいえ、年賀状は一年に一度のごあいさつ。
くだけすぎず、「ちゃんと気にかけてるよ」という気持ちが伝わるよう、“共感”や“ちょっとした感謝”を織り交ぜるのがポイントです。

同じ年頃の子どもを持つ友人へ

あけましておめでとう!  
お互い子どもに振り回されっぱなしの一年だったね(笑)  
今年もおしゃべりしながら乗り切ろう!

この文例は、育児に追われるママ同士だからこそ通じる“疲れと笑い”の共有がベースになっています。
子育てに奮闘中の今、こういう何気ない言葉が一番ホッとするんですよね。

少しアレンジしたバリエーション:

  • 「最近、自由時間って何?って感じだよね(笑)」
  • 「子ども同士がケンカしてても、私たちは仲良くいよう(笑)」
  • 「今年も“あそこのカフェ集合”でリフレッシュしましょ!」

文末にクスッと笑えるフレーズを加えることで、受け取った相手の気持ちがふっと軽くなる、そんな文面を心がけています。

年賀状に家族写真を載せる場合も、「〇〇(子ども)もすっかり大きくなりました!相変わらず食欲は一人前です(笑)」のように、ちょっとしたツッコミを添えると親近感がアップします。

久しぶりの友人に向けて

ご無沙汰しています!  
SNSでは見ていたけど、お互いすっかり親になりましたね  
今度ゆっくり会えるのを楽しみにしています♪

久々の連絡になる相手には、「会いたい気持ち」「つながっていたい気持ち」が伝わる内容にしています。

SNSでつながっている友人とはいえ、やっぱり“手紙という形で届く言葉”には特別な温かさがありますよね。

アレンジ文例:

  • 「写真で子どもたちを見てるけど、会うたびに大きくなっててビックリ!」
  • 「会えてないけど、あの時の空気感がいまだに忘れられない(笑)」
  • 「お互いバタバタだと思うけど、時間ができたらお茶でも!」

また、出産・転居・転職など節目のタイミングを知っている相手には、それに触れるのも好印象です。

例:

  • 「ご出産おめでとうございます!落ち着いたらぜひ会いたいな」
  • 「引っ越し先の暮らしはどう?よかったら遊びに行かせてね」

こうした一言を加えるだけで、「ちゃんと覚えていてくれたんだ」と嬉しくなります。

ママ友や友人への年賀状は、“肩肘張らずに、でも心を込めて”がいちばんちょうどいい距離感

育児・仕事・家庭…と忙しい日々の中で、改めて言葉を交わす機会が少なくなっている今だからこそ、年賀状はほんの少しの気持ちを届ける絶好のチャンスです。

「最近どうしてるかな?」という気持ちが、ちゃんと届く年賀状にしていきたいですね。

まとめ|家族らしさの伝わる年賀状で、新年のご挨拶を

年賀状って、つい「義務感」で書いてしまいがちだけど、ちょっとだけ言葉を変えるだけで、ぐっとあたたかさが伝わるものなんですよね。

家族みんなで「今年はどんなことを伝えようか?」と話しながら作るのも、年末の楽しい時間になります。

もし今、「何を書けばいいかわからない…」と感じているなら、この記事の文例をベースにしてみてください。ほんの少し手を加えるだけで、きっと“あなたの家族らしさ”が伝わる一枚になります。

今年の年賀状、ちょっとだけ気持ちを込めて、始めてみませんか?