帯祝いは妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願を行う儀式ですが、帯祝いのお祝いをもらったときは、お返しにのしは必要なのでしょうか?
この記事では、帯祝いのお返しについて詳しく解説しています。
またお返しにおすすめの品物や金額の相場についても書いているので、帯祝いのお返しをする予定の方は参考にしてみてくださいね。
目次
帯祝いのお返しにのしは必要?
帯祝いのお祝いをもらった方へお返しをするときはのし紙が必要です。
家族や親せきなど、身内のお祝いのイメージが強い帯祝いですが、お返しはきちんとした形で贈るのがしきたりです。
ここではのし紙の書き方や水引の種類など、基本的なしきたりについて書いていきます。
のし紙の書き方や水引の種類
まずのし紙の表書きは「帯掛内祝」と書き、水引の種類は「紅白の蝶結び」を使います。
のし紙の表書きの下段には、夫婦の姓のみか夫婦の連名を書きましょう。
ただし「生もの」を贈るときにはのし飾りは使わずに贈るので、注意してください。
帯祝いにお返しは必要なの?
帯祝いは家族や親せきで行うお祝いなので、食事の席に身内以外の人が参加することはありません。
なので基本的には帯祝いのお祝いにお返しは必要ありません。
なぜなら家族や親せきから帯祝いのお祝いをもらった場合は、食事会を開いてごちそうを振る舞うことをお返しとすることが多いからです。
お祝いをもらうときに「お返しはいらない」と言われることがありますが、お返しに相手が気を遣わない程度のお菓子を贈るとよろこばれますよ。
お返しをした方が良いとき
帯祝いの食事に参加していない知人や友人から、帯祝いのお祝いをもらうこともあります。
そのときはきちんと帯祝いのお返しをするのがマナーです。
お返しをしなくてもお礼はする
家族や親せきからの帯祝いのお祝いに対してお返しをする必要はありません。
しかしお返しをしないときでも、必ずお礼はしましょう。
直接お礼の言葉を伝えたり、お礼状を書くのがおすすめです。
たとえ「お返しは必要ない」とされていても、お祝いをもらったことに対して、相手に感謝の気持ちを伝えることが大切なのです。
お礼状は1週間以内には相手に届くように送ることがマナーです。
帯祝いのお返しを贈る時期はいつ?
帯祝いのお返しの時期はいつが良いのでしょうか?
家族や親せきには帯祝いの当日に食事会を開いて、ごちそうを振る舞うことをお返しの代わりとすることが多いです。
もしくはお祝いの席で、菓子折りを手渡しても良いでしょう。
しかしそれ以外の、お祝いの席に参加していない人からお祝いをもらった場合などは、お祝いをもらった日から1週間〜1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
帯祝いのお返しの金額の相場は?
帯祝いのお返しの金額の相場は、もらった金額の3分の1〜5分の1を目安に準備する人が多いです。
しかし品物の金額の見当がつかないときは、だいたいの金額で問題ありません。
お返しを贈る相手が気を遣わない1000円〜5000円くらいの品物を選んでおくと良いでしょう。
帯祝いのお返しにおすすめの品3選
帯祝いのお返しにおすすめの品物3選を紹介します。
- お菓子の詰め合わせやお酒などの「日持ちのする品物」
- 親しい相手の場合は「相手の好みに合わせた品物」
- 何を贈れば良いか迷う場合は「カタログギフト」
相手の好みがわかるのであれば良いですが、わからないときはカタログギフトを贈る方も多いようです。
まとめ
以上、帯祝いのお返しについて詳しく解説してきました。
帯祝いのお祝いをもらったときは基本的にお返しは必要ありませんが、これは帯祝いには家族や親せきだけ参加するのが一般的だからです。
家族や親せき以外の人から帯祝いのお祝いをもらったときは、きちんとお返しをすることが大切です。その際はきちんと品物にのし紙をつける必要があります。
お返しをしないときでも、お礼状は必ず書くようにしましょう。お祝いをもらったことに対する感謝の気持ちを伝えるためです。
ぜひ帯祝いのお返しをするときの参考にしてみてくださいね。