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1週間で1,000円台!節約ごはんのリアル献立公開

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「また今週も食費オーバーしちゃった…」
毎月の家計簿を締めるたびに、食費の欄を見てため息をつく私。でも、外食もしてないし、むしろ頑張って自炊してるのにどうして?とモヤモヤしていました。

そんな私が、試しに1週間1,000円台チャレンジをしてみたら、意外といけたんです。もちろん家にある調味料や米を活用したり、完全自炊で工夫は必要だけど、冷蔵庫の在庫整理にもなって一石二鳥!

今回は、実際に作った節約ごはんのリアル献立とポイントを、赤裸々にお届けします。

1週間1,000円台チャレンジのきっかけ

私がこのチャレンジを思いついたのは、ある月末のこと。

給料日前で、財布の中身を確認して思わず固まりました。

「え…今月あと3,000円しか残ってない…」

電気代や保育料の引き落としもあるし、急な出費があったらどうしよう…と焦る気持ちでいっぱいでした。

でも、そんなときにふと冷蔵庫を開けてみると、
半分だけ残ったキャベツ、ちょっとしなびたにんじん、野菜室の隅に転がる大根の端っこ、使いかけの厚揚げやこんにゃく…。
「これ、なんとかならないかな…」

そんなとき、SNSを見ていると「食費1,000円チャレンジ!」という投稿が目に飛び込んできたんです。

一人暮らしの方が、1週間1,000円で乗り切ったという内容だったんですが、
「すごいなあ…私もやってみようかな」
と、半分は軽いノリで決意しました。

ただし我が家は、私・夫・小2の娘の3人家族。

正直、全食材1,000円以内は無理。でもよく考えると、お米は10kgまとめ買いしてあるし、醤油やみりん、味噌などの調味料も揃っている。
乾物も、わかめや切干大根がストック棚に眠っています。

「じゃあ、追加で買う食材だけ1,000円台にしてみよう!」

そう決めてからは、なんだかゲーム感覚でワクワクしてきて、
「このキャベツの芯も刻めば立派な具材だよね」
「もやしなら安いし、かさ増しにぴったり!」
と、どんどんアイデアが湧いてきました。

こうして始まったのが、我が家の1週間1,000円台チャレンジです。

私が実践した1週間リアル献立

ここからは、実際に作った節約ごはんのリアル献立を公開します。
お金がない…と嘆くより、あるものでどう乗り切るかを考える方が、ちょっとワクワクするものです。

【月曜日】豚こま野菜炒め&もやしスープ

購入品:もやし19円、キャベツ1/4玉48円

メニュー

  • 豚こま(冷凍庫在庫)とキャベツ、もやしの炒め物

  • 卵ともやしの中華スープ

  • 白ごはん

月曜日は、週始めで少し気合いを入れたい日。
冷凍庫に少し残っていた豚こま肉と、安くて優秀なもやし、キャベツで炒め物を作りました。

炒め物の味付けは、鶏ガラ・醤油・砂糖だけ。
とってもシンプルなのに、ご飯が進む味に仕上がります。

「ママ、今日のごはんおいしい!」
娘がそう言ってくれると、本当に救われるんですよね。

スープは、炒め物で残ったもやしと卵で中華スープに。
具材も被っているけど、別メニューとして出すと満足感が増すから不思議です。

【火曜日】厚揚げと大根の煮物

購入品:大根1/2本69円、厚揚げ49円

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  • 厚揚げと大根の甘辛煮

  • 冷奴(豆腐は在庫品)

  • 白ごはん

火曜日は、冷蔵庫にあった厚揚げと、大根を組み合わせて煮物にしました。
出汁、醤油、みりん、砂糖でコトコト煮込むと、家中にいい香りが広がってきて、「ああ、今夜は和食だなぁ」とホッとします。

厚揚げから出る旨味と、大根の甘みがしっかり染みて絶品。

この煮物、実は翌日がもっと美味しいんです。
残った分は、汁ごとご飯にかけて“煮物丼”にすると最高ですよ。

冷奴は、パックで買っている豆腐の残り。
冷たいまま食べられる副菜があると、配膳も楽ちんです。

【水曜日】カレーライス(残り野菜消費)

購入品:にんじん1本39円、カレールー98円

メニュー

  • 残り野菜(玉ねぎ・キャベツ芯・冷凍じゃがいも)とにんじんでカレー

水曜日は、週の折り返し。
疲れも溜まってきて、「今日は手抜きしたい…」と思う日。

そんなときの救世主はやっぱりカレー!
冷蔵庫にある玉ねぎ、キャベツの芯、冷凍しておいたじゃがいも、そして購入したにんじんを全部入れて煮込みました。

「やったー!今日はカレーだ!」
娘のこの一言で、私の疲れも吹き飛びます。

ちなみにキャベツの芯は、細かく切れば煮込むと柔らかくなるのでおすすめです。

【木曜日】野菜たっぷり味噌ラーメン

購入品:袋麺5食入り198円(1食あたり約40円)

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  • 袋麺味噌ラーメン+野菜炒めトッピング

木曜日は、袋麺の味噌ラーメンを使って簡単ごはん。
でも、そのままじゃなく、キャベツ・もやし・にんじんの千切りを炒めてどっさり乗せました。

これだけでボリュームも栄養もアップ。
スープはお湯を少なめにして、濃いめにするとラーメン屋さん風になります。

「お店みたいだね!」
夫も喜んでくれて、ちょっと鼻高々でした。

【金曜日】卵とじうどん&おにぎり

購入品:冷凍うどん5玉入り158円(1玉約32円)

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  • かけうどん(卵とじ)

  • 梅おにぎり

金曜日は、冷凍うどんでお手軽メニュー。

出汁をとってうどんを煮込み、最後に卵を落としてふわっと仕上げました。
卵が入るだけで、子どもはテンションアップ。

「今日は簡単ごはんでごめんね」
そう言うと娘は、「卵とじ大好きだから嬉しいよ!」とニコニコ。
ほんとに優しい子です。

おにぎりは、前日に炊いたご飯をラップで包んで冷蔵しておいたものを、レンジで温め直して作りました。

【土曜日】チャーハン&わかめスープ

購入品:特になし(冷蔵庫在庫のみで調理)

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  • チャーハン(卵・玉ねぎ・ネギ・少し残った豚こま)

  • わかめスープ(乾燥わかめと鶏ガラ)

土曜日は、冷ご飯救済デー。
前日の残りご飯に、冷蔵庫にあった玉ねぎ、卵、ほんの少し残っていた豚こまを刻んでチャーハンにしました。

ネギは、ベランダで育てている万能ネギをカット。
こういうとき、プランター菜園って本当に助かります。

スープは乾燥わかめと鶏ガラスープの素だけでOK。
簡単なのに、食卓に汁物があるとホッとします。

【日曜日】キャベツと卵のお好み焼き風

購入品:特になし

メニュー

  • キャベツと卵、小麦粉でお好み焼き風

  • マヨネーズとソースで味付け

日曜日は、家族みんなでゆっくり過ごせる日。

お好み焼き粉がなくても、小麦粉と卵、キャベツがあれば十分!
ボウルで混ぜてフライパンで両面焼き、最後にソースとマヨネーズをかければ完成です。

お肉なしでも十分満足感があって、
夫は「これ毎週食べてもいいな」って言ってくれました(笑)

節約レシピでも、みんなが笑顔で「美味しいね」と言ってくれると、本当に幸せを感じます。

1週間の合計金額と買い物リスト

今回の1週間1,000円台チャレンジで、実際に購入した食材と金額をまとめてみました。

購入品 金額
もやし 19円
キャベツ1/4玉 48円
大根1/2本 69円
厚揚げ 49円
にんじん1本 39円
カレールー 98円
袋麺5食入り 198円
冷凍うどん5玉入り 158円
合計 678円
合計金額はなんと678円!

正直、計算してみて自分でもびっくりしました。
まさか1,000円どころか、700円もかからないなんて…。
もちろん、お米や調味料、冷凍庫にあったお肉など、家にあるものをフル活用したからこその数字です。

それでも、「今週は節約ごはんで頑張った!」という達成感はひとしおでした。

夫も、「このメニューで700円!?すごいね」とびっくりしていて、
娘は「またやろうよ~ゲームみたいで楽しそう!」と言ってくれました。

節約ごはんって、我慢や苦労のイメージがあるけれど、こうしてちょっとしたゲーム感覚で取り組むと、意外と楽しいんですよね。

次の給料日前も、この作戦で乗り切ろうかな…と密かに思っています(笑)

食費節約のポイント3つ

今回のチャレンジで改めて感じた、節約ごはんを続けるためのポイントを3つまとめました。

1. 買い物前に冷蔵庫チェック

買い物に行くと、ついつい特売に釣られて余計なものまでカゴに入れてしまいがち。

でも、一度立ち止まって冷蔵庫をじっくり見てみると、
「これ、まだ使えるじゃん!」
「この野菜、今日中に使わなきゃ!」
と、眠っている食材がたくさんあることに気づきます。

今回も、キャベツの芯や野菜の端っこ、冷凍庫の奥にあった豚こま肉が大活躍。

私の場合、買い物に行く前に必ずメモ帳を持って冷蔵庫チェックをするようにしました。
すると、「あ、玉ねぎ残ってるから今日はカレーにしよう」など、メニューも自然と決まってきて、無駄買いが激減しました。

2. 肉なしメニューを入れる

家族の健康のためにも、お肉は大事。
でも、節約したいときは、週に1〜2回だけでも肉なしメニューを取り入れると、ぐっと食費が下がります。

我が家では、卵や厚揚げ、豆腐が大活躍。
特に厚揚げは、煮物にすると食べごたえ抜群で、夫も満足してくれます。

「今日お肉ないけど…」と心配になっても、
厚揚げの甘辛煮や卵とじうどんを出すと、
「これ好き!」と娘が喜んでくれるので安心です。

3. 味付けで満足感UP

同じ材料を使っても、味付けを変えるだけで家族の満足度は段違いです。

キャベツと豚こま炒めなら、

  • 和風:醤油と砂糖

  • 中華:鶏ガラと塩コショウ

  • 洋風:コンソメとバター

と変化させるだけで、「またキャベツ?」とは言われにくくなります。

私も以前は「また同じ味だ…」と家族に言われて落ち込んだことがありました。
でも味付けを変えるだけで、「お、新しい味だね!」と笑顔が増えました。

こうした小さな工夫を積み重ねることで、節約ごはんでも家族に喜んでもらえる食卓になります。

節約ごはんで感じたメリット

今回、1週間1,000円台チャレンジをしてみて感じたのは、食費が浮いただけじゃないということ。

もちろん、家計簿の食費欄を見て
「今週めっちゃ安く済んだ!」
とニヤニヤできるのは最高でした(笑)。

でもそれ以上に嬉しかったのが、冷蔵庫がスッキリして気持ちが軽くなったこと

これまでは、冷蔵庫を開けるたびに
「これ、いつのだっけ?」
「ヤバい…賞味期限切れてる…」
なんて食材がゴロゴロ出てきて、プチ自己嫌悪してたんです。

でも今回は、買い物前に冷蔵庫を全部チェックして、在庫を無駄なく使い切ることを意識したから、野菜室も冷凍庫もスカスカに。

「あれどこだっけ?!」
と慌てることもなくなって、毎日の料理がすごく楽になりました。

娘も、「冷蔵庫きれいになったね!」と嬉しそうにのぞき込んでいました。
子どもって意外と、そういうところもちゃんと見てるんですよね。

そして何より、今回作り置きや常備菜に頼らなくても、あるもので1週間乗り切れるんだ!という自信がついたことが一番の収穫。

これからも完璧に節約しようと気負うのではなく、
「お金がピンチのときは、あのときみたいにやればいい」
と思えるだけで、気持ちに余裕が生まれました。

まとめ|節約ごはんは無理なく楽しもう

今回は、私が実際に試した1週間1,000円台節約献立を紹介しました。

もちろん無理は禁物。
「今日は疲れたからお惣菜でいいや」という日があってもOK。
でも、もし食費がピンチのときは、冷蔵庫の在庫をフル活用して1週間献立を考えてみると、思わぬ節約&達成感につながるかもしれません。

よかったら、みなさんも今週1,000円台チャレンジ、試してみてくださいね。