お宮参りは、赤ちゃんにとって大切な儀式の1つです。しかし何を着て行けばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
特に初めてのお宮参りの場合は、赤ちゃんと一緒に参拝するための適切な服装選びが必要です。
この記事では、お宮参りにふさわしい赤ちゃんの服装や、ママ・パパの着こなし方について詳しく解説します。
またお宮参りに必要な持ち物や注意点についてもお伝えします。お宮参りに行く前に読んでおくことで、何を用意すればいいのか分かり、安心して参拝することができます。
赤ちゃんと一緒に家族の節目を祝うお宮参りにふさわしい服装やマナーを知り、大切な思い出を作りましょう。
目次
お宮参りの服装の基本マナーとは?
お宮参りには特別な服装が決まっているわけではありませんが、一般的にはフォーマルな服装を選ぶことがマナーとされています。着物やスーツなどが代表的な選択肢です。
またジーンズやTシャツ、スウェット、サンダルなどのカジュアルすぎる服装は失礼にあたるため、避けましょう。
両親は赤ちゃんの服装を基準にフォーマルさを心がける
お宮参りは神さまに感謝や祈りを捧げる大切な行事であり、赤ちゃんの健やかな成長を願う意味合いもあります。
家族や親せきが一緒になって参列することが多いため、フォーマルさを心がけるとともに赤ちゃんの衣装を参考にしつつバランスのとれたコーディネートを心がけることが重要です。
またお宮参りのときは、家族や親せきが集まって写真を撮ることが多いので、ある程度キレイな服装をしておくことをおすすめします。
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[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2023/02/914506のコピー.jpg” name=”” type=”l”]赤ちゃんがベビードレスを着る場合には和装が相応しいとされることが多いため、ご家族も和装で参列すると良いでしょう。赤ちゃんが洋装であれば、洋装で揃えましょう。[/voice]
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体調や気温に注意して選ぶ
ただし生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節が未熟なため、季節や天候、体調などに合わせて服装を選ぶことが大切です。
また祖父母など年配の方や産後間もないママも、体調を崩さないよう気温に注意して適切な服装を選びましょう。
男性も女性も露出が多い服装は適さない
神社に参拝するお宮参りには、露出が多い服装は適していません。ミニスカートやノースリーブ、ハーフパンツなどは避け、フォーマルな装いで、神聖な行事にふさわしい服装を心掛けましょう。
祖父母なども含め、皆でバランスのとれた服装で参列し、神様に感謝や祈りを届けましょう。
女性がスカートを着用する際には膝丈よりも長いものを選び、ストッキングやタイツを併せて履くことが、上品なマナーとされています。
一方男性は夏の暑い時期であってもハーフパンツを避け、スラックスなどの丈の長いパンツを着用することが望ましいとされています。
お宮参りの赤ちゃんの正式な服装とは?
新生児のお宮参りに際しては、白羽二重(しろはぶたえ)という着物を正装として着用し、上から祝着を羽織るのが定番です。
とはいえ洋装での参拝も問題ないため、ベビードレスを着用して来場するご家族も少なくないようです。
お宮参りのときに着る「祝着」とは?
祝着とはお宮参りのときに赤ちゃんに着せる正装の着物のこと。
祝着のほかに産着、掛着といった呼び名もあります。お祝い用の正装であるため、華やかな色柄やデザインのものが多いでしょう。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2020/11/915546A.jpg” name=”” type=”l”]ただし着るといっても、実際は赤ちゃんを抱っこした方ごと包むかのように羽織らせるイメージで着用します。[/voice]
男の子の服装
赤ちゃんの祝着については、男の子用は出世や大成を表す「熨斗目模様(のしめもよう)」が一般的で、デザインは龍や虎、兜、軍配、宝船などの勇壮なイメージが好まれます。
色は黒、濃紺、紫、深緑などの濃い色調が多いですが、最近では白、ベージュ、水色、黄緑などの柔らかい色合いも選ばれる傾向にあります。
女の子の服装
女の子用の祝着は、美しさと気品を表す「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が好まれ、花や蝶、手毬、御所車、花車、鈴といった可憐でかわいらしいデザインが人気です。
色は赤、黄色、ピンクなどの女の子らしい華やかな色調が一般的ですが、近年では、清楚で爽やかな印象の白やパステルカラーも注目を集めています。
ブランドの祝着も豊富にある
このほかにも、ブランドの祝着が人気を集めており、有名な着物メーカーやファッションデザイナーが手掛けるトレンドを取り入れた商品が豊富に揃っています。
高額なものもあるため、家計に負担をかけないように、購入かレンタルどちらを選ぶか検討しましょう。
ベビードレスは女の子だけじゃない
一方ベビードレスは、退院時やお宮参りなど赤ちゃんに特別な洋服を着せる機会に用いられます。名前こそドレスですが、実際には男女問わず着用するデザインがあるので注意しましょう。
お宮参りには祝着や白羽二重が用いられますが、価格の点や使用後のメンテナンスの手間が少ないという点で、お手頃な価格帯の素材を使用したものが便利です。
軽量な素材が採用されていて、赤ちゃんや抱っこするご家族に負担がかからず、快適に過ごせます。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2020/11/915546B.jpg” name=”” type=”l”]レースやフリルが装飾された華やかなデザインが多数存在し、写真映えもするのは魅力です。[/voice]
お宮参りの夏や冬の服装はどうする?
夏のお宮参りの服装
夏のお宮参りでは、肌着や下着の素材に工夫を凝らして体温を調整することが大切です。汗を吸収するための短肌着は、通気性が良い天竺素材やメッシュ素材がおすすめです。
気温が高い場合には祝着を着用する必要はありません。夏用のベビードレスなら軽量で、快適な着心地が得られます。
冬のお宮参りの服装
冬のお宮参りでは、肌着を多重に重ねて帽子や靴下を用意しましょう。寒さに備えブランケットやケープ、おくるみ、赤ちゃん用ポンチョなどの防寒アイテムも携帯しておくことが大切です。
まとめ
お宮参りは赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りすることで、大切な儀式です。赤ちゃんの可愛い姿に、家族みんなが感動します。
しかしお宮参りに行くときは、どんな服装が良いのか迷ってしまうこともありますよね。
この記事で書いたように、あまりカジュアルすぎる服装は避け、フォーマルさを心がけた服装を選ぶことが大切です。
赤ちゃんと一緒に、家族の節目を祝うお宮参りにふさわしい服装やマナーを知って、楽しい思い出を作りましょう。