※アフィリエイト、アドセンス広告を利用しています

棟上げ式

棟上げ式の挨拶に必要なこととは?成功のポイントを解説

棟上げ式は上棟式や建前とも呼ばれ、今後の建築工事が安全に進むことを祈って行われる儀式です。

また職人さんたちへの感謝とねぎらいのための行事でもあります。

棟上げ式では施主が挨拶をしますが、どのようなことに気をつけて挨拶をすればいいか迷ってしまうこともあるかもしれません。

この記事では、棟上げ式で施主から行う挨拶について、どのようなことが必要なのか詳しく解説していきます。初めての方でも、安心して棟上げ式にのぞめるように、ぜひご覧ください。

棟上げ式の流れを解説

正式な棟上げ式は神主さんを呼んで行うもので、昔は神主さんに来てもらって正式な棟上げ式をしていました。

しかし現在では略式の棟上げ式を行うことが多くなっています。

棟上げ式は職人さんたちへの感謝の気持ちを伝える大切な場でもあるので、せっかくなら職人さんたちに気持ち良く仕事をしてもらいたいものですよね。

そこで今回は略式の棟上げ式の流れを紹介します。

[box class=”glay_box” title=”棟上げ式の流れ”]

  1. 棟梁が棟木に幣束を立て、吹き流しや他の装飾をする
  2. 建物の四方に酒、塩、米をまいて清め棟上げの儀式を行う
  3. 施主から挨拶や乾杯を行い、直会(なおらい)という宴会が始まる
  4. 工事に関わっている職人さんたちを紹介する
  5. 施主から職人さんたちへご祝儀を渡してお開きとなる

[/box]

以上が略式の棟上げ式の基本的な流れになります。

[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546b.jpg” name=”” type=”l”]ここで気になるのが施主からの挨拶です。初めての方は、どんなことを言えばいいのか迷ってしまいますよね。[/voice]

[kanren postid=”1215″]

棟上げ式での挨拶の例文を紹介

棟上げ式では施主が挨拶を行うことが一般的です。

そこで今回は棟上げ式での挨拶例文を紹介します。ただしあくまでも例文なので、施主自身が思いを込めて挨拶を行うことが大切です。

棟上げ式の挨拶例文1

本日は皆さまのご協力のおかげで、私たちの住宅の建築について、無事に棟上げを完了することができました。心より感謝申し上げます。

この場で私の家族をご紹介させていただきます。私には妻の○○と、長男の△△の2人がおります。私たちは家の完成を楽しみに毎日を過ごしております。

今後も工事におきましては、事故のないよう安全優先で、スムーズな進行をお願い申し上げます。怪我のないように気をつけていただきたいと強くお願い申し上げます。

最後に皆さまからの温かいご支援に感謝の気持ちで胸が一杯です。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

棟上げ式の挨拶例文2

こんにちは、施主の○○です。今回はおかげさまで○○ハウスさま及び関係者の皆さまのご協力のおかげで、無事に棟上げを終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

家の完成の日を家族とともに楽しみにしておりますことは言うまでもありません。

なお、今後はまだ工事が続きますが、皆さまには安全面にくれぐれもご注意いただき、怪我や事故のないよう進めていただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

また初めてのことですので、至らぬ点があるかもしれませんが、どうかご容赦いただければと存じます。この度は誠にありがとうございました。

棟上げ式の挨拶に決まりはない

挨拶の例文を紹介しましたが、大切なのは建築現場での工事の安全を祈る気持ちを伝えることです。

そして職人さんたちへの感謝の気持ちを伝え、これからの工事をお願いすることにあります。

自分たちの家の完成に向けた思いを、自分なりの言葉で表すことに意味があるのです。

[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2020/11/915546B.jpg” name=”” type=”l”]あまり形式にとらわれすぎずに、自由に表現することを心がけてください。[/voice]

棟上げ式に必要なものは?

棟上げ式には、職人さんたちに対する差し入れやお弁当の用意が必要な場合があります。

ハウスメーカーや工務店、地域によっても異なりますが、一般的に施主の用意が必要なものがあるので、事前に確認しておきましょう。

[box class=”glay_box” title=”棟上げ式に必要なもの”]

  • 建物の四方にまく清めのための塩と米、儀式のための酒
  • お供え物として水、塩、米、お神酒、赤身の鮮魚、昆布やするめの海の幸、野菜などの山の幸、果物、鏡餅
  • 棟梁が飾る吹き流しや、職人の方々の休憩時の差し入れとしてのお茶やお菓子、職人さんたちの昼食など
  • ご祝儀や引き出物。引き出物には、赤飯やお酒、紅白まんじゅう、菓子折りなどが一般的

[/box]

[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2023/02/914506のコピー.jpg” name=”” type=”l”]このように用意するものは色々とあるので、早めの準備が必要です。棟上げ式を成功させるために、時間をかけて準備を進めていくことをおすすめします。[/voice]

棟上げ式のご祝儀の相場

職人さんたちに対するご祝儀は、1人1人に準備する必要があります。

実際の相場は以下のようです。

[box class=”glay_box” title=”棟上げ式のご祝儀の相場”]

  • 棟梁には2万円〜3万円
  • その他の職人さんたちは0.5万円〜1万円
  • 現場監督や設計士には0.5万円〜2万円
  • ガードマンには0.1万円〜0.3万円

[/box]

ただしハウスメーカーや工務店によっては、このようなご祝儀が禁止されているところもあるため、事前に確認しておく方がいいでしょう。

まとめ

棟上げ式の挨拶について詳しく書いてきましたが、棟上げ式の挨拶で大切なことは、施主が自分自身の言葉で感謝の気持ちを伝えることです。

なのであまり形式にとらわれすぎる必要はありません。

例文を参考に、建築現場の安全や棟梁を始め職人さんたちへの感謝の気持ちを、自分が思ったとおりに伝えてみてください。

きっとあなたの思いは、棟梁や職人さんたちに伝わるはずです。