旧暦とは?わかりやすく簡単に新暦との違いを説明!

旧暦が「日本の昔の暦(こよみ)」だと知っている人は多いですが、誰かに説明するのは意外とむずかしいものです。

たとえば、お正月は「新暦では1月1日」ですが「旧暦では2月4日ごろ」なので、時期がずれていてわかりにくいですよね。

そこでこの記事では

  • 旧暦とは何なのか?
  • なぜ時期がずれてしまうのか?
  • 旧暦と新暦の違い

など、旧暦についてわかりやすく簡単に書いていきます。

旧暦とは?

普段生活していて、「旧暦」という言葉はわりとよく聞きますが、くわしく考えることはあまりないですよね。

旧暦とは、日本の昔の「暦(こよみ)」のことなのですが

  • 太陽暦(たいようれき)
  • 太陰暦(たいいんれき)
この2つを組み合わせた「太陽太陰暦(たいようたいいんれき)」が旧暦なのです。

旧暦のかぞえ方

旧暦では、月の動きをもとに日にちを数えます。

そのため、ひと月のはじまりの新月の日が「1日」ということになります。

旧暦での日にちの数え方
  • 三日月の日は「3日」
  • 十五夜の日は「15日」

このように、旧暦は夜空を見れば「日にち」がわかるようにできているのです。簡単ですよね。

しかし、実はここで問題が出てきます。

それは、新月から新月までの間は「29.5日」しかないので、月の動きをもとに日にちを数えるだけでは、1年が「354日」になってしまうのです。

これでは毎年少しずつ季節がずれてしまうので、多くの人が困ることになりますよね。

旧暦は「月の動き+太陽の動き」の太陽太陰暦

そこで考えられたのが、ベースとなる月の動きに太陽の動きも取り入れてしまうこと。

つまり、「月の動き」と「太陽の動き」を取り入れた「太陰太陽暦」が旧暦なのです。

地球は太陽の周り1周を約365.24日かけて回るので、旧暦では

  • 1年を太陽暦で数えて「365日」とする
  • 1ヶ月を太陰暦で数えて「29.5日」とする

このように、2つの数え方を組み合わせて日にちを計算しています。

旧暦と新暦で季節がずれてしまうのはなぜ?

しかし、太陰暦で数えていると1年が354日にしかならないので、365日よりも11日短くなりますよね。

そうなると、3年でだいたい1ヶ月のずれが出てきてしまいます。

そこで、3年に1回「閏月(うるうづき)」を入れて、1年を13ヶ月とすることで太陽の動きに合わせるようにしたのです。

つまり旧暦は、基本的には「月の動き」と「太陽の動き」で数えて、3年に1回閏月(うるうづき)で調整しているのですね。
中国ではいまでも旧暦が使われています。

新暦とは?

新暦とは、いま当たり前に使われている「暦(こよみ)」なのでわかりやすいですよね。

新暦では、「地球が太陽の周りを365日かけて回る周期」をもとに、日にちを数えています。

これが世界で1番多く使われている暦の「グレゴリオ暦」です。

ただ、このグレゴリオ暦で数える1年は、正確には「365.24日」です。このまま年月を重ねると、少しずつ日にちがずれることが想像できますよね。

そのため、4年に1回「うるう年」を入れることで、この誤差をなくしているのです。

旧暦と新暦の違い

旧暦と新暦の違いは、「何をもとにして日にちを数えているか」です。

  • 旧暦・・・「月の動き」と「太陽の動き」を組み合わせて数える「太陰太陽暦」
  • 新暦・・・「地球が太陽の周りを回る周期」をもとに数える「グレゴリオ暦」

このように、旧暦と新暦では日にちの数え方が違います。

旧暦から新暦にかわったのはいつごろ?

では、日本が旧暦から新暦に変わったのはいつごろなのでしょうか?

実は、日本が旧暦から新暦に変わったのは「明治5年」です。想像より前かもしれませんね。

こうして新暦が取り入れられたことで、「太陰太陽暦が旧暦と呼ばれるようになった」のです。

旧暦をやめて新暦を取り入れた理由

旧暦を使っていた日本が新暦を取り入れた理由は、「世界基準に合わせるため」でした。

日本は、明治維新の後から海外の国との交流が盛んになったからです。

旧暦を使っていると、新暦を使っている海外の国と「日にちのずれ」が生まれるので、問題が出てきてしまいます。

そこで、日本も新暦を取り入れて海外の国に合わせることにしたのです。

まとめ

旧暦についてわかりやすく説明してきましたが、何となくイメージできたでしょうか。

  • 旧暦とは、「月の動き」と「太陽の動き」を組み合わせて数える「太陰太陽暦」のこと
  • 新暦とは、「地球が太陽の周りを回る周期」をもとに数える「グレゴリオ暦」のこと

つまり、旧暦と新暦の違いは、簡単に言うと「日にちの数え方」なのです。