日本人には縁起ごとに興味のない人が多いですが、なぜか厄年だけは気にするという人は多いですよね。
しかし「厄年とは何なのかわからない」という人がいるのも事実です。
そこでこの記事では
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- 厄年とは何か?
- 厄年の数え方
- 厄年にしてはダメなこと5つ
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など厄年についてわかりやすく解説していきます。
目次
厄年とは?わかりやすく解説
厄年(やくどし)とは、人々にとって「災いが多く降りかかる年」のことです。
つまり悪いことが起こりやすい年齢を意味しています。
厄年は節目となる年齢が多いので、心や体が変わり始めることも多くなります。
そのため特に体に気をつけなければいけない年齢を、昔の人々は「厄年」と考えていたのです。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2020/11/915546B.jpg” name=”” type=”l”]厄年という考え方は江戸時代にはできていたそうです。[/voice]
厄年の年齢は?
では厄年の年齢とは何歳なのでしょうか?
実は男性も女性も人生の中で3回も厄年があるのです。
男性の厄年は数え年でこの3回。
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- 25歳
- 42歳
- 61歳
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女性の厄年は数え年でこの3回。
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- 19歳
- 33歳
- 37歳
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男性と女性では厄年の年齢が違いますが、どれも節目となる年齢なのがわかります。
厄年の中の大厄
厄年には1番悪いことが起こると言われている「大厄(たいやく)」の年があります。
[box class=”glay_box” title=”大厄の年齢”]
- 男性は42歳
- 女性は37歳
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[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546c.jpg” name=”” type=”l”]1番の大きな厄年と言われているので、特に気をつけないといけません。[/voice]
なぜなら厄年の考え方ができた江戸時代の人々の寿命は30歳から40歳だったと言われているからです。
大厄の年齢は江戸時代には男性も女性も病気で倒れることも多かったので、大厄と考えられたのです。
厄年は3年間あるの?
実は厄年は1年間ではなく3年間です。
厄年の年齢を「本厄(ほんやく)」と呼び、その前後の年を
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- 前厄(まえやく)
- 後厄(あとやく)
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と呼びます。
本厄と同じくらい前厄も後厄も気をつけた方がいいと言われています。
男性も女性も
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- 前厄
- 本厄
- 後厄
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を合わせた厄年3年間が人生で3回あります。
[voice icon=”https://shittoko.com/wp-content/uploads/2021/01/915546b.jpg” name=”” type=”l”]つまり人生の中で9年間も厄年があるのです。[/voice]
厄年の数え方
厄年の年齢は、今の年齢ではなく「数え年」で数えます。
数え年というのは「生まれたときが1歳でお正月に1歳年をとる」という考え方です。
普通に考えると生まれたときは0歳ですが、数え年では生まれたときすでに1歳になっています。
したがって
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- 今年の誕生日が来る前なら、「今の年齢+2歳」が数え年
- 今年の誕生日の後なら、「今の年齢+1歳」が数え年
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少しわかりにくいかもしれませんが、大事なことなので覚えておきましょう。
[aside type=”normal”] 昔の日本では数え年が普通に使われていました。 [/aside]
厄年にしてはダメなこと5つ
厄年にしてはダメなこと5つをご紹介します。
[box class=”glay_box” title=”厄年にしてはダメなこと”]
- 家を建てる
- 転職する
- 結婚する
- 事業を始める
- 引っ越す
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5つすべてに共通しているのは「新しいことを始める」ことです。
どれも人生の節目となる大きな出来事ですよね。
厄年にしてはダメなことは絶対ではない
厄年にしてはダメなことは男性にも女性にも共通していますが、絶対にしてはダメというわけではありません。
昔から厄年は運気が変わる年と言われているので、人生の節目となる大きな変化を重ねない方がいいと考えられていました。
つまり厄年にしてはダメなこととは、実は「できれば避けた方がいいこと」なのです。
たとえば結婚などはそのタイミングしかないときもあるでしょう。あまりに「厄年にしてはダメなこと」を気にしすぎて、チャンスを逃してしまわないように気をつけてください。
厄払いの方法
厄年は気をつけて過ごさなければいけませんが、どんな行動をすればいいのかわかりませんよね。
昔からの風習で厄年には厄払いがされてきました。
したがって安心して過ごすためにも、厄年には神社やお寺に厄払いに行くことをおすすめします。
最近では厄払いと厄除け(やくよけ)が同じ意味で使われることも多いですが、神社やお寺でするのは正確には「厄除け」といいます。
具体的な厄払いの方法
具体的な厄払いの方法を解説します。
まず厄払いをしている神社やお寺を探して前もって予約をしておきます。地域ごとに厄払いで有名な神社やお寺があるはずです。
このときに厄払いに必要な金額を確認しておきましょう。厄払いの相場はだいたい3,000円〜10,000円です。
そして厄払いの当日に神社やお寺に行き、神主さんやお坊さんに厄払いをしてもらいます。
厄払いが終わった後は、お守りやお札をもらって帰るのを忘れないでください。厄払いについては、こちらの記事でくわしく書いています。
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まとめ
「厄年とは何かわかりやすく解説!数え方や厄年にしてはダメなこと5つ」について書いてきました。
厄年は災いが多く降りかかる年です。必要以上に気にしすぎるのはよくありませんが、気をつけて過ごすことが大切です。
心や体が変わり始める節目の年齢が多いので、特に健康には気を使いたいところ。安心して厄年を過ごすためにも、ぜひとも厄払いには行っておきたいものです。