面談で先生に聞くこと完全ガイド|三者面談を成功に導く質問リストとNG例

三者面談って、毎回少し緊張しませんか。私もそうです。先生と向き合う10〜15分の短い時間の中で、「ちゃんと聞きたいことが聞けるかな」「失礼にならないかな」と、前日からそわそわしてしまいます。でも、実際にいくつも三者面談を経験して感じたのは、事前に“何を聞くか”を整理しておくだけで、面談の満足度が全く違うということでした。
この記事では、私の体験も交えながら、「これを聞いておけば安心」という質問リストと、意外とやりがちなNG質問、先生とのやり取りをスムーズにするコツをまとめました。これから三者面談を控えている方の、少しでも心の準備になれば嬉しいです。
三者面談で絶対に聞いておきたい「基本の質問」
まずは、どの学年・どんな子どもでも共通して役立つ質問から。ここを押さえておくと、全体像がぐっと見えやすくなります。「とりあえず行って話を聞こう」ではなく、少しだけ“聞く視点”を準備しておくことで、面談後の安心感が全く違ってくると感じています。
学校での様子や性格面について
家では見せない顔を、学校では見ていることが本当に多いですよね。「授業中の態度」だけでなく、「友だちとの関わり方」「休み時間の過ごし方」「困ったときの対処」など、子どもがクラスの中でどんな立ち位置で過ごしているのかは、親にはなかなか見えない部分です。
私は以前、先生から「特に問題はありませんよ」と言われ、そのまま安心してしまったことがありました。でも後から「具体的にはどうなんだろう?」と不安がぶり返したんです。それ以来、
・最近の学校でのエピソード
・友だちとの関係で気になる点はあるか
・本人が困っていそうな場面はあったか
など、「問題があるかどうか」ではなく「どんな様子で過ごしているか」を具体的に聞くようにしています。
「最近あった具体的な場面があれば教えていただけますか?」と一言添えるだけで、先生も話しやすく、子どものリアルな姿が見えてきます。これだけでも、帰るころには「わが子って、学校でこんなふうに頑張ってるんだ」と少し誇らしい気持ちになれることが多いです。
学習面の現状と課題
成績表やテストの点数だけでは分からないのが、子どもの学習状況の難しいところですよね。「平均点より上か下か」ではなく、「どの部分でつまずきやすいのか」「どんな学び方なら伸びやすいのか」を知ることが、とても大切だと感じています。
たとえば、同じ“国語が苦手”でも、
・文章を読むスピードが遅い
・設問の意味を取り違えやすい
・書くことが苦手で答えまでたどり着けない
など、理由はまったく違います。それによって家庭でのサポート方法も変わってきますよね。私は面談のとき、「今の学習状況を10段階でいうとどれくらいですか?」や「特に伸ばせそうなところはどこですか?」のように、少し数値や具体例で聞くようにしています。
そして、落ち込みやすい“苦手なところ”だけでなく、「できているところ」「伸びている部分」を一緒に確認することがすごく大事だと感じています。子どもの前で先生から褒められると、本人の表情がぱっと明るくなる瞬間ってありますよね。あの時間こそが、三者面談の一番の価値なのかもしれません。
「今できていること」「これから頑張ること」が整理されるだけで、面談後の親の声かけも前向きになり、家庭学習の雰囲気も少し優しくなります。
家庭でどうサポートする?先生に確認しておきたいこと
三者面談は、「学校の状況を聞く場」だけではなく、「家庭と学校の連携をどうするか考える場」でもあると感じています。先生の視点を借りながら、家でどんな声かけやサポートをするといいのかを確認しておくと、親としての迷いがぐっと減っていきます。
家庭学習はどれくらいが適切?
「1日どのくらい勉強すれば良いのか?」これは、どの親御さんも一度は悩むポイントではないでしょうか。
つい、「もっとやらせないと」と思ってしまいがちですが、実際は学年や子どもの性格によって適切な量は違います。先生に直接聞いてみると、
・時間の目安(宿題+◯分 など)
・優先したい教科
・やり方のポイント(書く量を増やす/読む時間を作る など)
こうした具体的な目安がもらえることが多いです。
私自身も、以前は「もっと頑張らせなきゃ」と焦っていましたが、先生から「今は習慣づけが一番大事。まずは宿題+10分で十分です」と言ってもらってから、家の空気が少し柔らかくなりました。
そして何より、“親が無理をしないペース”が結果的に子どもの安心にもつながると感じています。やらせすぎて親子関係がピリピリしてしまうより、少し余裕を残した学習ペースのほうが長く続きやすいんですよね。
何か気になる行動やサインはある?
もし家庭で少しでも気になることがあるなら、面談で相談してみるのがおすすめです。
学校と家では、同じ子どもでも見えている姿がまったく違います。家では元気でも、学校で頑張りすぎていることもありますし、その逆もあります。たとえば、
・最近元気がない
・友だち関係が少し心配
・疲れやすい、イライラしやすい
・学校の話をあまりしない
こういう「ちょっとした違和感」は、親の直感として意外と当たっていることもあります。
先生に伝えておくことで、学校側も気にかけて見守ってくれたり、小さなサインに早く気づいてくれたりすることがあります。私は毎回、「こんなことを言うほどでもないかな…」と思いながらも相談してみるのですが、たいてい「言ってもらえてよかったです」と言われます。
そして、「深刻になってから相談」ではなく、「少し気になり始めた段階で相談」しておくことで、トラブルを大きくしないで済むことが本当に多いと感じています。先生と家庭で同じ方向を向けると、それだけで親としての心の負担も軽くなります。
学年が上がるほど大切にしたい「進路・将来」に関する質問
学年が上がるにつれて、三者面談の雰囲気も少しずつ変わっていくのを感じますよね。低学年の頃は「学校生活は慣れているか」「お友だちとうまくやれているか」が中心だったのに、高学年や中学生になると、少し先の未来まで視野に入れた話が増えていきます。
親としても、「まだ先のこと」と思いたくなる反面、「気づいたら意外と時間がない」という焦りもどこかにある…。そんな微妙な緊張感を抱えながら臨むのが、進路や将来に関する面談だと思います。
今の時点で意識しておくこと
「まだ先の話ですよね」と思っていても、先生は毎年同じ学年の子どもたちを見ていて、「この時期に意識しておくと後が楽になる」というポイントをよく知っています。
たとえば、
・学習習慣はこの学年でどれくらいできていると安心か
・今後、つまずきやすい教科やタイミング
・この時期から少しずつ意識しておくと良い生活面のこと
こうした“今できること”を聞いておくと、漠然とした不安が、具体的な行動に変わっていきます。私は面談のとき、「現時点で家庭として意識しておくべきことはありますか?」と必ず聞くようにしています。すると、学習だけではなく、睡眠・生活リズム・親の声かけまで含めて、とても現実的で役立つ話が聞けることが多いんです。
そして何より、「今のがんばりはちゃんと未来につながっている」と親が納得できると、日常の声かけにも迷いがなくなると感じています。将来の話は難しそうに聞こえますが、「いま何を整えておくといいか」を知ることで、少しずつ前を向いて準備できるようになるんですよね。
子どもの性格や向き不向きについて
進路や将来を考えるとき、大切なのは学力だけではありません。
性格、得意・不得意、人との関わり方、頑張り方のクセ…。先生は学校での姿を通して、親とは違う角度から子どもを見ています。「性格的に合っていること」「頑張ると伸びやすいところ」など、親では気づけない部分を教えてもらえるのは、三者面談ならではだと感じています。
子どもが同席している面談なら、本人にとってもすごく大切な時間になります。
先生から前向きな言葉をかけてもらった瞬間に、ふっと肩の力が抜けたような顔をしたり、「自分にはこういう良さがあるんだ」と少し自信を持てたりするんですよね。親が言うより、第三者である先生の言葉のほうが、心にスッと届くこともあります。
もちろん、「できていないところ」だけでなく、
・努力が実っている部分
・周りから評価されている姿
・これからもっと伸びそうなポイント
こういった“強み”も一緒に確認しておきたいところです。進路や将来を考えるときこそ、「不安」だけでなく「その子らしさ」に目を向けてあげることが、とても大切なんだと、面談のたびに感じています。
意外とやりがち?三者面談で避けたいNG質問や態度
良かれと思って聞いたことが、実は先生を困らせている場合ってありますよね。私自身も、「これは少し言い方を間違えたかもしれない…」と帰り道に反省したことが何度もあります。三者面談は“評価される場”ではなく“子どもを一緒に支える場”。だからこそ、先生との関係性を崩さず、前向きな話ができるように、意識しておきたいポイントがあります。
先生を責めるように聞こえてしまう質問
「なんでこうなったんですか?」「それって先生の指導不足じゃないですか?」
つい不安や心配から強い言い方になってしまうこと、ありますよね。子どものことだからこそ感情が揺れるのは当然だと思います。ただ、その感情のまま質問してしまうと、面談が「原因探し」と「責任追及」の場になってしまい、その先の建設的な話が進みにくくなってしまいます。
もちろん、気になることを聞くのは悪いことではありません。ただ、
「こういう場面が心配で、学校ではどう見えていますか?」
「今の状況から、家庭でできることはありますか?」
というように、視点を“責める”ではなく“共有する・協力する”方向に置き換えてみるだけで、面談の空気がぐっと柔らかくなります。
そして何より、先生も親も“目的は同じ=子どもが安心して成長できること”という前提を忘れないことが一番大切だと感じています。
先生では答えにくい質問
三者面談では、「どうせなら全部聞いておきたい」と思って、つい踏み込みすぎてしまうこともありますよね。たとえば、
・他の子についての詳しい情報
・「学校全体の方針を変えてほしい」レベルのお願い
・「絶対にこうしてください」という強い依頼
こういった内容は、先生個人の判断では答えられないことがほとんどです。結果的に、曖昧な回答になってしまって親としてはモヤモヤが残り、「言ったのに解決しなかった」という不満に変わってしまうこともあります。
私も一度、「ここまで言うのは少し踏み込みすぎたかな…」と感じたことがあり、それ以来、
「先生の立場で答えられる範囲で教えてください」
「もし学校全体の話になるなら、その場合の相談先も教えていただけますか?」
というように、少しクッションを入れて質問するようにしています。それだけで、先生も安心して答えやすくなりますし、話がスムーズに進みやすくなるんですよね。
そして、忘れたくないのは、“問い詰める面談”より“相談できる面談”のほうが、子どもにとっても必ずプラスになるということ。先生との信頼関係があるだけで、その後の学校生活もずっと相談しやすくなります。
限られた時間を有効に使うためのちょっとしたコツ
三者面談は本当にあっという間ですよね。「もう終わり?」と思うほど短い時間の中で、先生の話も聞きたいし、こちらも聞きたいことがある。そのバランスに悩むことも多いと思います。でも、少しだけ準備をしておくだけで、同じ10〜15分でも“満足度の高い面談”に変わると感じています。
事前メモをつくる
聞きたいことを3つだけメモしておく。これ、本当におすすめです。
たくさん準備しすぎると逆に焦ってしまうので、「最低限これだけは聞きたい」という柱を決めておくくらいがちょうどいいんですよね。私はいつも、
1.学校での様子
2.学習面の現状
3.家庭でできるサポート
この3つだけは外さないようにメモしています。紙でもスマホでもどちらでもOKですが、見える形にして持っていくのがポイント。緊張していると、意外なほど頭が真っ白になります…。でも、メモがあるだけで、「あ、これ聞けてなかった」とその場で軌道修正ができるので安心です。
そして何より、“話す順番”が整理されていると、面談が落ち着いた空気で進むんですよね。慌てずに話せるだけで、先生からの情報もきちんと受け取る余裕が生まれます。
子どもと事前に話しておく
三者面談の主役は、やっぱり子ども。
だからこそ、事前に少しだけでも「何を話したい?」「先生に聞いてほしいことある?」と声をかけておくことが、とても大事だと感じています。親が勝手に心配していることと、子どもが実際に気にしていることは、案外違っていたりしますよね。
・最近の学校生活でどう感じているか
・困っていることはないか
・先生に聞いてみたいこと
こうしたことを前もって共有しておくと、三者面談が“親のための場”ではなく、“親子で一緒に考える場”に変わります。
特に子どもが同席するタイプの面談では、本人が少しでも自分の言葉で話せるように準備しておくと、自信にもつながりますし、先生から受け取る言葉の重みも変わってきます。
そして、「親と先生が話して終わり」ではなく、「子ども自身が聞いて、少し前を向ける時間にする」ことが、三者面談をより意味のあるものにしてくれると感じています。
まとめ|聞くことを整理するだけで、三者面談はもっと安心できる
三者面談は、どうしても緊張してしまう場ですが、「先生に評価される時間」ではなく、「先生と一緒に子どもを応援するための打ち合わせ」と考えるだけで、少し肩の力が抜ける気がします。親も先生も、目指しているのは同じ。子どもが安心して学校生活を送り、前に進めるようにサポートすることですよね。
まずは、
・学校での生活面
・学習面の現状と課題
・家庭でできるサポート
・必要なら進路や将来の話
この4つを意識して質問を整理しておくと、限られた時間でもとても充実した面談になります。漠然とした不安のまま臨むより、「ここだけは聞いておこう」という軸があるだけで、先生の話も受け取りやすくなりますし、面談後の行動にもつなげやすくなります。
そして、今日できる小さな一歩としておすすめなのが、面談のプリントや日程を見ながら、「聞きたいことを3つだけメモすること」。完璧な準備は必要ありません。むしろ、完璧を目指さなくても良いと思っています。大切なのは、「子どもをちゃんと見てあげたい」という気持ちがあること。
その気持ちがあるだけで、すでに十分に“いい親”として進んでいるのだと思います。
三者面談の時間が、「不安を抱えて挑む時間」ではなく、「子どもの今と未来を一緒に支えるための安心の時間」になりますように。あなたの家庭にとって、少しでも前向きで温かい面談になりますように応援しています。














