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夜泣きの対処法、効果があったのはコレ!本当に効いたわが家の工夫とは?

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「また泣いてる…どうして寝てくれないんだろう」
真夜中の静まり返った部屋に響くわが子の泣き声。眠気と疲れでフラフラになりながら、あやす毎日。そんな夜が続くと、心も体も限界に近づきますよね。

私自身、長男の夜泣きに悩まされ、何度も泣きたくなった経験があります。そんな私が、試行錯誤の末に見つけた「効果があった対処法」をご紹介します。夜泣きに悩むご家庭のヒントになれば嬉しいです。

夜泣きってどうして起きるの?

成長の一部とわかっていてもつらい

夜泣きは、赤ちゃんの健やかな成長過程のひとつだとよく言われます。でも実際に毎晩泣かれると、「これが普通」だと頭ではわかっていても、心がついていかないことってありませんか?

私も長男が夜泣きし始めた頃、「どうして毎晩こんなに泣くんだろう」と不安と苛立ちが交互に押し寄せてきました。

育児本で読んだ「夜泣きには理由がないこともある」という一文。
それを読んだとき、正直ほっとした反面、「じゃあどうすればいいの?」と戸惑いもありました。

理由がわかれば対処できる。でも、泣いているのに原因が見えない――その「見えない不安」が一番つらかったように思います。

夜泣きの主な原因とは?

もちろん、全く理由がないわけではなく、いくつかの要因が重なって起きている場合も多いようです。代表的なものをあげると…

  • 睡眠リズムがまだ整っていない
    生後しばらくは体内時計が未発達。昼夜の区別がつかず、夜中でも目が覚めやすくなります。

  • 夢や記憶の整理で目が覚める
    赤ちゃんも夢を見ていると言われています。日中の出来事を処理している最中に、ふと目覚めて不安になって泣くこともあるそうです。

  • 身体的な不快感(暑い・寒い・空腹・おむつなど)
    言葉では伝えられない赤ちゃんにとって、泣くことが唯一の「伝える手段」。大人が気づかない些細な不快感でも泣いてしまうことがあります。

  • 日中の刺激が強すぎた
    外出した日や、来客があった日など、たくさんの刺激を受けた日は特に夜泣きがひどかった印象があります。
    赤ちゃんにとっては「楽しかった」ことさえ、脳にとっては強い刺激になるようです。

わが家でも、支援センターでたくさん遊んで帰った日や、おばあちゃんの家に長く滞在した日は、決まって夜中に何度も泣き出しました。

「楽しませてあげたはずなのに…」と落ち込んだこともありましたが、それだけ赤ちゃんがたくさんの経験をして、心や体が育っている証拠なんですよね。

実際に試した「夜泣き対処法」いろいろ

抱っこ&ゆらゆらは定番だけど…

夜泣きの始まりは、突然でした。
それまでスヤスヤ寝ていた子が、ある日を境に毎晩のように泣き出すように。最初は「そんなものかな」と思いながら、毎回抱っこして家の中をウロウロ…。寝室からリビング、キッチンまで、眠気でふらつきながら歩き回る日々が続きました。

でも、夜中に何度も重たい子を抱えて歩くのは本当にきつくて。腰や腕が痛くなり、「これ、いつまで続くんだろう…」という不安と疲れで、気持ちまで沈んでいきました。

そんな中、「根本的に泣かなくなる方法ってあるの?」と思い始め、いろいろと調べたり試したりするようになりました。

効果があった工夫1:ルーティンを整える

夜寝る前の過ごし方を、毎日ほぼ同じ流れに統一しました。

  • お風呂

  • 絵本タイム

  • 授乳(またはミルク)

  • 就寝

この順番を崩さないようにして、毎晩“寝るスイッチ”が入るよう意識しました。さらに、

  • 明かりは徐々に暗くし、寝る雰囲気を演出

  • 好きなぬいぐるみをそばに置いて安心感アップ

  • テレビやスマホの音・光は早めにオフ

を意識して、「寝る前はリラックスする時間」と体に覚えさせるようにしました。

特別なことをしたわけではないのですが、「いつもと同じ流れ」があることで、子どもも安心して眠れるようになった気がします。
何よりも、私自身が「今日もこの流れでいこう」と迷わず動けるようになり、夜のストレスが減りました。

効果があった工夫2:夜間断乳

長男が1歳を過ぎても、夜中に2〜3回起きては授乳を求めて泣いていました。
最初は「欲しがるなら…」と飲ませていましたが、疲れがピークに達し、「もう限界かも」と感じたタイミングで夜間断乳に挑戦しました。

最初の3日間は、予想以上に壮絶でした。

  • 抱っこしても大暴れ

  • 声が枯れるほど泣き続ける

  • 私も寝不足と不安で涙が出る

でも、4日目以降、少しずつ夜中に泣く時間が減っていき、1週間経つころには朝まで眠れる日が出てきました。

夜間断乳をするには、親の「覚悟」も必要です。「あげたら楽になるのに…」という誘惑と戦うのが一番つらかったかもしれません。

でも、乗り越えたあとは、親子ともに本当にぐっすり眠れるようになりました。翌朝の私の顔色が、明らかに変わったと夫に言われたのを覚えています。

効果があった工夫3:寝る前のスキンシップ

「眠る前に、もっと安心感を与えられることはないかな?」と考えて始めたのが、寝かしつけ前の“スキンシップタイム”です。

  • 背中をゆっくりなでながら「今日もがんばったね」と声をかける

  • ゴロゴロしながら子守唄を歌う

  • 足の裏をやさしくマッサージしてあげる

毎晩10分ほど、ゆっくりした時間を一緒に過ごすようにしたところ、次第に「ママがそばにいてくれる」という安心感が伝わったのか、眠りが安定してきました

とくに効果的だったのは、背中をトントンするだけでなく、「言葉」を添えることでした。
「眠っていいんだよ」「そばにいるよ」と声をかけると、子どもの表情がふっとやわらかくなったのを覚えています。

スキンシップは、子どもだけでなく、親の心も落ち着かせてくれるんだなと実感しました。

夜泣きの中で感じた“親のしんどさ”

イライラと自己嫌悪のループ

夜泣きが続くと、ただでさえ眠れなくてつらいのに、心の余裕までどんどん削られていきます。
「なんで泣きやまないの?」「もう何もしてあげられない…」そんな思いが頭の中をぐるぐる回り、気づけば自分を責める声ばかりが大きくなっていました。

寝不足と疲れがピークだったある晩、私はついに泣きながら、「もうムリ…」とつぶやきました。
その声に反応して赤ちゃんが一瞬静かになったことを、今でも鮮明に覚えています。
泣きたいのは私のほうだよ…と思った瞬間でした。

そんなとき、SNSで見かけたひとことが心に刺さりました。

「子どもをかわいいと思えない夜もあって当然」

この言葉に、張り詰めていた心がスーッとほどけた気がしました。
「私ってダメな母親かも」じゃなくて、「今はしんどい時期なんだ」と思えるだけで、気持ちが少し楽になったんです。

誰かに「それでいいよ」と言ってもらえることって、こんなにも救われるんだと実感しました。

パートナーとの連携がカギ

夜泣きが続くなかで、もうひとつ大きなストレスだったのが、自分だけが夜中に対応しているという不満でした。

わが家では、夫は朝早く出勤する仕事だったため、夜の対応は「私がやるのが当然」になっていました。でも、こちらもフルタイムで仕事をしていて、日中はヘトヘト。
ある日、ついに「なんで私ばっかりなの!私だって眠りたい!」と怒りが爆発しました。

話し合いの末、まずは「夜泣きスケジュール表」を作ってみることに。
1日ごとに当番を交代する形にして、お互いの負担を見える化するようにしました。

  • 1日目は私、2日目は夫、と交代制に

  • 仕事が早い日は早寝して、交代時間を決める

  • 平日の夫担当日は、起きる時間を遅らせて調整

工夫の積み重ねで、どちらか一方が我慢する状況から、ふたりで支える形に変えていけたことが大きな転機でした。

何より、夫が「ありがとう」「助かってる」と言ってくれるようになってからは、私の気持ちも穏やかになりました。

夜泣きは、親同士の連携と理解がなければ乗り越えられない――これは身をもって感じたことです。

試してみてよかったアイテム&サービス

ホワイトノイズマシン

「サーッ」「ザーッ」といった、一定のノイズ音を流すホワイトノイズマシン。
実は「赤ちゃんの眠りに効果的」と聞いて半信半疑で取り入れてみたのですが、意外にもすんなり寝入る日が増えたんです。

うちの子は、周囲の物音に敏感で、少しの物音で起きてしまうタイプ。ホワイトノイズを使うことで、外の車の音や生活音をうまくかき消してくれて、睡眠が途切れにくくなった印象があります。

もちろん、テレビの砂嵐音やスマホアプリでも代用は可能ですが…

  • スマホは通知音が気になる

  • バッテリー切れの心配がある

  • 赤ちゃんのそばに置くのが少し不安

という点から、専用のホワイトノイズマシンを購入して正解でした。ボタンひとつで操作できるものが多く、寝かしつけの準備がぐっとラクになりました。

スリーパー&腹巻

赤ちゃんって、どんなに気をつけて布団をかけても、すぐに蹴ってしまいますよね
うちの子も例外ではなく、夜中に何度も布団がはだけていて、「寒いのかな?」「それで目が覚めるのかな?」と心配になることがよくありました。

そこで取り入れたのが、

  • 着る毛布のようなスリーパー

  • お腹を冷やさないための腹巻

この2つをセットで使うようになってから、深夜に起きる回数が減ったように感じました。
特に腹巻は、薄手のものでもじゅうぶん温かく、赤ちゃんも嫌がらずに着けてくれるので助かりました。

「寝冷え」って大人でもつらいもの。赤ちゃんにとってはもっと大きな不快感になっているかもしれないと実感しました。

育児相談の電話や自治体サービス

精神的に限界が近づいていた頃、ふと目に入ったのが、母子手帳にも載っていた「子育て支援センター」の連絡先でした。
「こんなことで電話していいのかな…」と迷いながらも、思い切って相談してみたんです。

電話に出てくれた職員さんは、まず私の話をじっくり聞いてくれました。アドバイスもありがたかったのですが、何よりも心に残ったのは、

「あなたが頑張ってること、ちゃんと伝わってますよ」

という一言でした。

話しているうちに、ポロポロと涙が出てきて…。
「私は一人じゃない」「頼ってもいいんだ」と思えたことで、翌日の育児が少しだけラクに感じられたのを今でも覚えています。

支援センターや自治体のサービスって、実際に行ったり使ったりするまでハードルが高く感じがちですが、
「ひとりで抱え込まない」ための心のセーフティネットとして、知っておくだけでも大きな安心材料になります。

夜泣きが落ち着く日は、ちゃんと来る

気がついたら、朝まで眠っていた

何度も夜中に起こされ、寝不足のまま仕事や家事をこなす日々。
「もう何日、まともに寝てないんだろう」と数えるのもやめてしまっていた頃――
ある朝、ふと気づいたんです。

「あれ?昨夜、一度も起きなかったかも…」

時計を見ると、なんと朝の6時半。
信じられなくて、思わず子どもの寝顔を二度見しました。スヤスヤと眠るその顔を見て、涙がにじみました。嬉しさと安心と、やっと訪れた“終わり”のようなものが、一気にこみあげてきたのを覚えています。

その日が、夜泣きの完全な終わりではありませんでした。
でも、そこからは確実に、「朝まで寝てくれる日」が増えていきました。

  • 3日に1回だったのが、週の半分に

  • そのうち、ほぼ毎日眠れるように

特別なきっかけがあったわけではなく、ある日ふっと波が引くように、夜泣きは終わっていきました。
「あんなに大変だったのに、終わるとあっけないものだな…」と、少し拍子抜けしたほどです。

今だから言えることですが、夜泣きにはちゃんと“出口”があるんだと、身をもって知ることができました。

今、あの頃の私にかけたい言葉

あの頃の私は、毎晩が「戦い」でした。
泣き声が聞こえるたびに、自分の心が少しずつ削られていくのを感じていた気がします。

「ちゃんと寝かしつけできない私って、母親失格なのかな」
「どうして他の子みたいに寝てくれないんだろう」
そんなふうに、自分を責める声ばかりが大きくなっていました。

でも今なら、あの頃の私にこう伝えたいです。

「眠れなくてつらいね。でも、あなたはちゃんとがんばってるよ」

たとえ不完全でも、イライラしてしまっても、
朝まで何度も起きても、それでも子どもを抱っこしているその姿が、もう立派なお母さんなんだよ、と。

完璧じゃなくていい。泣きたい夜があってもいい。
むしろ、そんな日々を乗り越えたからこそ、今の穏やかな朝がある。

夜泣きのトンネルの中にいるときは、出口が見えなくて苦しいけれど、
必ず少しずつ、光の差す日が近づいてくるから
だからどうか、自分のことを責めないで――そう心から伝えたいです。

まとめ|ひとつでも「うちの子に合う」方法を見つけて

夜泣きに悩む日々は、想像以上に心身ともにこたえます。
でも、いくつかの方法を試してみる中で、「うちの子にはこれが合うかも」と思える瞬間が、きっと訪れます。

効果があるかどうかは、すぐにはわからないかもしれません。けれど、子どもを思って向き合ったその時間は、確実に親子にとって大切な“経験”になります。

がんばりすぎず、焦らず、ひとつずつ。
あなたと、あなたの子にぴったりの方法が見つかりますように。
そして少しずつでも、穏やかな夜が戻ってきますように。心から願っています。