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- 厄除けに行きたいけど初午が良いって本当?
- 初午の由来や意味が知りたい
- 午の日の数え方を教えて
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厄除けの季節が近づいてくると家の人から「厄除けに行くなら初午が良い」と言われたことがある人もいるかもしれません。
では本当に初午は厄除けに行くのに良い日なのでしょうか?また初午の由来や意味についても、よくわからない人が多いのではないでしょうか。
この記事では初午についてくわしく書いています。
この記事を読めば、一番良い日を選んで厄除けに行くことができるようになるので参考にしてみてください。
目次
初午とは厄除けに良い日なの?
昔から午の日が厄除けに行くのに良いと言われていますが、特にその中でも初午(はつうま)に厄除けをすると良いとされています。
なぜなら初午は稲荷大神(いなりのおおかみ)が京都の伏見稲荷大社に鎮座したゆかりの日だからです。
なのでその年の2月最初の午の日を「初午」と呼んでいます。
[aside type=”boader”] また稲荷大神と同一視されている馬頭観音(ばとうかんのん)には「馬のように災厄を食い尽くす」という言い伝えがあるため、馬と関わりのある午の日に厄除けをすると良いと言われています。[/aside]
初午とはいつのこと?
初午(はつうま)とは、その年の2月最初の午の日(うまのひ)のこと。初午はその年によって日にちが変わります。
初午とは?意味や由来を解説
初午とはその年の「2月最初の午の日」というところから始まった言葉です。
もともと「奈良時代に稲荷大神(いなりのおおかみ)が京都の伏見稲荷大社に鎮座した日」と言われています。
初午はこの日をお祝いするために、全国の稲荷神社で「初午祭」が開かれていたことに由来しています。
稲荷大神は穀物や農業の神さまなので、今でも春の訪れを感じ始める2月最初の午の日にお祭りをする稲荷神社が多いのです。
そのため初午に稲荷神社を参拝する人も多いようですね。
[aside type=”normal”] 稲荷とは「稲生り(いなり)」に由来していると言われていて、「お稲荷さん」としても親しまれています[/aside]
初午はなぜ厄除けに良い日なの?
では初午はなぜ厄除けに良い日と言われているのでしょうか?
稲荷大神と同一視されている馬頭観音(ばとうかんのん)は馬のように災厄を食い尽くすという言い伝えがあります。
なので馬と関わりのある「午の日」に厄除けをすると良いと言われているのです。
午の日の数え方をわかりやすく解説
午の日の数え方は一度覚えてしまうとむずかしくありません。
昔の日本では、日にちを十二支(じゅうにし)と十干(じっかん)を組み合わせた60種類に当てはめて数えていました。
[box class=”glay_box” title=”午の日の数え方”]
十干との組み合わせがあるのでむずかしそうに見えますが、午の日の数え方は十二支の順番に数えると覚えておけば大丈夫です。
- 子(ね)
- 丑(うし)
- 寅(とら)
- 卯(う)
- 辰(たつ)
- 巳(み)
- 午(うま)
- 未(ひつじ)
- 申(さる)
- 酉(とり)
- 戌(いぬ)
- 亥(い)
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この順番で数えていって2月の最初の午の日が「初午(はつうま)」です。初午の日にちはその年によって変わります。
なぜ初午の日にはいなり寿司を食べるの?
初午のお供えものとして「いなり寿司」が定番です。
これは「稲荷大神の使いであるキツネは油揚げが好きだから」ということに由来しています。
そこから油揚げにご飯を詰めた食べ物を「いなり寿司」と呼ぶようになったそうです。
なので初午にはいなり寿司を食べることが定番となっているのです。厄年の人は特にいなり寿司を食べるようにしてくださいね。
まとめ
初午についてくわしく書いてきましたが、もう一度確認しておきましょう。
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- 初午に厄除けをすると良いのは、初午が稲荷大神が伏見稲荷大社に鎮座したゆかりの日だから
- 稲荷大神と同一視されている馬頭観音には「馬のように災厄を食い尽くす」という言い伝えがあるため、馬と関わりのある午の日、特に初午に厄除けをすると良いと言われている
- 初午とはその年の2月最初の午の日のこと
- 初午は稲荷大神が伏見稲荷大社に鎮座したことを祝う「初午祭」が開かれていたことに由来している
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厄払いはその年2月最初の午の日である「初午」に行くのが良いとされています。厄払いに行く予定の人は、初午に稲荷神社へ厄払いに行ってみてはどうでしょうか。