お食い初めは一生に一度。写真も残るし、できれば特別な雰囲気で迎えたいですよね。
でも現実は、仕事や家事、育児で毎日バタバタ。私も「神社みたいにきちんとした雰囲気にしたいけど、準備が大変そう…」と悩んでいました。そんなときに頼りになったのが“お食い初めのレンタルセット”でした。食器や飾りが一式そろって届くので、準備の負担がグッと減り、写真映えもバッチリ。

この記事では、実際に使って感じたメリットや、人気レンタルセットの違い、自宅でも神社風に演出するコツをまとめました。忙しい家庭でも無理なく特別な1日を作れるはずです。

お食い初めのレンタルセットは本当に便利?私が感じたメリット

準備いらずで当日の負担が激減する

お食い初めは「当日が一番バタバタする行事」と言っても過言ではありません。
離乳食の進み具合、赤ちゃんの機嫌、両親や祖父母とのスケジュール調整など、思っている以上にやることが多いんですよね。

レンタルセットの良さは、その“事前準備の大変さ”を一気に軽くしてくれるところ。届いた箱を開けた瞬間、必要な食器や飾りがすべて揃っていて、
「もうセッティングするだけ!」
という状態になっているのは本当に助かります。

特に私がありがたかったのは、
セット内容がそのまま“写真映えの配置”になっていること
正直、初めてのお食い初めで「どこに何を置けば正解なの?」と悩んでいたので、配置例があるだけでストレスが半分以下になりました。

また、当日慌てて準備する必要がないので、赤ちゃんの授乳や寝かしつけにもゆとりが持てるのが大きなメリットです。

写真映えする“統一感”がそろっている

自宅で神社風の雰囲気を作るときに一番難しいのが“統一感”。
敷物だけ和風にしても、食器が洋風だとチグハグに見えてしまったり、部屋のインテリアと合わずに浮いてしまったり…。私も最初は何を買い足すべきか分からず、ネットで調べ続けて疲れてしまいました。

レンタルセットなら、
・食器
・祝い敷き
・飾り(花・屏風など)
・歯固め石
・祝い箸
など、すべてが同じテイストで揃っています。

しかも、和風だけでなく北欧風・ナチュラル系など、自宅のインテリアに寄せられるデザインも増えていて「選ぶのも楽しい」です。

何より、統一感があると写真の完成度が一段階上がるので、祖父母への報告もスムーズ。オンラインで共有したときの満足度も高かったです。

使い終わったら返送するだけ

行事が終わった後に意外と大変なのが“片付けと収納場所の確保”。
特に漆器風の食器や飾り物は、次に使う予定がなければ収納スペースの負担になりがちです。

レンタルなら、
・段ボールに戻す
・付属の伝票を貼る
・コンビニや配送業者に渡す
これだけで完了する手軽さ。

私は「これどこに置こう…」と悩むことが一切なく、翌日には部屋がいつも通りに戻せたので、気持ちまで軽くなりました。

さらに、道具のお手入れが不要なのも嬉しいポイント。漆器や陶器は扱いが怖い部分もありますが、返送前の簡単な拭き取りだけでOKなのは助かりました。

人気のお食い初めレンタルセットの種類と選び方

1.神社風・和風セット

赤ちゃんのお祝いらしい“きちんと感”を重視したい家庭に人気なのが、この神社風・和風タイプ。
漆器風の器、赤い祝い敷き、金屏風などがセットになっており、自宅でも本格的な雰囲気がつくれます。写真に残したときの満足度が高く、祖父母世代からの評価もとても良いのが特徴です。

私も最初に見たとき「これ本当に家で撮ったの?」と驚いたほどで、背景に生活感があっても装飾の力でしっかり“行事の場”に仕上がります。
特に、赤ちゃんの晴れ姿をしっかりカタチに残したい家庭にぴったりで、初めてのお食い初めにも安心して使える構成になっています。

・行事らしい厳かな雰囲気にしたい
・両親や祖父母に写真を送る予定がある
・スタジオ風の本格カットを自宅で撮影したい
という家庭に最適です。

2.ナチュラル・北欧スタイルセット

白木・生成り・淡いカラーをベースにした、柔らかい雰囲気のセット。
ナチュラルテイストのインテリアに馴染みやすく、普段のリビングをそのまま背景にしても美しくまとまるのが魅力です。

特に自然光との相性が良く、午前中のやわらかい光で撮影すると、まるで雑誌の1ページのような優しい写真が撮れます。赤ちゃんの“ふんわり感”を大切にしたい家庭に向いています。

また、派手すぎないデザインなので、
・SNS用におしゃれな写真を撮りたい
・自宅の雰囲気に合う落ち着いたセットが欲しい
というママたちからも支持されています。

3.料理付きセット

準備の手間を極限まで減らしたい家庭に人気なのが、料理付きセット。
祝い鯛、赤飯、歯固め石、煮物など“必要なものが全部そろって”届くため、買い出しに行く必要がありません。

私自身、このタイプを利用したときは「買い物リストを作る必要がない」だけで気持ちがものすごくラクになりました。
お店を回る手間がないので、当日の朝も赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり動けます。

特に、近くに鯛を取り扱うお店が少ない地域では大きな助けになるセットです。

・料理の段取りを省きたい
・忙しくて買い物に行く時間がない
・当日は撮影とお祝いに集中したい
という家庭にぴったりです。

4.撮影小物がセットになった豪華タイプ

「どうせ撮るなら、しっかり思い出に残る写真にしたい!」という家庭に向いているのが豪華タイプ。

屏風・和傘・祝い花・小道具など、写真スタジオ並みのラインナップで、兄弟の七五三や百日祝いも同時に撮影できるほど。背景に生活感があっても、小物の力で一気に“特別な記念写真”に変わります。

このタイプはとにかくSNS映えが強く、
・スタジオ撮影を省いて節約したい
・自宅で家族写真をまとめて撮りたい
・撮影小物を一式そろえるのは難しい
という家庭が選ぶケースが多いです。

特に兄弟がいる家庭は“1回借りて広く撮影に活用できる”ため、コスパが高いのも魅力です。

自宅でも“神社風”に演出するコツ

白い布 or ランナーを敷くだけで雰囲気が変わる

神社風の空気を出すには、まず「土台」を整えることが何より大切です。
テーブルの上に白い布や白木調のランナーを敷くだけで、一気に“神聖さ”が加わります。私は家にあった白いテーブルクロスに、和紙の質感のランナーを重ねただけでしたが、それだけで背景の生活感が驚くほど薄れました。

白を基調にすると、上に置く食器や飾りが引き立ちやすく、写真の仕上がりも明るくなります。
特別な布がなくても、シンプルな白布で十分で、むしろ余計な柄がない方が“神社らしさ”が際立つのを実感しました。

赤・金をポイントで入れる

お祝いらしさを出すなら、赤と金を少し足すだけで一気に雰囲気が整います。
神社の祭壇をイメージすると分かりやすいのですが、“控えめな赤と光沢のある金”があるだけで場が引き締まるんですよね。

たとえば、
・赤い祝い敷き
・南天や紅白の造花
・小さめの金屏風
・金色の箸袋
こういったアイテムを少し添えるだけで、統一感が生まれます。

私は100均の造花を小さな花瓶に入れただけですが、それでも見栄えがグッと良くなりました。
飾りすぎなくてもいいので、“部分的に赤と金を入れる”ことを意識するのがおすすめです。

自然光が入る場所で撮影する

写真の印象を大きく左右するのが「光」。
神社のような厳かで柔らかい雰囲気を再現するには、自然光が欠かせません。

特に午前〜昼の光は明るすぎず、影も柔らかいため、赤ちゃんの肌もきれいに写ります。
部屋の照明をつけると影が濃くなりがちなので、撮影するときはあえて照明を消して自然光だけにするのもおすすめです。

自然光が横から入る場所にセットを配置すると、食器のツヤや金色パーツの輝きが自然に出て、写真が一気に上品になります。

料理は“皿数を守る”だけで本格的に

お食い初めの料理は一見複雑そうに見えますが、実は「一汁三菜」の形が守られていれば大丈夫。
盛り付ける料理が多くなくても、器の位置が整っているだけで、きちんと“儀式の場”として成立します。

私は料理の手間を省きたかったので、
・祝い鯛だけは仕出しで注文
・煮物や汁物は簡単なものを用意
・盛り付けはレンタルセットの説明通り
この3つだけで対応しました。

特に重要なのは、器の配置が整っているとそれだけで本格的に見えるということ。
左右や並びを意識するだけで、お祝いらしい雰囲気がぐっと際立ちます。

さらに、鯛があるだけで写真の華やかさが一段上がるので、買いに行く余裕がない家庭はテイクアウトを活用するのがおすすめです。

実際に使って分かった「レンタルが向いている家庭・向かない家庭」

レンタルが向いている家庭

レンタルが特に力を発揮するのは、「準備の負担をできるだけ減らしたい」という家庭です。
赤ちゃんのお世話と家事・仕事の両立で手いっぱいな中、1から準備するのは想像以上に大変ですよね。私自身、買い物リストを作って、必要な物を調べて、配置を整えて…という流れを考えただけで気持ちがいっぱいになってしまい、レンタルに助けられました。

以下のような家庭には、レンタルは特に向いています。

  • 忙しくて準備に時間が取れない
    仕事や上の子のお世話があり、当日の段取りに時間を割けない家庭は、セットが届くだけで一気に負担が軽くなります。

  • 写真映えするセットを一式そろえたい
    テイストが統一されたセットが揃っているので、撮るだけで見栄えする写真に。

  • 今後使う予定がないものを買いたくない
    お食い初めは一度きり。行事後は置き場に困ることも多く、レンタルなら返却ですべて完了。

  • 収納スペースが限られている
    食器や屏風、小物などは意外と場所を取ります。処分にも困らないのがレンタルの強み。

特に私が感じたのは、“準備時間が圧倒的に減る”という最大級のメリット
セットが届いたら、当日は赤ちゃんの機嫌に合わせて撮影するだけ。時間に追われないことで、私自身も穏やかにお祝いの日を迎えられました。

レンタルが向かない家庭

一方で、すべての家庭にレンタルが最適とは限りません。
お祝いの形をどう残したいかによっては「購入」のほうが満足度が高くなるケースもあります。

  • 継続的に兄弟で使いたい
    下の子が生まれる予定があったり、家族の行事を大切にしたい家庭は、購入して長く使う方がコスパが良い場合も。

  • 自分たちで食器をそろえて記念に残したい
    「この器は上の子のときに選んだもの」といった思い出作りを重視したいなら、購入の方が気持ちの満足度が高くなります。

  • コーディネートを完全に自分の世界観で作りたい
    ナチュラル系・和風・アンティーク風など、自宅の雰囲気に合わせて細かくこだわりたい場合は、レンタルより購入のほうが自由度があります。

特に“世界観を自分で作りたい”タイプの家庭は、レンタルだと情報量が決まっている分、少し物足りなさを感じることがあります。
逆に、「準備の手間より気軽さを優先したい」ならレンタルはベストな選択肢です。

失敗しないレンタルの選び方

返送の流れが簡単な会社を選ぶ

お食い初めが終わったあとは、片付けと赤ちゃんのお世話で一気にどっと疲れが出ます。そこで意外と差がつくのが「返送がどれだけラクか」というポイントです。
段ボールがそのまま返送箱として使えるタイプなら、梱包材もそのまま活用できるので、詰め直しもスムーズ。さらに最初から返送伝票が同封されていると、当日の夜や翌日にサッと準備ができて助かります。

中には、集荷の手配方法まで説明書に書いてある会社もあります。そういうところを選んでおくと、行事後に“どうやって返せばいいんだっけ?”と慌てずに済むので、チェックしておくと安心です。

食器の素材は必ずチェック

写真の雰囲気と使いやすさを左右するのが、食器の素材です。
・陶器:重みがあって高級感があり、写真映えしやすい
・漆器風:お祝いらしい艶やかさが出て、和風の神社感がアップ
・樹脂製:軽くて扱いやすく、割れにくいので子どもが触っても安心

どれを選ぶかで印象がガラッと変わります。兄弟で何度か利用する予定があったり、記念写真を何パターンも撮りたい場合は、丈夫で扱いやすい樹脂系だとストレスが減ります。
一方で、「1回だけでもいいから、とにかく雰囲気重視で撮りたい」という場合は、漆器風や陶器のセットを選ぶと“特別感”がグッと高まるのでおすすめです。

必要な料理が含まれているか確認

レンタルセットによって「どこまで含まれているか」がかなり違います。
・祝い鯛付き
・お赤飯付き
・歯固めの石付き
・料理は無しで器のみ

など、パターンはいろいろ。
自分でどこまで準備できるかをイメージしながら、「鯛は近所で買えるか」「歯固め石は神社でもらうか、それともセットで欲しいか」を決めておくと選びやすくなります。

特に忙しい家庭の場合、当日にスーパーや魚屋さんへ走るのはなかなか大変です。買い足しが少ないセットほど、当日の動きがラクになり、赤ちゃん優先のタイムスケジュールが組みやすくなります。

配送日の余裕がある会社を選ぶ

「いつ届くか」は、精神的な安心感に直結します。
・前日着のみ
・2日前着を選べる
・日にち指定+時間帯指定ができる

など、サービスによって違いがあります。
私は「2日前着」を選べる会社にしたことで、前日にゆっくり飾り付けをして、当日は赤ちゃんの機嫌を見ながら撮影に集中できました。

万が一の配送遅れや、自分の体調不良・赤ちゃんの不機嫌なども考えると、1日でも余裕を持って受け取れるスケジュールが組める会社を選ぶと安心度が段違いです。
申込み前に「お届け日・時間の指定ができるか」「悪天候時の対応はどうなっているか」も、軽くチェックしておくとより心強いですよ。

まとめ|自宅でも“特別な1日”はつくれる。レンタルセットを上手に活用しよう

お食い初めは、形式や豪華さよりも「家族で赤ちゃんの成長をお祝いする」という気持ちが中心にあります。
ただ、現実には準備・買い出し・当日の段取り…と、やることが多くて負担に感じてしまうこともありますよね。私自身も、初めてのお食い初めでは「どこから準備を始めればいいの?」と気持ちが重くなる瞬間がたくさんありました。

そんなときこそ、レンタルセットはとても心強い存在になります。
食器・飾り・敷物・小物などが一式そろって届くので、準備に悩む時間が一気に減り、赤ちゃんの機嫌を見ながらゆっくり進められるようになります。行事を“負担”ではなく、“楽しみ”に戻してくれるのがレンタルセットの最大の魅力だと感じました。

また、レンタルだからこそ「片付けたら返すだけ」の気軽さも大きなポイント。行事が終わると一気に疲れが出るものですが、収納場所を気にせず片付けられるのは想像以上の安心感があります。

もし今、
・準備が追いつかない
・写真映えさせたいけどセンスに自信がない
・買いそろえるより簡単に済ませたい
と感じているなら、レンタルセットは本当に頼れる選択肢です。

自宅でも、短時間でも、しっかりと「特別な1日」を作る方法はいくらでもあります。
ぜひあなたの家庭に合ったスタイルを見つけて、赤ちゃんの成長をゆったりと祝いながら、家族で温かい思い出を作ってくださいね。