節分の豆まき、赤ちゃんがいると「誤飲しないかな?」「怖がらないかな?」と不安がつきまといますよね。わが家も上の子と下の子の年齢差があるので、豆をそのまま使うのは避けたいけれど、季節の行事は楽しませたい…と毎年バタバタ。でも、豆の代用品を使ったり、投げ方を工夫したりすれば、安全に“家族みんなで笑える豆まき”ができます。
この記事では、私が実際に試して安心だった方法や、赤ちゃんが怖がらないコツをまとめました。忙しい毎日でも、ほっとする節分時間を作れますように。
目次
赤ちゃんに豆まきをさせるときの注意点

赤ちゃんは何でも手に取って口に運ぶ時期なので、豆まきの豆はとくに注意が必要です。もし床に豆が転がっていても、赤ちゃんはそれが食べ物かどうか判断できません。乾燥した豆はツルッと滑りやすく、のどに貼りつくと吐き出せず窒息の危険があります。うちでも上の子と一緒に豆まきをしたとき、下の子が高速ハイハイで豆を追いかけてしまい、思わずヒヤッとしました。
赤ちゃんがいる家庭では「豆を床に散らさない工夫」が何より重要です。 たとえば豆を器に入れたまま「投げる」雰囲気を演出したり、代用品を使ったりすると安全性がぐっと高まります。イベントだからと無理に本物の豆にこだわらなくても大丈夫です。
親が見守れる時間帯を選ぶ
豆まきをする時間帯も意外と大切です。夕方の台所仕事や上の子の宿題時間が重なるタイミングは、大人の注意が散って誤飲に気づきにくくなります。家族の手が空いている昼間や、明るい時間帯に行うと落ちたものが見つけやすく安心です。私は赤ちゃんの昼寝後の“ご機嫌タイム”を狙って豆まきをし、短時間でも集中して見守れるようにしています。家族みんなが落ち着いている時間に行うことで、節分を安全に、そして楽しく過ごすことができます。
豆の代用品は「安全」と「片づけやすさ」で選ぶ

赤ちゃんがいるおうちで本物の豆を使うと、誤飲の心配だけでなく、後片づけが大変になってしまいます。豆が家具のすき間に入り込んで、数日後に見つかってゾッとした…という経験、私自身もあります。その点、代用品なら安全性が高く、掃除もラク。赤ちゃんがまだ月齢の低い時期は、豆まきを“本格的に”するのではなく、雰囲気を楽しむだけでも十分です。
わが家では年齢によって素材を変えてみたところ、「軽くて当たっても痛くない」「見つけやすい」という2つが選ぶ基準になりました。特に誤飲の心配を避けるためには、赤ちゃんの口より明らかに大きいサイズにすることが最優先です。
ラップや新聞紙で手作りボールをつくる
ラップや新聞紙を丸めて、ガムテープで軽く固定するだけで即席ボールが完成します。これならサイズを自由に調整できるので、赤ちゃんが誤って口に入れる心配は激減します。丸める際は、赤ちゃんが握った時に潰れにくい硬さにしておくと、ポンっと投げても形が崩れにくく遊びやすいです。白やカラフルな紙を使えば、床に落ちても目立って片づけもスムーズ。
お手玉風の“やわらか豆”
もう少し手作りにこだわりたい場合は、100円ショップのビーズや綿を布で包んで縫い合わせ、お手玉風に仕上げるとさらに安心感が増します。重さがほとんどないので投げても痛くなく、子どもが当たっても大きな事故につながりません。布の色をカラフルにすると、床に転がってもひと目でわかるので片づけが簡単。赤ちゃんが掴んで振り回しても中身が飛び散らないよう、縫い目をしっかり閉じておくと安心です。
赤ちゃんが怖がらない豆まきの進め方

赤ちゃんにとって、鬼の存在は想像以上に強烈です。まだ“遊び”と“恐怖”の区別がつきにくいため、鬼の顔を見ただけで大泣きすることもあります。うちの下の子も、最初は紙の鬼のお面を見ただけで涙目になり、豆を投げるどころではありませんでした。
せっかくの節分を泣いて過ごすのはさみしいので、「怖がらせないこと」を中心に考えると、赤ちゃんも自然と豆まきに参加できるようになります。特に“鬼=怖い”というイメージを最初から与えない工夫が大切です。
鬼役は優しい雰囲気で
本格的な鬼のお面や大声は、赤ちゃんには刺激が強すぎます。大人が全力で演じると、視界に突然現れる“赤い顔”に驚いて泣いてしまうことも。そこで、カチューシャ型のかわいいツノをつけるだけにしたり、顔が隠れないように工夫すると、赤ちゃんは「知っている人だ」と安心します。私もツノだけを付けてニコニコ近づいたところ、下の子は楽しそうに手を伸ばしてくれました。
音量は控えめに
「おにはそと!」と大きな声で叫ぶのが節分の醍醐味ですが、赤ちゃんにとっては大音量は不安を招くことがあります。初めての年は、歌うような声で「おにはそと〜」と優しく言うだけでも十分雰囲気が出ます。動きもゆっくり、ゆったりとしたペースで進めると、赤ちゃんもニコニコしながら見てくれます。驚かせないように、最初に「いまから豆まきするよ〜」など声をかけると、安心して参加できます。
終わった後の誤飲対策|片づけと確認が大事

豆まきの本番よりも、実は“終わった後”のほうが誤飲の危険が高まります。赤ちゃんは大人が片づけに集中しているわずかな隙を狙うように、床のものを見つけて口へ運んでしまいます。わが家でも、片づけの最中に下の子がハイハイで素早く移動し、落ちていた代用品をつかんでしまったことがありました。油断している瞬間ほど危ないので、「豆まき後の徹底チェック」が安全のカギになります。
掃除しやすい環境をつくる
豆まき前のちょっとした準備が、後片づけのスピードを大きく左右します。ラグやプレイマットのように“豆が入り込みそうな場所”をあらかじめどけておけば、掃除が一気にラクになります。家具の下やソファ横も一度スペースを空けておくと、代用品が転がり込む心配が減ります。片づけは大人だけで頑張るより、家族全員でサッと終わらせる方が効率的。
私は「せーの!」と合図して、上の子も一緒に探してくれるようにしています。ゲーム感覚で片づけすれば、家族の協力も得やすいです。
赤ちゃんの動線もチェック
掃除が終わるまでの「赤ちゃんの居場所」もとても重要です。這い回る時期の赤ちゃんは、予想外のスピードで移動します。少しでも目を離すと、ソファ下やベッドの奥へ潜り込むことも。掃除中だけは抱っこ紐に入れたり、ハイローチェアに座らせたりして安全な場所を確保すると安心です。掃除が完了したら、目線の低い位置に立って「床に何も残っていないか」を親が再確認しておくと、誤飲のリスクをほぼゼロにできます。
赤ちゃんと一緒に楽しめる演出アイデア

豆を投げるだけが節分じゃありません。赤ちゃんが“自分も参加している”と感じられる仕掛けを少し足すだけで、行事がぐっと温かい時間になります。月齢が低いうちは体験の「順番」を意識して、見せる→触れる→投げる(または入れる)と段階を踏むとスムーズ。「安全・軽い・視界をさえぎらない」の三拍子を守ると、怖がらずに笑顔で参加できます。
鬼の衣装を手作りする
フェルトの角カチューシャや、ゴムベルトに通すだけのトラ柄スカートなら数十分で完成。肌に触れる部分はチクチクしない素材を選び、角は芯材を使わず綿でふわっと。ゴムは指1本分の余裕を持たせ、面ファスナー(マジックテープ)でワンタッチ着脱にすると、嫌がったときもすぐ外せます。
角は大人用と赤ちゃん用で色を変えると写真にメリハリが出て、家族写真の主役感もアップ。衣装は「着せる前に見せて触らせる→短時間だけ着る→写真を撮ったら外す」の流れにすると、赤ちゃんの負担が少なく楽しめます。
節分の歌・読み聞かせで雰囲気作り
いきなり鬼を出すより、最初に“季節の導入”を。絵本は表情がやさしいタッチのものを選び、ページをめくるたびに「どこに鬼さんいるかな?」と指差しで対話。歌は声量よりテンポ重視で、手拍子や鈴・マラカスなどの小さな楽器をプラスすると参加感が高まります。歌→読み聞かせ→豆(代用品)に触れる→「おにはそと〜」のゆる投げ、という流れにすると、赤ちゃんも安心して“次に何が起こるか”を予測でき、泣きにくくなります。
写真タイムと“できたね!”の達成感を演出
床に大きめの紙を敷いてミニ撮影ブースを作ると、片づけもラクで記念にも残せます。撮影は最初の1〜2分でパッと終えるのがコツ。最後は「かご(箱)にポイ!」ゲームで締めると、投げるのが難しい赤ちゃんでも参加OK。入ったら拍手して「できたね!」の言葉をたっぷりかけると、行事=楽しいの記憶が積み上がります。撮った写真は翌年の導入に使えるので、年ごとの成長を振り返る楽しみも増えます。
まとめ|赤ちゃんの安全を守りつつ“家族の行事”を楽しもう
節分は、家族の無病息災を願うあたたかな時間。赤ちゃんがいると準備や配慮が増えますが、代用品を選ぶ、投げ方を穏やかにする、終わったら即片づけを徹底する――この三つを押さえれば、安心して楽しめます。初めての年は「安全最優先」で十分。本物の豆にこだわらなくても、行事の意味や家族の笑顔はしっかり残ります。
明日からの実践ステップもシンプルです。
前日までに大きめサイズの代用品を用意し、床に敷物やラグがある場合は一時的にどけておく。
当日は赤ちゃんがご機嫌の時間帯を選び、鬼はカチューシャ程度、声量は控えめでスタート。
終了後は家族総出で2分間だけ集中掃除。最後に大人が目線を低くして最終チェックを行う。
写真や絵本を活用して「参加した気分」を作れば、赤ちゃんの記憶にもやさしく残ります。来年は今年より一歩進めてみよう、くらいの気持ちで十分。無理をせず、家族のペースで“わが家流の節分”を育てていきましょう。準備は今日から少しずつでOK。次の週末、まずは代用品づくりから始めてみませんか。















