お月見のお団子作り方で失敗しない!子どもと簡単に作れる安心レシピ

子どもと一緒に作るお月見団子は「難しそう」より「ちょっと楽しみ」でいい
お月見団子って、なんとなく「きれいな丸にするのが大変そう」「失敗したらどうしよう」と身構えてしまいませんか。私も最初はそうでした。でも実際に子どもと一緒に作ってみると、きれいさよりも“家族で一緒に丸めた時間”のほうがずっと記憶に残るんですよね。
このページでは、私が実際に作ってみて分かった「失敗しにくい作り方」と「親も子もラクになる工夫」をまとめています。これを意識するだけで、ハードルがぐっと下がって、お月見団子作りが“ちょっと楽しみな行事”に変わります。
今年は、「まあ、ちょっとやってみようか」の気持ちで一緒に作ってみませんか。
お月見団子の材料と準備|これだけあれば十分

お団子作りと聞くと少しハードルが高く感じますが、実はとてもシンプル。
特別な調理器具も必要なく、普段の買い物ついでにそろうものばかりです。
「ちゃんと作れるかな?」と不安になるより、「まあ一度やってみようかな」くらいの気持ちで始められるのが、お月見団子のいいところだと感じています。
基本の材料
・白玉粉(または団子粉)
・水
・砂糖(少し甘みをつけたい場合)
お団子と言うと、“ちゃんと甘くしたほうがいいのかな?”と悩みますが、必ずしも砂糖は必須ではありません。
むしろ甘みは後から、きな粉やみたらし、黒蜜などで調整できるので、まずは材料をシンプルにしておくほうが気楽。
特に子どもと一緒に作る場合は、「材料が少ない=失敗する要素が少ない」ので、精神的にもとてもラクでした。
そして、もうひとつ安心してほしいのが分量。多少水が多くても少なくても、少しずつ足したり粉を足したりして調整できるので、完璧じゃなくても大丈夫です。
お団子作りは“正解を当てる作業”ではなく、“家族で楽しみながら整えていく時間”だと考えると、気持ちがぐっと軽くなります。
子どもと作るからこそ、準備しておいてよかったもの
・ボウルを2つ(親用&子ども用で分けるとケンカ防止)
・キッチンペーパー(こぼれてもすぐ拭ける安心)
・少し余裕のある作業スペース
・エプロンや濡れタオル(手が粉だらけになりやすいので)
親と子どもでボウルを分けておくと、「自分の分」という責任感が生まれて、意外と集中してくれるんですよね。
逆に1つのボウルだと、「触りたい!」「まだこねたい!」と取り合いになってしまい、親のほうが疲れてしまうことも…。
最初から“喧嘩になりにくい環境”を作っておくことが、穏やかに楽しむコツだと実感しました。
また、粉ものはどうしてもテーブルに広がります。
でも、最初から「汚れる前提」でキッチンペーパーや布巾を準備しておくだけで、気持ちの余裕が全然違います。
少し広めのスペースを確保して、「ここは思いきりやっていい場所だよ」と伝えておくと、子どもも安心して取り組んでくれました。
子どもと一緒に作るときは、完璧な環境よりも「多少散らかっても笑っていられる余裕」を作ることが大切。
そのためにも、“準備しておく安心感”が成功の近道だと感じました。
失敗しにくいお団子の作り方|コツは“耳たぶ”より少し柔らかめ

お団子作りの説明でよく聞く「耳たぶくらいの柔らかさ」。便利な表現ではあるのですが、実際に作る側としては「耳たぶってこんなに柔らかかった?」と悩みやすいポイントでもあります。
私自身も最初は感覚がつかめず、「これで合ってるのかな…?」とドキドキしながら進めていました。やってみて分かったのは、“完璧な正解を探すより、水を少しずつ足して調整すること”がいちばんの近道だということです。
作り方の流れ(ゆっくり手順でOK)
白玉粉に少しずつ水を加える
指先でつぶしながら粉を溶かしていく
粉っぽさがなくなるまで全体をこねる
ピンポン玉より少し小さめに丸める
たっぷりのお湯で茹でる(浮いてから1〜2分)
冷水にとって冷やし、表面を落ち着かせる
ポイントは、はじめから水を一気に入れないこと。最初は「少ないかな?」と思うくらいで大丈夫です。粉がまとまってくる感覚を確認しながら、必要に応じてほんの少しずつ足していくと失敗しにくくなります。
生地の理想は、「手にべたべた付かないのに、押すと少し柔らかくへこむ状態」。
水が少ないと、成形の途中でひび割れしやすく硬めの食感になってしまい、水が多すぎると丸めにくく、茹でたときに形が崩れやすくなります。なので、“少しずつ・様子を見ながら”という進め方がとても大事でした。
茹でるときも焦らなくて大丈夫。団子が浮いてきてから少し追加で茹でると、中まで火が通ってもちっとした食感になります。冷水にとるのは表面を引き締めて食感をよくするため。ここをさぼらないだけで、仕上がりがぐっとよくなりました。
そして何より、完璧な丸さや理想的な柔らかさを求めすぎなくても大丈夫。
「今日はこれでいいよね」と思える気持ちも含めて、お団子作りの楽しさだなと感じています。
子どもでも失敗しにくい丸め方のコツ
小さな手でお団子を丸めると、どうしても形がいびつになったり、少し平べったくなったりします。でも、それは「失敗」ではなく、むしろ“子どもと一緒に作った証”。大人が見ると不揃いに感じても、子どもにとっては「自分で作れた」という達成感につながる大切なポイントなんですよね。
丸めるときの工夫
・最初は親が見本を1〜2個作る
・「ぎゅうぎゅうに握らない」を伝える
・両手でコロコロすると丸くなりやすい
・多少いびつでもOKと割り切る
最初に親が一つだけ完璧すぎない見本を作って見せると、子どもも「あ、これくらいでいいんだ」とハードルが下がります。ぎゅっと握ってしまうと団子が固くなりやすいので、「やさしく触る」ことを伝えるのも大事なポイント。両手でコロコロ転がすと自然に丸くなっていくので、小さな子でもチャレンジしやすくなります。
そして一番大切なのは、「多少いびつでも全然OK」という空気を大人が作ってあげること。
うちでは、丸くなりきれなかった団子を“子ども作スペシャル”と名付けて、一番目立つ場所に飾るようにしました。本人はすごく誇らしそうで、その表情を見ているだけでこちらまで嬉しくなります。
お月見団子作りは“完璧な丸”を作るイベントではなく、「できた!」という喜びを一緒に味わう時間。
そう思えるだけで、親の気持ちもぐっとラクになるし、子どもにとっても温かい思い出になると感じています。
団子を美しく盛り付けるコツ|十五夜らしさを出す方法
せっかくお月見団子を作るなら、ただ食べるだけでなく「飾る時間」も楽しみたいですよね。きれいに並べるだけで、いつもの食卓が一気に“十五夜の特別な空間”に変わります。しかも、難しいことをしなくても十分雰囲気は出せるので、「不器用だから…」と心配しなくても大丈夫です。
伝統的な並べ方(十五夜)
・15個用意するのが理想
・下段:9個
・中段:4個
・上段:2個
いわゆる「三段ピラミッド型」が基本ですが、これは“できたら”で大丈夫。実際のところ、子どもが途中でつまみ食いして減ってしまうのなんて、よくあることですよね。うちも毎年何個か消えていくので(笑)、揃わなかったら無理せず「三角形に近い形で並べる」だけでもしっかり十五夜らしさが出ます。
また、お団子をただお皿に置くだけよりも、
・白いお皿を選ぶ
・木製トレーを使う
・キッチンペーパーや和紙を一枚敷く
といったひと工夫だけで、グッと雰囲気が良くなります。和紙が家になければ、シンプルなペーパーでも十分。形や柄より、“少し特別感のある敷物があるかどうか”だけで印象が変わりました。
もしススキや秋の花があれば、少し横に飾ると一気に完成度が上がります。なければ観葉植物や小さな花瓶でもOK。要は「いつもと少し違うテーブル」を作ることが、お月見らしさにつながるんですよね。
そして何より意識したいのは、“完璧じゃなくていい”と最初から決めておくこと。
「数が足りない」「形が不揃い」そんなことより、家族で笑いながら並べた時間のほうがずっと大切。そう思えるだけで、盛り付けの時間もぐっと楽しく、気持ちも軽くなりました。
味付け・アレンジ|みたらし・きな粉で家族みんなが満足
お月見団子というと、「白いまま食べる」「飾って終わり」というイメージを持ちやすいですが、少し味付けを用意しておくだけで一気に家族イベントとして盛り上がります。子どもはもちろん、大人もそれぞれ好みが違うので、いくつか選べるようにしておくと「どれ食べる?」という時間も楽しいひとときになります。
定番で間違いないアレンジ
・きな粉+砂糖+少量の塩
・みたらし(市販でもOK)
・あんこ
・黒蜜
きな粉は、砂糖だけでなくほんの少し塩を入れると味に奥行きが出て、ぐっと満足感が増します。みたらしは手作りレシピもありますが、忙しい日は市販のものでも十分。あんこや黒蜜も、買ってきて“のせるだけ”で立派な一品になります。
私は以前、「せっかくなら全部手作りしたい」と気合いを入れすぎたことがありました。結果、調味料の準備や片付けでぐったり…。それ以来、「作るのは団子だけ。味付けは無理せず頼る」というルールに変えました。それでも子どもたちは喜んでくれるし、むしろ種類が増えたおかげで楽しみ方が広がったように感じます。
また、家族で好みが割れる場合もありますよね。甘いものが好きな人、さっぱり派の人、見た目が楽しいものを選びたい子ども…。少しずつ味を用意しておくことで、「それぞれの楽しみ方」が生まれるのも魅力です。
“全部完璧に作らなくてもいい、楽しむために少し手を抜く”という工夫は、親の余裕にもつながる大事なポイント。
お団子づくりを頑張りすぎないからこそ、家族でゆっくり味わう時間を大切にできると感じました。
一緒に楽しむための安全対策と片付けのコツ
せっかくのお月見団子作り。ワクワクする行事だからこそ、「安心して楽しめること」が一番大切だと感じています。ほんの少し意識しておくだけで、ヒヤッとする場面が減り、親の心もかなりラクになります。
安全面で意識しておきたいこと
・茹でる工程は大人が担当
・熱い団子は必ず冷水で冷ます
・小さい子は喉に詰まらないサイズに
お湯を沸かしたり、茹で上がりをすくったりする作業は、見ているよりずっと危険が伴います。途中から子どもが「やってみたい!」と言ってくることもありますが、そこはしっかり線引きをして、「ここはお母さん(お父さん)の仕事ね」と役割を決めておくと安心でした。
茹でたてのお団子は思った以上に熱いので、冷水でしっかり冷ましてから触らせるのもとても大切。特に小さい子は勢いで口に入れてしまうこともあるので、「熱い状態では絶対に触らせない」ことを徹底しておくと安心感が違います。
さらに、子どもによってはまだ喉が小さく、丸いものは詰まりやすいことも。サイズを少し小さめにしたり、噛みやすい柔らかさを意識してあげることで、安心して楽しめる時間になります。
片付けをラクにする工夫
・作業前にテーブルにラップやシートを敷く
・粉は早めに拭く(乾くと取りにくい)
・「片付け係」を子どもと決めておく
粉ものの作業はどうしても散らかります。でも、事前にラップやペーパー、シートを敷いておくだけで、片付けのストレスはかなり軽減。テーブルに粉がこびりつく前に軽く拭くのもポイントです。
そして、片付けを「親の仕事」にしないことも大事。役割を決めておくと、子どもも「自分も参加してる!」という気持ちになって、意外と楽しそうに手伝ってくれます。
「行事のたびに親だけが疲れる…」となると、だんだん行事そのものが重たくなってしまいますよね。
でも、“家族で作って、家族で片付ける行事”にすると、楽しさと余裕がちゃんと両立できると感じました。
少しの工夫で、お月見団子作りが「また来年もやりたいね」と言える、気持ちのいいイベントになります。
まとめ|今年は“きれいより楽しい”お月見団子を作ろう
お月見団子づくりは、難しい決まりや完璧さを求められる行事ではなく、家族で季節を感じる小さなイベントだと感じています。「きれいに作らなきゃ」「ちゃんと形を揃えなきゃ」と思うほど、だんだんしんどくなってしまうもの。でも、少し肩の力を抜いて、家族で笑いながら作れたら、それだけで十分素敵なお月見になります。
・材料はシンプルでOK
・水は少しずつ、柔らかさだけ意識
・丸さより「一緒に作った思い出」
・味付けは無理しなくていい
・安全と片付けは少しだけ準備
この5つを意識しておくだけで、「ちゃんとできるかな?」という不安が、「今年もやってみようかな」という前向きな気持ちに変わっていくはずです。完璧を目指すより、ちょっと不揃いで、ちょっとドタバタして、そのぶん笑いが増えるほうが、後から振り返ったときに温かい記憶として残るんですよね。
もし今、「やってみたいけど少し不安」と感じているなら、今年は一度だけでも挑戦してみてほしいなと思います。うまく丸くならなくても大丈夫。少しくらい形が崩れても、それも含めて“家族のお月見”。
丸い団子以上に、きっと家族の笑顔と「一緒に作った時間」が心に残るお月見になります。
あなたの家庭らしいお月見団子づくりが、楽しくて温かい思い出になりますように。












