保育園の七夕飾りって、本当にかわいくて季節感がありますよね。子どもが持ち帰ってくれる笹を見て、「家でもこんなふうに飾れたらいいのに」と思うことが、私もよくあります。でも実際は、材料を揃えるのが大変だったり、どんな飾りを作ればいいのか迷ってしまったり…。

そこでこの記事では、保育園の七夕飾りを“家でも無理なく真似できる形”にアレンジするコツをまとめました。私が子どもと一緒に作ってみて、簡単だったもの、家の中でも飾りやすかったものを中心に紹介します。忙しい毎日の中でもできるアイデアばかりなので、七夕を親子でゆったり楽しむきっかけになりますように。

保育園でよく作る定番飾りを、家でも簡単にアレンジする

保育園の七夕飾りは、特別な材料を使わず、折り紙や画用紙など身近なもので作れるのが魅力です。だからこそ、家でもそのまま取り入れやすく、少し工夫するだけで「ちゃんと季節行事を楽しんでいる感」が出ます。
私自身、最初は「家でやるのは大変そう」と思っていましたが、実際にやってみるとポイントは“完璧を目指さないこと”でした。子どもが楽しめて、飾ったときに「かわいいね」と思えれば、それで十分です。

紙つなぎ(わっか飾り)

紙つなぎは、保育園でも定番中の定番。折り紙を輪にしてつなげていくだけなので、ハサミが使えない年齢の子でも参加しやすい飾りです。
のりを使う回数が少なく、「ひとつ完成するごとに長くなっていく」様子が分かりやすいため、子どもの満足感も高いのが特徴です。

家で作るときは、色の選び方を少し意識するだけで印象が変わります。
たとえば、

  • 青・白・銀でそろえて涼しげな天の川風にする

  • ピンクや黄色など、子どもの好きな色だけでまとめる

  • 同系色で濃淡をつけて大人っぽく仕上げる

といった工夫がおすすめです。色数をあえて絞るだけで、ぐっと“飾り感”がアップします。
完成した紙つなぎは、笹にかけるだけでなく、カーテンレールや壁に沿わせて飾ってもかわいく、家の中でも邪魔になりにくいです。

天の川(折り紙クラフト)

天の川は、折り紙を細長く切って、中心部分に切れ込みを入れるだけで作れる簡単な飾りです。短時間で完成するので、「今日はあまり時間がないな」という日にも取り入れやすいのが助かります。

私の家では、完成した天の川を窓際にマスキングテープで貼っています。昼間はさりげなく、夜に照明をつけると影と光でキラキラして見えるのが子どもにも好評でした。
切れ目を均等にしなくても問題なく、むしろ少しバラつきがある方が手作り感が出ます。

作るときのコツは、切れ込みをやや深めに入れること。折り紙を軽く広げるだけで、ふわっと立体感が出て、一気に華やかになります。
失敗しにくく、やり直しもしやすいので、七夕工作の最初の一つとしてもおすすめです。

おりひめ・ひこぼし

おりひめとひこぼしは、七夕らしさが一気に伝わる飾りで、子どもも「これは誰?」と興味を持ちやすいモチーフです。保育園では、顔を描く工程を子どもが担当することが多く、家でも同じ流れで作ると自然に取り組めます。

顔は上手に描けなくても大丈夫で、目や口が少しずれているくらいの方が、後から見返したときに「この頃こんな顔描いてたね」と思い出になります。
家でアレンジするなら、着物部分の素材を変えてみるのがおすすめです。

  • 柄入りの紙ナプキン

  • きれいな包装紙

  • 雑誌の切り抜き

などを使うと、貼るだけなのに仕上がりがぐっとおしゃれになります。材料を変えるだけで、同じ形でも“家ならでは”の飾りになるのが楽しいポイントです。
完成したおりひめ・ひこぼしを並べて飾ると、子どもも「自分が作った」と誇らしそうに眺めてくれます。

このように、保育園でよく作る定番飾りも、少し視点を変えるだけで家向けに無理なくアレンジできます。どれも一気にやろうとせず、気になるものをひとつ選んで作るくらいが、ちょうどいいペースです。

家に笹がないときの“代わり”アイデア

保育園では立派な笹を用意してもらえますが、家では「どこで手に入れるの?」と悩む方も多いと思います。私も最初は笹がないと七夕らしくならない気がしていました。
でも実際にやってみると、笹がなくても七夕の雰囲気は十分に楽しめると感じています。むしろ、家だからこそ扱いやすく、飾りやすい“代わり”の方が続けやすいこともありました。

100均の造花の笹を使う

最近はダイソーやセリアなどの100均で、七夕シーズンになるとミニサイズの笹が並びます。造花なので枯れる心配がなく、軽くて扱いやすいのが大きなメリットです。
本物の笹だと、飾りをたくさんつけると倒れたり、葉が落ちたりしますが、造花の笹は意外としっかりしていて安心感があります。

サイズもコンパクトなものが多く、玄関・リビング・テレビ横など、ちょっとしたスペースに置けるのが助かります。
「出しっぱなしでも邪魔にならない」という点は、忙しい家庭にとってかなり重要だと感じました。

使い終わったあとは、そのまま来年までしまっておけるので、「毎年新しく用意しなきゃ」という負担もありません。

枝もの(ユーカリやサンキライなど)で代用

我が家では、家にあったユーカリの枝を笹の代わりに使いました。最初は「七夕っぽくならないかな?」と少し不安でしたが、実際に飾ってみると、グリーンと折り紙の色合いがとてもよく合いました。

ユーカリやサンキライなどの枝ものは、葉がしっかりしているので、紙飾りを結んでも落ちにくいのが嬉しいポイントです。
また、笹よりも葉の間隔が広い分、飾りが絡まりにくく、子どもと一緒に飾るときも扱いやすく感じました。

インテリアとしてもなじみやすく、七夕が終わったあとも「飾りを外して枝だけ残す」という使い方ができるのも魅力です。
七夕専用に用意しなくても、家にあるもので代用できるという気軽さは、続けやすさにつながります。

壁面飾りとして楽しむ

どうしても笹や枝を置くスペースがない場合は、「壁に飾る」だけでも十分七夕らしさが出ます。
床に置かない分、倒れる心配もなく、掃除の邪魔にもなりません。

おすすめなのは、

  • 折り紙で作った天の川

  • 星や輪飾りのガーランド

  • 子どもが作った七夕作品

この3つを組み合わせる方法です。配置に正解はなく、横に並べても、縦にまとめてもOK。
子どもと一緒に「どこに貼る?」と相談しながら決める時間も、立派な七夕の楽しみになります。

「ちゃんと笹を用意しなきゃ」と思わず、できる形で楽しむことがいちばん大切だと、毎年感じています。
家の広さや生活スタイルに合わせて、無理のない七夕コーナーを作ってみてください。

子どもが喜ぶ「手形・足形アート」の七夕飾り

保育園でもよく取り入れられている手形・足形アートは、七夕飾りとして楽しめるだけでなく、あとから見返したときに成長を実感できるのが大きな魅力です。
私も最初は「汚れそう」「準備が大変そう」と感じていましたが、実際にやってみると工程はとてもシンプルで、子どもも夢中になってくれました。“上手に作る”よりも“一緒に作った時間”が思い出になる飾りだと感じています。

織姫&彦星の手形アート

手形アートの中でも、七夕らしさが分かりやすいのが織姫と彦星です。
作り方はとても簡単で、左右の手形を並べて、その上に色画用紙で作った顔パーツや着物の飾りを貼るだけ。顔の表情は子どもに描いてもらうと、それだけで一気に“その年らしさ”が出ます。

ポイントは、手形を押す前に「どっちが織姫かな?」「こっちが彦星だね」と声をかけながら進めること。物語と結びつけることで、子ども自身も七夕への興味が深まります。
また、手形は年齢が上がるほど大きくなり、指の形もしっかりしてきます。毎年作って並べてみると、成長が一目で分かる“家族だけの七夕記録”になります。

完成したら、短冊と一緒に飾ったり、写真を撮ってアルバムに残したりするのもおすすめです。

足形で作る“流れ星”

足形アートは、まだ手形が難しい月齢の子でも取り入れやすいのが魅力です。
かかと部分を星に見立て、足先側に向かって折り紙の帯を何本か貼るだけで、かわいい流れ星になります。

作るときは、足の裏に絵の具を塗る前に新聞紙やレジャーシートを敷いておくと安心です。短時間で終わらせることを意識すると、子どももぐずりにくくなります。
帯の部分は、折り紙だけでなく、キラキラのテープやマスキングテープを使ってもきれいに仕上がります。

足形は成長による変化がとても分かりやすく、「こんなに小さかったんだね」と後から見返したときに驚くことも多いです。子ども自身が「これ、ぼくのあし?」と成長を実感できる飾りになるので、ママ友の間でも好評でした。

手形・足形アートは、準備も片付けも思っているほど大変ではありません。
「今年はこれを作ろう」と決めておくだけで、七夕がぐっと特別な行事になります。無理のない形で、ぜひ取り入れてみてください。

七夕の“短冊づくり”をもっと楽しむコツ

短冊って、保育園では黒マジックでさらっと願い事を書いて飾ることが多いですよね。でも家だと、もう少しゆるく遊び心を足してあげるだけで、子どものテンションがぐんと上がります。
私も最初は「短冊って書くだけでしょ」と思っていたのですが、実際は“書く前の時間”や“飾り方”まで含めると、七夕がちゃんと行事になります。短冊づくりは、子どもの気持ちや成長がそのまま残る小さな宝物みたいな存在です。

短冊は色別テーマを決める

色を揃えるだけで、短冊って一気に“それっぽく”見えます。バラバラに作っても楽しいのですが、家で飾る場合はまとまりがある方が写真映えもしやすいです。

たとえば、

  • 家族全員同じ色で統一して「わが家の短冊」にする

  • 子どもは黄色、大人は青など役割で色分けする

  • 願い事の種類で分ける(勉強は青、健康は緑、家族はピンクなど)

こんなふうにテーマを決めるだけで、飾ったときに「ちゃんと作った感」が出ます。
さらに余裕があれば、色に合わせてペンも変えるとよりきれいです。黒だけでなく、濃い青や茶色を使うと優しい雰囲気になります。色を“決める”だけで迷いが減って、準備がぐっとラクになります。

願い事を書く時間をひとつの“イベント”にする

短冊の一番楽しいところは、書く内容を考える時間だったりします。
我が家では夕食後に「願い事タイム」を作ったら、子どもがすごく喜びました。机に折り紙とペンを並べるだけで、特別なことをしている感じになるんですよね。

このときのコツは、子どもに質問してあげることです。

  • 何をお願いする?

  • どうしてそれにしたの?

  • それが叶ったら、どんな気持ちになる?

こんなふうに聞くだけで、子どもの考えや憧れが見えてきます。
「プリキュアになりたい」「サッカーがうまくなりたい」みたいな願いも、親からすると可愛くて嬉しいものです。願い事は上手に書けなくてもOKで、子どもが“自分で決めた”ことがいちばん大事だと感じます。

文字が書けない年齢なら、親が代筆しても問題ありません。私は「子どもが言った言葉をそのまま書く」と決めていて、あとから見返すとその時期の言い方まで思い出せます。

スタンプやシールで飾る

短冊を「書くだけ」で終わらせず、飾る工程を入れると子どもがさらに夢中になります。
100均のキラキラシール、星シール、キャラクターシールなどは、貼るだけで一気に華やかになります。

特におすすめなのが、文字が書けない子でも“参加できる役割”を作ることです。

  • シール係

  • スタンプ係

  • のりで貼る係

  • 笹に飾る係

こうやって役割があると、「自分も作った!」という満足感が高くなります。完成した短冊を飾ったあとも、嬉しそうに眺めたり、祖父母に見せたがったりすることが増えました。短冊は“願いを書く紙”というより、子どもの気持ちを残す作品になるんだな、と実感しています。

短冊づくりは、少し工夫するだけで七夕がぐっと楽しい行事になります。
色を決める、時間をイベント化する、飾りを足す。どれも大がかりではないのに、家族の思い出として残りやすいので、できそうなものから取り入れてみてください。

忙しい家庭でも無理なくできる“時短七夕飾り”

七夕って、やりたい気持ちはあるのに「平日はバタバタ」「工作まで手が回らない」となりがちですよね。私も、夕方はごはん・お風呂・明日の準備でいっぱいいっぱいで、「今日は無理だな…」と思う日がたくさんあります。
だからこそ、家の七夕は“頑張らない”くらいがちょうどいいです。短時間で形になって、片付けもラクこの条件を満たすだけで、七夕はちゃんと楽しめます。

1. 材料は「折り紙+マスキングテープ」で十分

七夕飾りというと、笹・ひも・のり・ハサミ・画用紙…と準備が増えそうに感じますが、家でやるなら材料は最小限でOKです。
折り紙とマスキングテープがあれば、飾りは意外と幅広く作れます。

たとえば、

  • 紙つなぎ(わっか飾り)

  • 星飾り(折るだけ、切るだけでOK)

  • 天の川(細長く切って貼るだけ)

  • 短冊(折り紙を短冊サイズに切って書く)

全部この2つで成立します。
マスキングテープは、貼ってはがせるのが最大の強みで、壁や窓に貼っても跡が残りにくいので安心です。ひもで結ぶのが難しい年齢でも、テープなら子どもも参加しやすくなります。

さらに、余った折り紙は七夕以外の工作にも使えるので、「買ったけど結局余った…」が起こりにくいのも助かります。材料を増やさないだけで、やる前のハードルが一気に下がります。

2. 作業時間は10分でOK

家で七夕を楽しむコツは、「短時間で終わる」と最初から決めることです。
保育園でも、集中力が続くのは長くて10〜15分ほど。家でも同じで、長くやろうとすると疲れてしまい、親も子も「もうやりたくない…」になりがちです。

おすすめは、1日1個だけ作るスタイルです。

  • 今日は紙つなぎを3つだけ

  • 明日は短冊を1枚だけ

  • 次の日は星を2つだけ

こうやって小分けにすると、子どもが飽きる前に終われて、達成感だけが残ります。
私の家でも、「今日はここまでね」と切り上げた方が、子どもが「明日もやる!」と言ってくれることが多かったです。短い時間で“楽しかった”で終わらせる方が、行事は続きやすいと実感しています。

また、10分なら寝る前の時間でもできるので、忙しい家庭でも取り入れやすいのがポイントです。

3. 片付けをセットにして考える

工作が続かない一番の理由って、実は「作ること」より「片付け」だったりします。
テーブルにのりや紙が散らかると、それだけで気持ちが重くなりますよね。

そこでおすすめなのが、最初から片付けを“仕組み化”しておくことです。
私がやっているのは、

  • 折り紙とテープをひとまとめにして箱に入れる

  • 作った飾りは乾かす場所を決める

  • 使い終わったらすぐ保管袋に入れる

この流れを固定することです。

飾りは軽いので、100均のA4ジッパー袋にまとめるだけで十分。
「紙つなぎ袋」「短冊袋」などざっくり分けておくと、翌年は袋を開けるだけで飾れます。
去年の作品を見ながら「これ覚えてる?」と話せるのも楽しく、七夕が家族の恒例行事になっていきます。片付けをラクにすると、“またやろう”が自然に続くんですよね。

忙しい家庭の七夕は、完璧じゃなくて大丈夫です。
折り紙とマスキングテープで、10分だけ。片付けまでラクに。
この3つを押さえるだけで、七夕がぐっと身近で楽しい行事になります。

まとめ|今日、ひとつだけ“七夕飾り”を作ってみよう

七夕の飾りというと、「準備が大変そう」「時間がかかりそう」と身構えてしまいがちですが、実際はほんの少しの工夫で、十分に楽しめる行事になります。
保育園のように完璧に整えなくても、家族で作ったという事実そのものが、子どもにとっては特別な思い出になります。

ここまで紹介してきたように、七夕飾りは「全部やる」必要はありません。
むしろ、ひとつだけでも“一緒に作った時間”があることがいちばん大切だと、私自身感じています。

今日はぜひ、次の中からひとつだけ選んでみてください。

・紙つなぎを5個だけ作る
・短冊をひとつ書く
・窓に天の川を貼ってみる

どれも10分あればできることばかりですし、準備も特別なものは必要ありません。
「今日はこれだけ」と決めて取り組むことで、親も子も気持ちに余裕を持って楽しめます。

作った飾りを眺めながら、「これ一緒に作ったね」と話す時間は、あとから振り返ると意外と心に残ります。
七夕は年に一度の行事ですが、その日のちょっとした工作や会話が、子どもとの関係を少しだけあたたかくしてくれます。

無理なく、比べず、わが家のペースで。
今日の小さな一歩が、今年の七夕をやさしい思い出にしてくれますように。