子どもと一緒に楽しむ七夕の飾り作り|まずは気楽に始めよう

七夕が近づくと、「家で何か飾りを作ってあげたいけれど、時間もないし、難しそう」と少しハードルを感じてしまうことがありますよね。私も毎年、「工作が得意なママではないし、ちゃんと作れるかな?」と不安になりつつ、結局直前になって慌てるタイプでした。でも実際にやってみると、凝ったものじゃなくても十分きれいで、シンプルなものほど子どもが夢中になってくれると感じています。

この記事では、家にある材料や100円ショップでそろうものを中心に、「簡単だけどちゃんと七夕らしい」飾りアイデアをまとめました。工作が苦手でも大丈夫。家族で笑いながら作れる七夕の準備、一緒に始めてみませんか。

定番だけど外さない!まずは短冊を楽しむ

七夕飾りといえば、やっぱり短冊。シンプルなのに七夕らしさが一気に出て、しかも子どもの成長や気持ちがそのまま形になって残る、特別な飾りだと感じています。「お願いごとを書くだけ」と思われがちですが、色を選ぶ時間、何を書こうか一緒に考える時間、書き終わった短冊を眺める時間…どれも含めて、家族の思い出になるのが短冊の魅力だと思います。手の込んだ工作じゃなくても、親子で向き合って作る時間自体が“イベントの本当の楽しさ”なんですよね。

好きな色の短冊を選ぶだけで子どもはワクワク

市販の短冊でももちろん素敵ですが、色画用紙を細長く切るだけで、十分きれいでオリジナル感のある短冊になります。子どもに「どの色がいい?」と聞くと、想像以上に真剣に選んでくれることが多くて、その姿を見るのがちょっと嬉しかったりします。「これは元気の色だから!」「これは好きなキャラクターの色!」なんて理由を話してくれると、それだけで盛り上がるんですよね。

願いごとを書く時間も、ただ“書く”だけではなく、「どんなお願いにする?」「叶ったらどうなるかな?」と会話が広がるきっかけになります。普段はなかなか聞けない子どもの本音や、小さな夢が見える瞬間でもあり、親にとっても温かい時間になります。たった1枚の短冊でも、子どもの気持ちや成長がギュッと詰まるのが短冊のすごいところだと感じています。

まだ字が書けない子は“親子合作”でもOK

まだ字が書けない年齢の子どもだと、「どうしようかな」と悩むことがありますよね。でもそんな時こそ、親子合作の短冊が大活躍します。子どもには自由に絵を描いてもらい、その横に親が言葉を書いてあげるだけで、十分立派で温かい短冊になります。「この絵は何?」と聞きながら説明してもらう時間も楽しくて、その説明を書き添えると、より思い出深い一枚に。

特に数年後に見返したとき、「この頃はこういうことを願っていたんだね」「まだこんな絵しか描けなかったんだね」と懐かしくなる瞬間が必ずきます。短冊はその年だけのイベントで終わらず、アルバムに挟んだり、箱にまとめておくと、成長記録としても大切な宝物になります。“完璧に書けるかどうか”より、“今の子どもらしさが残るかどうか”のほうがずっと大切なんだと感じます。

見栄え抜群なのに簡単!くるくる輪つなぎ

七夕飾りの中でも、子どもが特に楽しんでくれるのが輪つなぎ。作業は単純なのに、どんどん長くつながっていく様子が目に見えるので、「できていく実感」が分かりやすいんですよね。完成した時に一気に部屋が華やかになるのも魅力で、親としても「これだけでこんなに七夕らしくなるんだ」と毎回驚いてしまいます。

机いっぱいに紙やテープを広げて、何色にするか相談しながら作っている時間そのものが楽しくて、自然と笑い声が増えるのも輪つなぎのいいところだなと感じています。

のりで貼るだけのシンプル工作

細長く切った紙を輪にして、そこに次の紙を通して貼るだけ。説明するより、やってみせれば理解してくれるくらいシンプルな作業なので、小さい子でも参加しやすい飾りです。「ここ持ってて」「じゃあ次の色は?」と声を掛け合いながら作るので、自然とコミュニケーションも増えます。

特に忙しい時期でも取り入れやすいのは、「特別な道具がほとんどいらない」こと。家にある折り紙や色画用紙、のりやテープだけで始められるので、「今日ちょっとやってみようか」と思った瞬間に取り掛かれる気軽さがあります。準備も作業も難しくないのに、満足度が高いのが輪つなぎの大きな魅力だと思っています。

長さや色のバランスで“オリジナル感”が出る

同じ作業の繰り返しなのに、色の順番や組み合わせによって雰囲気が全然違って見えるのも面白いところ。「交互にしようか?」「虹みたいに並べてみる?」と相談しているうちに、自然と“家族オリジナルのデザイン”が出来上がっていきます。

どんどん長くなっていく輪を見て、「まだやる!」「もっと長くしよう!」と子どもがやる気になる姿を見るのも嬉しい瞬間。完成して壁や笹に飾った瞬間の「わぁ…!」という表情は、毎年見ても飽きません。手間をかけすぎなくても、子どもの達成感と季節感をしっかり味わえるのが輪つなぎの魅力で、我が家でも毎年欠かせない定番飾りになっています。

一気に華やぐ!星の飾りは“切って貼るだけ”

七夕といえばやっぱり星。飾りの中でも特に存在感があり、貼るだけ・吊るすだけで一気に七夕らしさが広がる万能アイテムです。形がはっきりしているのでイメージもしやすく、「これなら作れそう」と思える安心感もあります。子どもにとっても分かりやすいテーマなので、「星にする?」「どんな色にする?」と話しながら進める時間も楽しくて、作っている最中から七夕気分が高まっていくのを感じます。

完成した星がたくさん並ぶと、それだけで部屋が一段明るくなるような気がして、「やっぱり星っていいな」と毎回思ってしまいます。

型紙を使えば失敗しにくい

星の形ってシンプルに見えて、いざ手描きしようとすると意外とバランスが難しいんですよね。そんなときは、最初に型紙を作ってしまうのが安心。厚紙などで星型をひとつ作っておけば、上からなぞるだけで同じサイズの星がいくつも作れてとても便利です。

まだハサミが難しい年齢の子なら、親が切り出してあげて、子どもは色を塗ったり、模様を描いたり、シールを貼る担当にするのもいい方法。役割分担をすると、「自分もちゃんと参加している」という満足感があって、最後まで楽しそうに取り組んでくれます。“全部一人で完璧に作る”必要はなくて、親子で協力して一つの飾りを完成させること自体が、とてもいい思い出になると感じています。

キラキラ素材を少し足すと一気に“特別感”

同じ星でも、少しキラキラを足すだけで華やかさがまったく違ってきます。折り紙のホログラムタイプや銀色・金色の折り紙、ラメ入りのシール、マスキングテープなど、100円ショップで簡単に手に入るものでも十分きれい。光が当たるたびにキラッとする様子を見ると、子どもはもちろん、大人までちょっと嬉しくなってしまいます。

壁にぺたっと貼るだけでもかわいいですし、糸や紐に通して吊り下げると、ゆらゆら揺れてまた違った雰囲気になります。リビングや子ども部屋、玄関など、どこに飾ってもぱっと目を引く存在感。難しい工程がなくても、“季節の特別感”をしっかり出せるのが星飾りの魅力で、時間がない年でも「星だけは作ろう」と思える、頼れる定番アイテムです。

小さな子でも安心!貼るだけ・かざるだけの簡単飾り

忙しい日や疲れている日だと、「今日はハサミやのりはちょっと大変かも…」という日もありますよね。そんなときでも、七夕らしい雰囲気を楽しませてあげたい気持ちは同じ。そんな家庭にぴったりなのが、“貼るだけ・置くだけ”で完成する飾りです。準備も手間も少なく、後片付けもラクなので、「今日はこれくらいにしておこう」と肩の力を抜いて楽しめるのが魅力。

それでもしっかり季節感が出るので、子どもも満足度が高く、「またやりたい!」と言ってくれることが多い飾り方だと感じています。

シール&マスキングテープが大活躍

丸いシールや星型シールを夜空に見立てた紙や壁にぺたぺた貼るだけで、あっという間に七夕の雰囲気が広がります。貼るだけなので幼児でも安心して参加でき、「ここに貼る?」「もう少し上?」と話しながら一緒に貼る時間も楽しいんですよね。

マスキングテープはアレンジの幅が広く、天の川のように斜めに貼ったり、星と組み合わせて飾ったりと、センスいらずでかわいく仕上がります。貼ったあとも剥がしやすいので、賃貸でも安心。“安全で手軽なのに、それらしく見える”というのが貼るだけ飾りの大きな魅力だと実感しています。

小さな成功体験が子どもの自信につながる

貼るだけの飾りは難易度が低い分、「自分でできた!」を感じやすいのも大きなポイント。ほんの少し貼っただけでも、「できたね!」「きれいだね!」と声をかけると、子どもの顔がぱっと明るくなる瞬間があります。

その表情を見ると、七夕飾りは“きれいに仕上げること”が目的じゃなくて、親子で同じ時間を共有して、「楽しかったね」と感じられることがいちばんなんだと改めて思います。完璧さよりも“できたことを一緒に喜ぶ時間”を大切にすることが、子どもの自信や思い出につながると感じていて、貼るだけ飾りはまさにそれを叶えてくれる優しい工作だと思っています。

飾る場所を工夫すると、家全体が七夕モードに

せっかく子どもと一生懸命作った七夕飾り。どう飾るかで、見え方も気分も大きく変わりますよね。なんとなく壁に貼るだけでももちろん素敵ですが、少しだけ場所を意識するだけで、家全体が「七夕を楽しんでいる家」に早変わりします。

家族の目に入りやすい場所や、帰ってきたときに最初に目に入る場所に飾ると、日常の中にほんのり季節の楽しさが混ざって、「今年も七夕の季節だね」と自然に会話が生まれるのも嬉しいところ。“どこに飾るか”を工夫するだけで、飾りの価値と楽しい時間がぐっと広がると感じています。

リビングの一角を“七夕コーナー”に

壁や棚の一部を七夕専用のスペースにして、「ここが七夕コーナーだよ」と決めるだけで、特別なコーナーが完成します。子どもにとっても分かりやすく、「ここに飾ろうか」「新しい飾りも足そうか」と自然に話題が広がります。

テレビ横やソファの後ろ、棚の上など、日常的に家族が目にする場所だと、「見るたびにちょっと嬉しくなる」小さな幸せが増える感じがします。短冊や輪つなぎ、星飾りをまとめて飾ると統一感も出て、写真を撮るときにも背景としてとてもきれいです。家族の生活の真ん中に季節行事があるのって、やっぱりいいなと感じます。

玄関に少し飾ると来客にも喜ばれる

玄関は家の“顔”のような場所。外から帰ってきたとき、最初に目に入るところが季節の飾りだと、それだけで疲れが少し軽くなるような、不思議な嬉しさがあります。七夕は期間が長すぎないので、飾るハードルが低いのも魅力。「ちょっとした飾り」でも十分雰囲気が出る行事です。

小さめの笹を置いたり、星飾りや輪つなぎを少し飾るだけでも華やか。来客があったときにも、「かわいいですね」「季節を感じますね」と話のきっかけになることも多くて、その一言がまた嬉しかったりします。飾る場所を少し工夫するだけで、家族だけでなく周りの人にも“季節を楽しむ気持ち”が伝わるのが、七夕飾りのいいところだなと感じています。

「ちゃんとやらなきゃ」より「楽しめたら十分」

七夕の飾り作りって、SNSや周りの家庭の様子を見るとつい比較してしまって、「もっと凝ったほうがいいかな」「うちはちょっと地味かも…」なんて不安になることがありますよね。私も毎年どこかで同じ気持ちになります。でも振り返ってみると、子どもが一番覚えているのは完成度の高さではなく、「家族で一緒に作ったこと」「笑いながら過ごした時間」なんですよね。

少し不器用でも、きれいに切れなくても、そこに“親子で一緒に過ごした時間”があるだけで十分。完璧じゃなくても、楽しめていればそれだけで100点だと思っています。

家族で笑っている時間こそが一番の思い出

輪つなぎが少し曲がっていたり、星の形がいびつだったり、紙がちょっとくしゃっとしていたり。大人目線だと「失敗かな?」と思うこともありますよね。でも、それって“今この瞬間の子どもらしさ”そのもの。

数年後に見返したとき、「この頃こんなふうに作ってたなぁ」と懐かしく思い出せる、宝物のような記憶になります。写真だけじゃなく、“手を動かして作ったもの”が残るのも七夕飾りの良さ。家族で笑いながら作った時間こそが、何より心に残る一番のイベントなんだと感じています。上手に作れたかより、「一緒に楽しかったね」と言えることのほうが、ずっと価値のある思い出ですよね。

できる範囲で、できる年齢らしく

子どもが小さいうちは「貼るだけ」「描くだけ」。少し大きくなったらハサミに挑戦して、さらに成長したら自分でデザインを考えたり。そんなふうに、七夕飾りも子どもの成長と一緒にステップアップしていくと、それだけで素敵な記録になります。

その年その年の“ちょうどいい難しさ”で楽しめれば十分。無理をして難しいものに挑戦する必要もないし、「今年はこれくらいでいいか」と思えるくらいがちょうどいいのかもしれません。七夕は一度きりではなく、毎年やってくる行事。少しずつできることを増やしながら、「今年はここまでできたね」と一緒に喜べると、それだけで十分すてきな家族行事になります。“できる範囲で、今の年齢らしく楽しむ”それだけで、十分すぎるほど素敵な七夕になると感じています。

まとめ|無理せず楽しめる七夕飾りで、家族の記憶を残していこう

七夕の飾り作りは、「完璧にやらなきゃいけないイベント」ではなく、「家族で一緒に楽しめる季節の遊び」くらいの感覚でいいんだと思います。短冊、輪つなぎ、星の飾り、貼るだけの簡単工作…。どれも少しの時間と材料があれば始められて、難しい準備がなくてもちゃんと七夕らしい雰囲気が生まれます。飾りが揺れるのを見るたびに、作っているときの会話や子どもの笑顔を思い出して、家の中の空気まで少し優しくなる気がします。

そして何より、完成度よりも大切なのは「一緒にやったこと」。親子で向き合った時間や、「できたね」と笑い合えた瞬間こそが、きっと未来の思い出になります。無理をせず、できる範囲で楽しむだけで十分。七夕飾りは“家族で季節を感じるきっかけ”になればそれでいいと感じています。

もし今年、「どうしようかな」と少し迷っているなら、まずは一つだけでも始めてみてください。短冊1枚でも、星を数個でも、その一歩が思いがけず温かい家族の時間につながるかもしれません。あなたのご家庭らしい七夕が、無理なく、そして笑顔で過ごせますように。