こどもの日飾りは何を選ぶ?室内派でも続けやすい我が家の実例とコツまとめ

こどもの日って、「何か飾りたいな」と思いながらも、実際に何を準備するか迷いませんか。ベランダに大きなこいのぼりを出す家も素敵だけど、マンション暮らしだったり、忙しい共働き家庭だったりすると、外に飾るのは現実的じゃないことも多いですよね。
わが家もまさにそのタイプで、「部屋の中で無理なく続けられる飾り」を探して、毎年少しずつ我が家らしい形に落ち着いてきました。この記事では、実際にわが家が選んだ飾りや、子どもが喜んだポイント、飾る場所や片付けの工夫までまとめています。もし今、「今年どうしようかな」と悩んでいるなら、無理をしなくてもちゃんと楽しめる“室内こどもの日”のヒントとして、少しでも参考になれば嬉しいです。
室内でも十分楽しめる。わが家が大切にしたのは「続けられること」
こどもの日の飾りを考えるとき、最初に意識したのは「見栄え」よりも “無理なく続けられる現実的なサイズと手間” でした。飾るのって、その年限りのイベントではなく、翌年、そしてその先も毎年訪れる行事なんですよね。だからこそ、「今年は頑張れたけど、来年は出せないかも…」という飾りよりも、日常の延長で出せるくらいの“負担にならない存在”であることを大切にしました。
最初の頃はやっぱり少し背伸びをしたくなって、「せっかくだから立派な兜を…」「一式ちゃんと揃えたいかも」と夢もふくらみました。でも、現実に戻る瞬間って必ずあって、
「これ、どこにしまう?」「出すのに何分かかる?」
そんな会話を夫としているうちに、だんだん“自分たちの暮らしのサイズ感”が見えてきました。リビングや収納スペース、掃除や家事の負担、共働きという日常。その中で長く付き合えるのは、大きくて立派な飾りより、“生活に馴染む飾り”だと気づきました。
コンパクトな飾りにすると、「なんだか物足りないかな?」と少し不安もありました。でも実際に飾ってみると、リビングの一角に小さく佇む存在感がすごく心地よくて。「あ、もうすぐこどもの日だね」と家族の会話が自然に生まれるし、子どもも飾りの前で立ち止まって眺めたり、ちょっと触ってみたり。その“日常の中に溶け込んだ特別感”が、むしろわが家にはぴったりでした。
そして何より、「今年も出せたね」と言える安心感。頑張らなくても続けられる行事って、親にとっても大きな意味がありますよね。無理をしない選択は、“手を抜く選択”ではなく、“行事を大切にし続けるための選択”でもあるんだと感じています。
コンパクト兜は“ほどよい特別感”。出して眺める楽しみが増えた
わが家のメイン飾りは、リビングボードの上にすっと置けるコンパクトサイズの兜です。もちろん、豪華で立派な段飾りや本格的な兜への憧れがなかったわけではありません。でも最終的に選んだのは、「飾りやすい」「しまいやすい」「生活の邪魔をしない」という、毎日の暮らしの中で無理なく受け止められるサイズでした。
コンパクトといっても、存在感がないわけではありません。兜をそっと置いた瞬間、部屋の空気が少しだけ引き締まるような感覚があって、子どもの健やかな成長を願う“節目の飾り”としての役割はちゃんと果たしてくれるんですよね。子どもも兜の前に立つと、いつもより少し誇らしげな表情になって、「これ、ぼくのだよね?」と何度も確認してくる姿が印象的でした。
出すときの会話も、片付けるときの会話も、兜があるから生まれる家族時間。リビングで普通に過ごしているときも、ふと目に入る兜を見るだけで、「ああ、また今年もこの季節が来たな」と感じられるのが嬉しくて。大きく派手な飾りではなくても、毎日の生活の中で何度も目に入る“身近な特別感”のほうが、わが家にはしっくりきました。
そしてもう一つ大きかったのが、掃除や管理のしやすさ。大きな飾りだとどうしても、「今日は疲れてるからまた今度…」と先延ばしになりがちですが、コンパクト兜はサッと出して、サッと片付けられます。私の気持ちのハードルが低いからこそ、「今年もちゃんと飾ってあげられた」と思える回数が自然と増えていきました。
“豪華さよりも、毎年ちゃんと出して向き合える飾りを選ぶこと”が、結果的に家族の思い出を積み重ねるいちばんの近道なのかもしれないーーそう思わせてくれたのが、このコンパクト兜でした。
室内こいのぼりは子どものお気気に入り。毎年飾る小さな“成長の旗”
外に大きなこいのぼりを泳がせるのは難しくても、室内用なら気軽に取り入れられます。わが家は、卓上タイプと壁にかけられる布製のこいのぼり、どちらも試してみましたが、どちらも子どもウケがとても良くて、「あ、やっぱりこいのぼりって子どもにとって特別なんだな」と実感しました。
卓上タイプは、リビングボードや棚の上にちょこんと置ける小さなセット。サイズは控えめでも、色とりどりの鯉が並んでいるだけでパッと目を引きます。ごはんの前後に子どもがのぞき込みながら、「これはお父さんの?これはぼくの?」と家族に当てはめて話してくれる時間も、こいのぼりがあるからこそ生まれた会話でした。
一方、布製のこいのぼりは、もっと自由度が高くて、子どもの“参加度”がぐっと上がります。「今日はここに飾ろう!」と子ども自身が場所を提案してくれたり、日によって壁やドア、リビングの一角など飾る位置を変えてみたり。家の中を一緒に歩きながら、「どこが一番よく見えるかな?」と相談するだけでも、小さなイベントみたいで楽しいんですよね。
風が吹いて泳ぐわけではないのに、子どもの目にはちゃんと“元気に泳いでいるこいのぼり”に見えるのも不思議です。「今日は雨だからお外のこいのぼりはびしょびしょかなあ。でも、うちのこいのぼりはお部屋で元気にしてるね」と、子どもなりの視点で話してくれるのを聞くたびに、室内こいのぼりを選んでよかったなと思います。
こどもの日の飾りは、ただ飾っておくだけのインテリアではなく、「健やかに育ってほしい」という親の願いを、家の中の目に見える場所にそっと置いておくような存在でもあります。子どもがこいのぼりを見上げてニコッと笑うとき、「また今年もここまで元気に過ごせたんだなあ」と、私のほうが少し胸がじんわりしてしまうことも。こいのぼりを見るその瞬間ごとが、子どもの成長を quietly(ひっそり)祝う小さな記念日になっている気がします。
室内こいのぼりは、大げさな準備がいらない分、「今年も飾ろうか」と自然に続けやすいのも大きな魅力。忙しい年があっても、これだけはサッと出してあげたいなと思える、わが家にとっての“成長の旗”になっています。
手作りアイテムも少しだけ。完璧より“笑って作れた思い出”を残したい
こどもの日と聞くと、「せっかくだから何か手作りもしてあげたいな」という気持ちが、どうしても湧いてきませんか。でも同時に、「時間あるかな」「材料そろえるの大変そう…」と現実も見えてきて、結局できずに終わることってありますよね。わが家はその経験も踏まえて、最初から“気合いを入れすぎない”と決めました。「できたらラッキー」「できなくてもOK」くらいの気持ちでいることが、親にとっても子どもにとっても一番心地よかったんです。
実際にやったのは、本当にシンプルなこと。画用紙で折る兜や、色鉛筆やペンで描くこいのぼり。時間にしたら10分〜15分くらいで終わるような、気軽な工作ばかりでした。でも不思議なもので、その短い時間の中にも、ちゃんと“家族のイベント感”が宿るんですよね。「ここは赤にしようかな」「これママのこいのぼり!」なんてやり取りをしている時間が、すでに小さなお祝いになっている感じがしました。
もちろん、出来上がりは雑だったり、形がゆがんでいたりします。でも、そこがまた愛おしいポイント。後から見返したとき、「この頃まだ丸がうまく描けなかったんだよね」と笑って話せるし、「あのとき机いっぱい汚したよね」と思い出話のネタにもなります。手作りの良さって、“完成度”より“その過程に一緒にいた時間”なんだと改めて感じました。
そしてもう一つ大事だと思ったのは、「親が頑張りすぎないこと」。親だけが完璧な作品を作るより、子どもと一緒にワイワイ作った“ちょっと不格好な飾り”のほうが、圧倒的に家族らしさが詰まっています。
「上手く作れなかったね」じゃなくて、「一緒に作れて楽しかったね」と言えること。その一言が、その日を“いいこどもの日”にしてくれる気がしています。
飾る場所と片付け問題。リビングでも狭い家でも無理しない工夫
室内派のいちばんの悩みは、「どこに飾る?」そして「どこにしまう?」という現実的な問題ですよね。わが家も最初は同じことで悩みました。飾りたい気持ちはあるけれど、生活動線の邪魔にはしたくないし、収納スペースも限られている…。そこで、あらかじめ“自分たちの暮らしに合ったルール”を作ってしまうことにしました。これが意外と大きな安心材料になりました。
まず決めたのは、飾る場所は“家族が一番よく目にする場所”。リビングの一角やテレビボードの近くなど、自然と視界に入る位置に置くだけで、飾りの存在感がぐっと高まります。毎日なんとなく目に入るたびに、「あ、今この季節なんだな」と感じられて、家の中にほんの少し季節の彩りが足されるような感覚があるんですよね。逆に、人があまり通らない棚の上や、玄関の隅に置いてしまうと、“飾ったのに存在を忘れている”なんてことも起きがちなので注意が必要だなと実感しました。
もう一つの大きなテーマが「片付け」と「収納」。ここを後回しにすると、毎年出すのがどんどん億劫になってしまいます。そこでわが家では、「飾りの箱=定位置」を最初から決めることにしました。クローゼットの一角でも、棚の下の引き出しでもいいので、「ここに戻す」と決めてしまうだけで、片付けのハードルがぐっと下がります。翌年も同じ場所から取り出せるので、「あれどこに置いたっけ?」と家中を探すストレスもなくなりました。
さらに、箱や収納ケースにラベルを貼っておくと、未来の自分への優しさになります。「来年もちゃんと出してあげられる」と思えるだけで、気持ちもかなり軽くなるんですよね。飾りそのものよりも、“飾る・片付けるまで含めた流れをラクにすること”が、結果的に長く続けられるコツなんだと感じています。
こうして仕組みを整えていくうちに、季節の飾りは「大掛かりなイベント」ではなく、「ちょっと楽しみな年中行事」のような位置づけに変わっていきました。忙しい毎日のなかでも、少しだけ季節を感じられるものが家にあるって、想像以上に心地いいものだなと感じています。
まとめ|無理をしない飾りでも、ちゃんと“家族のこどもの日”になる
こどもの日の飾りは、立派で豪華なものじゃなくても大丈夫だと、年々強く感じるようになりました。大切なのは「どれだけ本格的か」よりも、「その飾りを通して、家族でどんな時間を過ごせたか」ですよね。
・出しやすくて、片付けやすい飾りを選ぶ
・子どもが見て嬉しくなる場所に飾る
・ときどき手作りも混ぜて「家族らしさ」を足す
このくらいの気持ちで十分だと思います。「ちゃんとしてあげなきゃ」「もっと立派なものじゃないと…」と考え始めると、どうしても親のほうが苦しくなってしまいますが、少しだけそのプレッシャーをゆるめてあげると、こどもの日はぐっと“心に余裕のある行事”に変わっていくと感じました。
もし今、「今年は何を飾ろうかな」と迷っているところなら、まずは一つ、小さなものから始めてみてください。コンパクトな兜でも、卓上のこいのぼりでも、画用紙で作った手作り飾りでもOK。家の広さや収納力よりも、その飾りを見たときに家族でどんな会話が生まれるかのほうが、きっとずっと大事です。
「これなら続けられそうだな」と思える飾りを一つ迎えてみること。それが、来年・再来年と、こどもの日を重ねていくための小さな一歩になると思います。
あなたの家にも、その家庭らしいペースとやり方で、“我が家のこどもの日”を彩ってくれる飾りが見つかりますように。そして数年後、「あの頃の飾り、懐かしいね」と家族で笑って振り返る日が来たら、とても素敵だなと思います。














