スーパーは何曜日が安い？知らないと損する“節約できる買い物曜日”の正解とは

週に何度も行くスーパー。気づけば食費がかさんでいて、「あれ？今月も予算オーバー…」とため息をつくことが、私にも何度もありました。とくに子どもがいると、牛乳やパン、果物などの消費が早くて、買い足しが止まりません。

でも実は、“買う曜日を決めるだけで食費がグッとラクになる”ことに気づいたんです。お店ごとに安くなる曜日には傾向があって、それを知っているかどうかで節約効果が大きく変わります。この記事では、私が実際に試して効果があった「安い曜日の見分け方」と「曜日ごとの買い方のコツ」をまとめます。忙しい家庭でも今日から取り入れられるだけのシンプルさなので、ぜひ参考にしてみてください。

1 スーパーが安い曜日はいつ？傾向を知るだけで節約が進む
2 特売曜日をもっと活かすための“事前チェック”
- 2.1 チラシアプリで“安い曜日”を固定化する
- 2.2 ポイントアップデーは必ず把握しておく
3 曜日ごとに“買うものを決めておく”と時短になる
4 スーパーの“ハズさない時間帯”も知っておくと便利
- 4.1 午後4〜6時は値引きラッシュ
- 4.2 開店直後は鮮度が良い
5 まとめ｜今日の買い物を“曜日で選ぶ”だけで節約は始まる

スーパーが安い曜日はいつ？傾向を知るだけで節約が進む

私がいろいろなスーパーを回って気づいたのは、週の前半と週末に“安い日が集中しやすい”ということでした。もちろん店舗によって違いはありますが、だいたいの流れを知っておくだけで、買い物の計画がうんと立てやすくなります。

実際、私も「とりあえず安い日に買い物へ行く」という習慣をつけただけで、食材の無駄買いが減り、気づけば毎月の食費が少しずつ安定してきました。曜日ごとにお得な品目に傾向があるので、家族構成やライフスタイルに合わせて使い分けるのがコツです。

月曜日・火曜日｜週の始まりの“集客日”

週末にお客さんが集中する分、週の始めはどうしても来店数が落ちやすいそうです。そのため、多くのスーパーが「月曜特売」「火曜市」などを設定して、生鮮食品の価格を下げることが多い印象があります。

・葉物野菜
・鮮魚
・鶏肉やひき肉などの家庭用食材

こういった“普段使いの食品”が特に安くなりやすいため、私は週の前半に食材をまとめて買い足すことが多いです。
また、野菜が安い日はチャンス。カット野菜、きのこ類、根菜などを買い足して、作り置きや下ごしらえを進めておくと、忙しい平日の夕方がとてもラクになります。

とくに働く家庭では「週前半に生鮮を確保する」だけでも家事の時短につながるので、かなりおすすめです。

水曜日｜“均一セール”が開催されやすい日

水曜日は、多くのスーパーが「100円均一」「パンの日」など、均一価格のイベントを行うことが多い曜日です。特に安くなりやすいのは次のような食品です。

・パンや惣菜
・お菓子類
・飲料
・ヨーグルト

私の近所のスーパーも水曜パンの日があり、子どもたちのおやつや翌朝の朝食用にまとめ買いするのが定番になっています。

均一セールの日は“食費の調整役”として使いやすく、「今週はお菓子類を安く買っておこう」「飲み物は水曜にまとめ買いしよう」といった使い分けができるため、無駄な出費を抑えやすいのが魅力です。

中でもパンとお菓子の均一セールは、子育て家庭にとってかなり助かる存在です。

金曜日｜週末準備の“まとめ買い日”

金曜日は、多くの家庭が「週末の買い出し」に向かうタイミング。スーパーとしても集客を高めたい日なので、肉や魚が特に安くなったり、ポイント倍率が大きく上がったりすることがあります。

とくに安くなりやすいものは、

・牛肉・豚肉・鶏肉の大パック
・刺身
・冷凍食品
・週末用の惣菜

週末に外出の予定があっても、食材を金曜にそろえておくと、急な予定変更にも対応しやすく、「今日は疲れたから簡単に済ませたい…」という日の食事作りにも余裕が生まれます。

私は金曜日に鶏むね肉やひき肉を多めに買って、味付けして冷凍しておくのが定番です。休日の昼ごはんも平日の夕飯も、冷凍庫からすぐ取り出せるので本当に助かっています。

土日｜家族向けセールが増える

土日は来店数が多く、各スーパーが大きめのセールを仕掛ける傾向があります。

・大容量パック
・まとめ買い割引
・家族向けイベント的なセール

こうした“週末仕様”の特売が増えるので、たくさん食べる時期や来客がある週は特に使い勝手が良いです。

ただし、どうしても混雑は避けられません。私はできるだけ開店直後の時間帯に行って、ストレスや行列を避けるようにしています。品ぞろえも良く、タイムロスも少ないので一石二鳥です。

特売曜日をもっと活かすための“事前チェック”

曜日の傾向がわかっていても、毎週のセール内容が違うと「今日は何が安いの？」と結局いつものルートをぐるぐる…ということが起きがちです。私も以前は、店に着いてからチラシを見て「しまった、今日は肉じゃなくて魚の日だった…」と後悔することがよくありました。

でも実は、事前にチェックしておくだけで“買い物の迷いと無駄買いが一気に減る”んです。週ごとの特売が読めるようになると、献立も立てやすくなり、結果的に食費の管理もラクになります。

チラシアプリで“安い曜日”を固定化する

多くのスーパーは、特売曜日を毎週ほぼ同じサイクルで設定しています。
そのため、公式アプリやチラシアプリをチェックすると、次のようなパターンが分かりやすく見えてきます。

・月曜 → 野菜の特売
・水曜 → パンや惣菜の均一セール
・金曜 → 肉や魚のまとめ買い特売

この「傾向の見える化」がとても便利で、自分の中で“買う曜日ルール”を作りやすくなります。

例えば私は、
・火曜：根菜・葉物などの野菜補充
・水曜：おやつ・パンのまとめ買い
・金曜：肉のまとめ買い＆冷凍ストック作り
といった形で、買うタイミングと食材が自然に固定されてきました。

アプリの通知機能も使えば、「今日はパンの日だよ！」とスマホが教えてくれるので買い逃しも防げます。
献立作りが苦手でも、安い食材に合わせて献立を決めれば良いので、考える負担も軽くなるのが嬉しいポイントです。

ポイントアップデーは必ず把握しておく

食材の値段だけを見ていると、“お得の日”を半分しか使えていないことがあります。
特に電子マネーやクレジットカードを連携して買い物をしている家庭では、ポイント倍率が上がる日のほうが、場合によっては値引き以上のメリットになることも。

例として、

・通常1％ → 週に1回だけ5％
・会員デーはポイント2倍
・電子マネー支払いの日だけ3倍

このようにポイントが跳ね上がる日が1週間に必ずあります。
「定価でも、実質的には安く買えている」という日があるということなんです。

私の場合、ポイントデーと肉の特売日が重なった金曜日は“絶対に逃さない日”。この1日のおかげで、毎月のポイントがかなり増え、日用品の購入費用がほぼポイントだけでまかなえる月もありました。

さらに、
・アプリのバーコード提示
・電子マネー支払い
・クレカチャージ
この3つを組み合わせると“トリプル還元”になる場合もあるので、把握しておくと節約効果が大きく変わります。

曜日ごとに“買うものを決めておく”と時短になる

買い物は節約だけでなく、家事時間にも直結します。子どもを連れてスーパーを回ると、それだけでエネルギーを使いますよね。私は、「この曜日はこのジャンルだけを見る」と決めたことで、売り場をうろうろする時間が減り、レジまでの導線が驚くほどスムーズになりました。
カゴの中身もシンプルになり、「今日はこれだけ買えればOK」と自分の中で線引きできるので、衝動買いも自然と減っていきます。

月・火は生鮮食品を中心に

月曜・火曜は、状態の良い野菜や鮮魚が出やすい曜日。ここでは“その週を乗り切るための材料”を整える意識で、生鮮食品中心にカゴを埋めていきます。

例えば、
・葉物野菜（小松菜・ほうれん草・サラダ用野菜）
・日持ちしやすい根菜（にんじん・じゃがいも・玉ねぎ）
・鮭やサバなどの切り身魚
・鶏むね肉や豚こまなど、使い回しやすい肉

このあたりを多めに買っておくと、平日の夕飯がぐっと組み立てやすくなります。余った野菜はざく切りにして冷凍、きのこ類は石づきを取ってほぐして冷凍しておけば、炒め物やスープにすぐ使えて本当に便利です。

さらに、月・火に“今週のざっくり献立”を頭の中で決めておくと、「今日は何作ろう…」と冷蔵庫の前で固まる時間も減っていきます。

水曜はお弁当・おやつ類

水曜は均一セールやパンの日などが重なりやすいので、お弁当・朝食・おやつの補充デーにするのがおすすめです。

・食パン・ロールパン・ベーグル
・ヨーグルトやデザート系の乳製品
・小分けのお菓子、ビスケット、ゼリー
・紙パックジュースや麦茶パック

こうした“子どもがよく食べるもの”を水曜日にまとめて買っておくと、毎朝のお弁当作りやおやつ準備がとてもスムーズになります。
また、「お菓子は水曜に買う」と決めておくと、子どもにねだられたときも「お菓子の日は水曜日ね」と約束しやすくなり、ムダな買い足しを防ぐことができます。

賞味期限が少し長めのものが多いので、週後半〜週末まで安心して使い切れるのもポイントです。

金曜は肉のまとめ買い

金曜日は、週末に向けて肉類が安くなりやすい曜日。ここは“冷凍ストック作りの日”と割り切ると、忙しい土日や週明けが本当にラクになります。

・鶏むね肉・鶏もも肉
・豚こま・豚バラ
・合いびき肉や鶏ひき肉

などを大きめのパックで購入し、帰宅したらすぐにキッチンで仕分け。
ポリ袋に入れて、
・焼き肉のタレ＋にんにく
・しょうゆ＋酒＋みりん＋しょうが
・塩こうじ＋オリーブオイル
など、味を変えながら下味をつけて冷凍しておきます。

こうしておくと、休日は袋から出して焼くだけ・煮るだけでメインおかずが完成。平日の夜も、「今日は何も考えたくない…」という日に冷凍庫からひと袋出すだけで済むので、心の余裕が全然違ってきます。

買い物のたびに“全てをそろえようとしない”で、曜日ごとに役割を分けると、家計管理も時間管理もぐっとシンプルになります

スーパーの“ハズさない時間帯”も知っておくと便利

同じスーパーでも、行く“時間帯”によってお得度がガラッと変わります。私はこれを意識し始めてから、「同じものを買っているのに、前より安く済んでいるかも」と感じることが増えました。
とくに、仕事終わりや保育園のお迎えの時間帯はバタバタしがちですが、「今日はどの時間帯なら得か」をざっくり決めておくだけで、節約と時短の両方が叶いやすくなります。

午後4〜6時は値引きラッシュ

多くのスーパーでは、夕方になると
・惣菜
・パン
・お寿司
・刺身や切り身魚
など、当日中に売り切りたい商品から順番に値引きシールが貼られていきます。だいたい午後4〜6時のあいだに第一弾のシールが出始め、閉店が近づくとさらに値下げされる、という流れが多いです。

共働き家庭にとっては、夕方の値引きタイムは本当にありがたい存在。
私は「今日は疲れたな…」という日こそ、あえてこの時間に合わせてスーパーに寄り、
・半額になった惣菜＋家にある味噌汁
・値引きのお寿司＋サラダだけ作る
という“手抜きだけど罪悪感の少ない夕飯”にすることも多いです。

ただし、当然ながら混雑しやすく、人気商品はあっという間に売り切れてしまいます。
「ガッツリ狙いに行く日」と「今日は残っていればラッキーくらいで寄る日」を分けておくと、心の負担も減ります。私は、水曜の均一セールと合わせて「水曜の夕方は惣菜チェックデー」と決めておくことで、無駄に何度も足を運ばずに済んでいます。