月齢フォト背景アイデアで激変!自宅でかわいく撮れる簡単セット術

月齢フォトって、撮るのは楽しいのに「背景どうしよう…」と毎月悩みませんか?私も最初のころは、白い布の上に寝かせて撮るだけで精一杯。でも、SNSで見かけるような“特別感のある1枚”を残したくて、少しずつ工夫を取り入れるようになりました。
実は、背景づくりのコツさえつかめば、自宅でもかわいい写真が簡単に撮れるんです。この記事では、私が実際に試して「これなら続けられる!」と感じた背景アイデアをまとめました。家にあるものを活かしながら、赤ちゃんの成長をもっと楽しく残していきましょう。
目次
月齢フォトを可愛く仕上げるための基本ポイント
光の入り方が写真の印象を決める
月齢フォトの仕上がりは「どの光で撮るか」で大きく変わります。背景がどれだけ可愛くても、光が弱いと顔が暗く影になってしまい、せっかくの表情が見えにくくなってしまいます。
私がいろいろ試した中で一番しっくりきたのは、午前中の自然光がやわらかく入る窓際。人工照明よりも赤ちゃんの肌が自然に明るく写るので、ナチュラルな雰囲気になります。
逆光になりそうなときは、白いカーテンを半分閉めて光を拡散させると、肌の色がふんわり均一になっておすすめです。また、光が強すぎてまぶしそうなときは、レースカーテンを引くだけで一気にプロっぽい柔らかい光に変わります。
赤ちゃんを寝かせる角度を少し変えるだけでも光の当たり方が変わるので、撮影前に顔の影をチェックしておくと、仕上がりがぐっとよくなります。光を味方にできると、どんな背景でも“かわいい仕上がり”に近づけると実感しています。
服装と背景の色味を合わせる
月齢フォトは、背景・服・小物の色がうまくまとまっていると写真全体の雰囲気が一気に整います。赤ちゃんはどんな色を着ても可愛いのですが、背景と色がケンカしてしまうと、どうしても目線が散ってしまうんですよね。
私は色合わせを難しく考えず「淡い背景の日は濃いめの服」「カラフル背景の日はシンプルな服」とざっくり決めておくようにしています。これだけでも写真に統一感が出て、仕上がりがとても安定します。
また、月齢フォトでは背景の一部にトーンを合わせたガーランドや布、同系色の小物を置くと、赤ちゃんが写真の中で優しく引き立ちます。
特に季節感を出したいときは、背景と同系色のお花や飾りを少し添えると、一気に雰囲気がアップ。色の統一感があるだけで、“家で撮ったとは思えないほど”写真がまとまって見えるので、最初に取り入れたいポイントです。
自宅でそろう“簡単可愛い”背景アイデア
白いシーツは最強の背景になる
月齢フォトの背景として、白いシーツほど使いやすいアイテムはありません。家に必ずあるものなのに、広げてみるだけで一瞬で“撮影スタジオ風”の空間になります。白は光をよく反射してくれるので、赤ちゃんの肌が自然に明るく写り、どんな小物とも相性が良い万能背景です。
私が意識しているのは、シーツを床に広げてからしわをしっかり伸ばしておくこと。しわが残ったままだと影ができてしまい、写真全体がざらついて見えることがあります。時間がなければ、手でサッと引っ張って伸ばすだけでもかなり違います。
寝かせ撮りが中心の月齢フォトは、赤ちゃんを動かさずに撮れるのも魅力。背景が白だけでも、その日の服の色や表情が映えるので、「時間がないけど可愛く残したい」という日にとても助かります。
フェルト文字や数字で“月齢”をひと目で伝える
月齢フォトの主役はもちろん赤ちゃんですが、「何ヶ月のときに撮った写真なのか」が一目でわかると、後から見返すときの楽しさがぐっと増えます。そこで便利なのが、100円ショップでも買えるフェルト素材の数字やアルファベット。
私は数字の色を赤ちゃんの服に合わせて選んだり、月によって季節の色に変えてみたりしています。フェルト素材は柔らかく軽いので、動いても音がせず、赤ちゃんがびっくりしにくいのも嬉しいポイントです。
月齢を記録するだけでなく、「5」の周りにお花を散らしてみたり、「half」「one」など英語表記を入れてみたりと、アレンジも自由自在。写真を後から見返したときに「この時はまだ寝返りできなかったんだよね」と思い出がよみがえる瞬間もあって、成長記録としての満足度がさらに上がります。
季節のアイテムで“今だけ感”をプラス
月齢フォトは“毎月の変化”を残せるのが魅力なので、季節感を少し背景に入れるだけでその月の思い出がグッと深まります。
春なら桜の造花やピンクの布、夏はひまわりや海をイメージしたブルー布、秋は落ち葉やどんぐり、冬は雪の結晶モチーフや白いフェイクファーなど。季節の小物は100円ショップでも十分揃えられますし、家にあるアイテムでも問題ありません。
私の家では、公園で拾った葉っぱや庭の小枝を乾かして背景に置くこともあります。自然素材は色味が落ち着いていて、赤ちゃんの優しい雰囲気によく合うんですよね。季節のモチーフをちょっと足すだけで、“その月の記念”としての特別感が一気に増すので、毎月の写真がもっと楽しみになります。
月齢フォトがもっと映える“世界観”づくりのコツ
色の統一感があると写真がまとまる
背景・服・小物の色味をそろえるだけで、写真全体の雰囲気がぐっと整います。私は撮影前に「今日はベージュ系でやさしい雰囲気」「今日はブルー系でさわやかに」といった感じで、ざっくりテーマカラーを決めるようにしています。色を決めてから背景やガーランド、ブランケットを選ぶと、迷う時間も減って準備もラクになります。
たとえば、ベージュの布にホワイトのガーランド、同系色のぬいぐるみを置いて、赤ちゃんにはくすみカラーのロンパース。たったこれだけで「お店の広告みたい」と家族に言われたことがあります。色の統一感があるだけで、“上手に撮れた写真”に見えやすくなるので、難しいテクニックより先に意識したいポイントです。
もし色合わせが苦手なら、「背景は白+小物は2色まで」とルールを決めてしまうのもおすすめです。色が増えすぎないだけで、びっくりするほど写真がまとまって見えます。
赤ちゃんの周りに余白を残すと主役が引き立つ
かわいく撮りたい気持ちが強いほど、小物をたくさん並べたくなりますよね。私も最初は、数字にお花にガーランドにおもちゃ…と何でもかんでも置いてしまい、「なんだか落ち着かない写真」になりがちでした。
そこから学んだのは、あえて“何も置かないスペース”をつくること。赤ちゃんの周りに余白を残してあげると、自然と視線が真ん中の赤ちゃんに集まり、ふんわりした世界観が生まれます。スマホで撮るときも、少し引き気味に構えて余白を広く入れると、あとからトリミングしやすくて便利です。
特に、背景がシンプルな白シーツの日は、余白を多めに取ると清潔感が強調されてお気に入りの一枚になりやすいです。“盛るより引く”を意識すると、赤ちゃんがいちばんの主役として写ってくれるようになります。
足元や手のしぐさも残すと“成長記録”になる
月齢フォトは、顔のアップだけでなく、体のサイズ感やしぐさも一緒に残せるのが魅力です。私は背景を整えたあと、最後にほんの少しだけ足や手の位置を整えるようにしています。足を軽くクロスさせてみたり、手に小さなおもちゃを握らせてみたりするだけで、「その月らしさ」がぎゅっと詰まった一枚になります。
たとえば、寝返り前のころは大の字ポーズ、寝返りができるようになった月はうつ伏せでニコニコ、つかまり立ちができる頃は背景の前に立ってもらう…と、ポーズも含めて成長を記録しておくと、アルバムに並べたときの感動が全然違います。
わが家では、「寝返り前→寝返り完成→ずりばい→ハイハイ」と、同じ背景で撮った写真を並べて家族で眺めるのがお決まりになりました。表情だけでなく手足の動きまで残しておくと、“成長ストーリー”が見えるアルバムになるので、少しだけ意識してみてください。
布・小物を使ったアレンジ背景のアイデア
バスタオルでふんわり“雲”の背景
白いバスタオルは、実は月齢フォトの背景づくりにとても使いやすいアイテムです。丸めたり、ふわっと置いたりするだけで立体感が出て、雲のような柔らかい雰囲気を作ることができます。私は青い布やライトブルーのシーツを背景にして、その上に白タオルを雲の形に置く“空フォト”が大好きで、特に夏の時期によく作っています。
赤ちゃんを真ん中に寝かせると、雲のベッドに乗っているみたいで本当に可愛いんですよね。足を少し曲げてもらったり、手を頬に添えたりするとさらに雰囲気が出ます。
また、太陽の代わりに黄色のフェルトを置いたり、小さな星のモチーフを散らしたりするだけで物語が生まれて、まるで絵本の1ページのような一枚になります。タオルだけでこんなに世界が広がるのかと驚くほどアレンジがしやすい背景なので、特に初心者の方におすすめです。
ガーランドで“お祝い感”をプラス
ガーランドは、一気に“お祝い感”を足してくれる万能アイテムです。壁に貼るだけで背景にアクセントが生まれ、写真全体が華やかになります。誕生日やハーフバースデーにも使えるので、一つ持っておくと長く使えて便利なんですよね。
私は特に節目の月にガーランドを飾っていて、同じ背景でも「イベント仕様」にできるようにしています。シンプルな月は自然光でふんわり撮り、節目の月はガーランドや小物を足して華やかに…そんなふうにバランスを取ると、アルバムにしたときにメリハリが出てお気に入りです。
ガーランドは100円ショップでも手軽に買えますし、色や形で表情が変わるので、赤ちゃんの服に合わせて選ぶ楽しさもあります。数秒でセットできて写真の印象が大きく変わるので、忙しい日ほど助かるアイテムです。
おもちゃや絵本を添えて“今の興味”を残す
月齢フォトは「その月の赤ちゃんらしさ」を残すのが醍醐味なので、お気に入りのおもちゃやよく読んでいる絵本を背景に添えるのもとてもおすすめです。赤ちゃんの興味は月齢ごとに本当に違うので、写真に小物として残しておくと後で見返したときに“成長の推移”がよく分かるんですよね。
たとえば、ガラガラをよく握っていた時期はガラガラを、布絵本が好きな時期は開いた状態でそっと置いてみる…そうするだけで「このころはこの音が大好きだったな」「この本を読むとニコッとしたよね」と具体的な記憶まで思い出せます。
私は、月齢フォトの撮影前にその月よく遊んだおもちゃを一つ選んで背景に置くようにしています。こうして積み重ねた写真を並べてみると、遊びの変化や手の動きの成長まで見えてきて感動します。背景づくりと同時に“思い出づくり”ができる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ|次の月齢フォトで“背景をひとつ”変えてみよう
月齢フォトは、スタジオのような特別なセットがなくても、ほんの少しの工夫で驚くほど可愛く仕上がります。むしろ、自宅にある布や小物を組み合わせて作る背景のほうが、赤ちゃんらしい“あたたかさ”や“日常のぬくもり”が写真に残る気がしています。毎月の撮影だからこそ、無理をしないで続けられる方法が大事なんですよね。
私自身、最初は「どう背景を作ればいいんだろう…」と迷うことばかりでしたが、白シーツやフェルト数字、季節の小物などをひとつずつ試していくうちに、だんだん“自分らしい月齢フォトのスタイル”が見えてきました。そして気づいたのは、背景の工夫は“写真の雰囲気”を決める一番の近道だということ。
次の月齢フォトでは、今日紹介したアイデアの中から、まずはひとつだけで大丈夫なので取り入れてみてください。
「今日は白いシーツにしてみようかな」「季節の小物を少し置いてみよう」「数字をフェルトでつくってみよう」…その小さな一歩だけで、写真の印象はぐっと変わります。
そして、その写真を後でアルバムに並べたときに、「この月はこんな雰囲気だったね」と家族で話せる時間が増えるはずです。月齢フォトは赤ちゃんの成長を“形に残せる”貴重な時間。あなたの家だけの背景で、その瞬間をもっと温かく、もっと素敵に残してあげてください。














