忙しい平日の夜、「今日のごはんどうしよう…」とため息をついたことはありませんか?
仕事や育児に追われる毎日、できればサッと作れて、栄養もちゃんととれるレシピが知りたいですよね。
私も以前は、毎晩キッチンでヘトヘトになりながら夕飯の準備をしていました。
でも、「15分以内で作れるレシピ」をいくつか覚えてから、夕方のバタバタがぐっとラクになったんです。
今回は、そんな私の“平日を救ってくれた時短レシピ”を5つご紹介します。
材料はどれも身近なものばかり。調味料もシンプルで、誰でもすぐにマネできます。
「疲れていても作れる」がポイントです!
目次
忙しい日にこそ作りたい!我が家の定番「豚こまのしそポン炒め」

仕事終わりの夕方、クタクタになって帰宅した私が冷蔵庫を開けたとき、
「豚こまがある…助かった…!」と思わずつぶやいてしまう、そんな日があります。
そんな時に迷わず作るのが、この「豚こまのしそポン炒め」なんです。
ほんの10分で作れるスピードレシピなのに、子どもも夫も「これ好き!」とパクパク食べてくれる、
我が家の“リピ率No.1”のメニュー。
さっぱりした味わいなのに、白ごはんが止まらないのが不思議なところです。
材料(2〜3人分)
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豚こま切れ肉:250g(安くてボリュームあり!)
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大葉(しそ):5枚(お好みで増やしても◎)
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ポン酢:大さじ2〜3(好みで調整OK)
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ごま油:大さじ1(香りづけに)
※豚バラや豚ロース薄切りでも代用可ですが、豚こまは火の通りも早くて扱いやすいので初心者にもおすすめです!
作り方
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フライパンにごま油を熱し、豚こま肉をほぐしながら中火で炒めます
※焦げつかないよう、炒め始めは少し動かさずに広げて焼くのがコツ。 -
火が通ってきたら、千切りにした大葉を加えてサッと炒めます
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ポン酢を回しかけ、全体がしっかりなじむまで炒め合わせれば完成!
忙しい日の夕方でも、冷蔵庫に「豚こま」「ポン酢」「大葉」があれば成立するこのレシピ。
ごま油の香ばしさと、大葉の爽やかさがポン酢と絶妙にマッチして、
「疲れていても食欲がわく味」に仕上がります。
ちなみに、私は時間があるときに大葉をまとめて千切りにして冷凍保存しておくようにしています。
これがあるだけで、日々の料理がグッとラクになりますよ。
また、残った分は翌日のお弁当に入れても◎。冷めてもおいしいので、お弁当おかずにもぴったりです。
「今日はもう考える余裕ない…」という日にこそ作ってほしい、シンプルなのに満足度の高い1品。
お味噌汁とこの炒め物だけでも、立派な夕食になります。
時間も手間もかけられないけど、家族にしっかりごはんを食べさせたい。
そんな私たちの毎日に、そっと寄り添ってくれるレシピです。
子どもにも人気!「ツナマヨキャベツのレンチン蒸し」

「もう今日はキッチンに立ちたくない…」
そんな日ってありますよね。疲れて帰ってきて、子どももお腹ペコペコ。
火を使うのすらおっくうだけど、何か作らなきゃ…。
そんなときに、私が必ず頼るのがこの「ツナマヨキャベツのレンチン蒸し」です。
包丁もコンロも使わずに、レンジひとつで完結。
しかも、子どもも「これ好き!」とパクパク食べてくれる神レシピなんです。
忙しい平日の夜に、「あと一品!」ってときにも大活躍。
家族の機嫌を損ねず、作る人もラクできるって、最高じゃないですか?
材料(2〜3人分)
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キャベツ:1/4玉(手でちぎってもOK)
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ツナ缶:1缶(油はしっかり切るとサッパリ)
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マヨネーズ:大さじ2
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塩:少々
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黒こしょう:お好みで調整
※キャベツがないときは、カット野菜ミックスや冷凍野菜でも代用可能です。
忙しい日に使い勝手抜群です!
作り方
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キャベツをざく切りにして耐熱ボウルに入れる
→ もしくは手でちぎるだけでも十分。包丁ナシでも全然OK! -
ツナ缶(油を切る)・マヨネーズ・塩を入れてざっくり混ぜる
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ラップをふんわりかけて、600Wで約4分レンチン
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全体をよく混ぜて、お好みで黒こしょうを振ったら完成!
このレシピの良さは、「あと片付けもラクなこと」。
使う道具はボウルとスプーンだけなので、洗い物も最小限。
うちは夕飯のあと、子どもの宿題やお風呂でバタバタするから、
片付けの手間が少ないって本当にありがたいんです。
それに、キャベツの甘さとツナマヨのコクがマッチして、
小さな子でももりもり食べてくれる味に仕上がるのが嬉しいポイント。
私はよく、冷凍ごはんをチンして、その上にこれをのっけてどんぶりにします。
刻みのりや白ごまをふると、ちょっとしたカフェ丼みたいで見た目も◎!
「火も包丁も使わずにちゃんと一品できた」という達成感。
これがあるだけで、心のゆとりが全然ちがうんですよね。
疲れた日の“救済レシピ”として、よかったら冷蔵庫にキャベツとツナを常備しておいてみてください。
きっと「あってよかった〜!」と思える日がきますよ。
洗い物も少なくて最高「もやしとひき肉のカレー風味炒め」

冷蔵庫を開けて「何にもない…」と思ったとき、
もやしの袋があるだけでホッとした経験、ありませんか?
私にとって、もやしは“困った日の救世主”。安くてどこでも手に入って、
しかも炒めるだけでボリューム満点の一品になる、まさに家計の味方です。
中でもこの「もやしとひき肉のカレー風味炒め」は、
子どもが喜んで食べてくれるし、洗い物も少ない神レシピ。
わが家では、献立が思いつかないときの定番になっています。
材料(2〜3人分)
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豚ひき肉:200g(合挽きでもOK)
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もやし:1袋(できればサッと洗って水気を切る)
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カレー粉:小さじ1
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醤油:小さじ1
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サラダ油:小さじ1
※冷蔵庫に余っているピーマンや玉ねぎを加えてもおいしいです!
作り方
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フライパンにサラダ油を熱し、ひき肉を炒める
→ ポロポロになるまでしっかり加熱します。 -
火が通ったら、もやしを加えてサッと炒める
→ シャキッと感を残すなら、炒めすぎないのがポイント。 -
カレー粉と醤油を加え、全体をよく混ぜて完成!
作ってみるとわかるのですが、このレシピ、
材料が少ない・調味料もシンプル・でも満足感はしっかりあるんです。
うちの子どもは「これカレーの味がする!」と、もやし嫌いを克服しました(笑)。
カレー粉の香りとひき肉のうま味が、もやしをしっかり包み込んでくれるから、
野菜が苦手な子にもおすすめです。
それに、もやしは傷みやすいので、安売りしているときに買ってすぐ使うようにしています。
「買ってきたけど使い道がない」なんてことも、このレシピがあれば心配ナシ。
ごはんにのせれば丼風に、パンに挟めばカレーミートサンドに。
アレンジもしやすくて、冷凍保存も可能です。
調理時間は10分ほど。キッチンに立つ時間を最小限にできるのもありがたい。
さらに、使う道具もフライパンひとつで済むので、洗い物の量もぐっと減らせます。
「もやししかない…」を「助かった!」に変えてくれる、頼れるカレー味炒め。
忙しい日も、疲れて帰った日も、これならサッと作れて家族も大満足。
献立に悩んだとき、ぜひ思い出してほしい一品です。
パスタより早い!?「鮭フレークの卵とじ丼」

「今日はもう無理…何か作る気力もない…」
そんな夜に、私が頼るのがこの「鮭フレークの卵とじ丼」です。
炊きたてごはんさえあれば、たったの5分で完成。
包丁もいらないし、洗い物も少なくて本当に助かるんです。
しかも、ふわとろの卵と鮭の塩気が絶妙に合わさって、
子どもたちも「これうまーい!」と毎回ペロリ。
パスタを茹でるより早くて、栄養もしっかりとれる…
もはやわが家の“最速ごはん”です。
材料(2人分)
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鮭フレーク:大さじ2〜3(瓶詰・パウチどちらでもOK)
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卵:2個(M〜Lサイズ)
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めんつゆ(2倍濃縮):大さじ2
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水:大さじ3
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ごはん:2杯分(あたたかいもの)
※鮭フレークは塩分の濃さに個体差があるので、調味料は味を見ながら調整してください。
作り方
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小さめのフライパンにめんつゆと水を入れ、中火で加熱
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鮭フレークを加えて軽く混ぜる(ふんわりと広げる感じで)
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溶き卵を回し入れたら、すぐに蓋をして1分ほど蒸らす
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卵がとろ〜り半熟状態になったら火を止めて、ごはんの上にのせて完成!
このレシピの魅力は何と言っても、「スピード」と「満足感」の両立。
疲れている日でもサッとできて、お腹も心も満たされます。
私は具だくさんのお味噌汁と一緒に出すのが定番スタイル。
冷蔵庫に残っている野菜をお味噌汁に入れるだけで、たんぱく質も野菜もとれて栄養バランス◎。
しかも、鮭フレークは冷蔵保存がきくから、買い置きしておくと本当に便利。
ふだんはおにぎりやお茶漬けにも使えるし、これ一つでレパートリーが広がります。
朝食にしてもよし、昼の在宅ワーク合間にもよし。
我が家では、寝かしつけ後に夫と食べる“夜食ごはん”にもよく登場します。
「ごはんはあるけど、おかずどうしよう…」そんなときの切り札として、
ぜひレパートリーに加えてみてください。
想像以上の“お助け力”を発揮してくれますよ。
食べ応えバッチリ!「ささみときゅうりのごま和えうどん」

「今日は暑すぎて火を使いたくない…でも、さっぱりしすぎたメニューは物足りない…」
そんなときにぴったりなのが、この「ささみときゅうりのごま和えうどん」です。
冷凍うどんをレンチンするだけで主食が完成、
火を使うのはささみの加熱だけ。しかもレンジ調理だからガス台も不要!
さっぱりしながらしっかり食べ応えもあるので、
「冷たい麺だとお腹すくんだよね…」という夫にも好評なんです。
暑い日の夜ごはんはもちろん、在宅ワーク中のランチや食欲がない日の昼ごはんにも大活躍しています。
材料(2人分)
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冷凍うどん:2玉(流水麺でも可)
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ささみ:2本(鶏むね肉でも代用可)
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きゅうり:1本(千切り)
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ごまだれ:市販のもの適量
※手作りの場合→すりごま大さじ2・醤油大さじ1・砂糖小さじ1・酢小さじ2
※トッピングにゆで卵や刻み海苔、白ごまを加えても◎
作り方
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ささみは耐熱容器に入れ、酒少々(あれば)をふってラップをし、電子レンジ600Wで2分加熱
→ 火が通ったら手で割いておく(やけど注意!) -
きゅうりは千切りにする(スライサーでも可)
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冷凍うどんを電子レンジでチンして、冷水でしめる(氷水だとよりコシが出ます)
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うどん・ささみ・きゅうりを器に盛り、ごまだれをかければ完成!
「冷たい麺だとどうしても物足りない…」と思いがちですが、
このうどんはたんぱく質も野菜もとれて、ちゃんと“ごはん食べた感”があるのがポイントです。
ささみは低脂肪・高たんぱくで、子どもにも食べさせやすいのが嬉しい。
うちでは、娘が「これおいしい〜!また作って!」とお気に入りにしていて、
夏になるとほぼ週1ペースで食卓に並びます(笑)。
何より、このレシピの魅力は「手間がかからないのに見栄えがいい」こと。
盛りつけをちょっと工夫すれば、
まるでカフェごはんのような雰囲気に早変わりします。
私は大皿に盛って、白ごまや糸唐辛子をトッピング。夫が「これ、どっかで食べた?」と聞いてきたくらいです(笑)。
「火を使わずに、満足感のあるごはんが食べたい」という日には、ぜひ思い出してほしい一品。
冷蔵庫にきゅうりと冷凍うどん、ささみがあればすぐ作れるので、
ストック食材として常備しておくのもおすすめです。
夏バテ対策にもぴったりな、やさしいごまだれ味で、体にもお財布にも優しいレシピですよ。
まとめ|“疲れてても作れる”レシピで平日を乗り切ろう
平日の夜ごはん作りって、毎日のことだからこそ本当に大変ですよね。
でも、「何を作るか」が決まっているだけで、気持ちはずいぶんラクになります。
今回紹介したレシピは、どれも私が「もう無理…」という日に助けられてきたものばかり。
冷蔵庫にあるものでサッと作れて、家族も満足してくれる。そんな“ちょうどいい”ごはんです。
よかったら、この記事を参考に1週間分の献立に取り入れてみてください。
きっと「ごはんどうしよう問題」が少しだけ、軽くなるはずです。