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お食い初め写真ポーズで後悔しない!一番かわいい瞬間を残す撮影アイデア集

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お食い初めの写真は「一生に一度」の記念。あとから見返したときに「もっと可愛く撮ればよかった…」と感じる人が意外と多いんです。私も長男のお食い初めで、表情や角度に気を配れず後悔しました。

この記事では、プロの写真スタジオで学んだコツと、自宅でも真似できる赤ちゃんの可愛いポーズ・表情の引き出し方をご紹介します。自然な笑顔や家族の温かい雰囲気を写真に残しておけば、何年経っても見るたびに幸せな気持ちになりますよ。

赤ちゃんの可愛さを引き出す基本の撮影ポイント

赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を選ぶ

赤ちゃんは大人とは違い、短いサイクルで眠ったり起きたりを繰り返しています。そのため、「なんとなく撮れそうな時間」に撮影すると、途中で泣き出したり不機嫌になったりしてしまうことも。おすすめのタイミングは、授乳やミルク後30分〜1時間ほど経った、眠気がなく満たされた時間帯です。この時間帯は赤ちゃんの表情が柔らかく、目線も安定してカメラに向きやすくなります。また、眠い直前は機嫌が崩れやすいので避けましょう。事前に生活リズムを把握し、撮影時間を「赤ちゃんのペースに合わせる」ことが成功のカギになります。

自然光を活かす

撮影用のライトや蛍光灯の光は、角度によっては影が顔に落ちたり、赤ちゃんの肌をくすんで見せてしまうことがあります。特に真上からの光はクマや影を強調してしまうため注意が必要です。その点で、窓から入る自然光は柔らかく、肌の質感をふんわりと明るくしてくれます。光が強すぎる場合はカーテン越しにすることで、スタジオのような優しい光に変わります。

自然光を使う場合、赤ちゃんの顔に均一に光が当たるように位置を調整しましょう。横から光が来ると立体感が生まれ、ほっぺのふっくら感がより愛らしく表現されます。

自然光+白い背景が、赤ちゃんの表情をもっとも美しく引き立てます。白い布や壁を背景に使うだけで、光が反射して赤ちゃんの顔全体を明るく照らしてくれるため、肌がワントーン明るく見え、写真全体のクオリティもアップします。写真に余計な影や生活感が映らないので、記念日の特別感も演出できます。

お食い初めにおすすめの赤ちゃんポーズ

正面ポーズ(定番&失敗しない)

赤ちゃんを祝い膳の正面に座らせ、カメラも真正面から構えるスタイルです。もっともシンプルでありながら、「お祝いの主役は赤ちゃん」ということが一目で伝わる撮り方。表情がわかりやすく、記念写真らしい整った雰囲気に仕上がります。赤ちゃんの前に膳を置く場合、料理と顔の間にスペースを作ると圧迫感が出ず、バランスの良い写真になります。
祝い膳の鯛や赤飯などの縁起物が一緒に写ることで、お祝いの意味が視覚的に伝わるのも大きな魅力です。

ななめ45度ポーズ(小顔効果&立体感)

赤ちゃんの体や顔を少し斜めに向けることで、立体感と奥行きが生まれます。真正面に比べて自然な印象となり、ふっくらとしたほっぺや、あごのラインがきれいに出るのがポイントです。カメラは赤ちゃんの目線に合わせ、少し上から撮ると目が大きく見え、さらに愛らしい印象になります。斜め45度は赤ちゃんがリラックスしやすい角度でもあるため、自然な笑顔を引き出せる確率も高くなります。

抱っこポーズ(泣きそうなときの救世主)

お食い初めは慣れない衣装や雰囲気で、赤ちゃんが不安になりやすい場面でもあります。そんなときは、ママやパパが抱っこしてあげることで安心感を与えられます。抱っこしたまま顔を寄せたり、赤ちゃんの手をそっと握るだけで、自然と温かい表情が引き出されます。撮影する際は、抱っこする人が少し斜め後ろに下がり、赤ちゃんの顔がしっかり見えるように角度を調整すると◎。
泣き顔でも抱っこショットなら「家族の絆が伝わる思い出の一枚」に変わります。

このようにポーズを工夫するだけで、赤ちゃんの表情や雰囲気がまったく違って見えます。状況に合わせて複数パターンを撮影しておくと、後から選ぶ楽しみも広がります。

表情を引き出すアイデア

おもちゃや音でタイミングを合わせる

赤ちゃんの表情は一瞬ごとに変わります。ずっとカメラの方を向いてくれるわけではないので、「声をかける人」と「シャッターを押す人」を分けるのがおすすめです。鈴のついたおもちゃや、赤ちゃんの好きな音が出る布絵本などを使って、視線をカメラの方向に誘導しながら、笑顔や好奇心いっぱいの目線を引き出します。赤ちゃんは大人の表情に敏感なので、撮影者も笑顔で声をかけると、自然と表情が柔らかくなります。

「カメラ目線にさせる」のではなく、「思わず表情が出る瞬間を引き出す」ことが成功のポイントです。

あくび・泣き顔も“味のある1枚”

お祝いの写真というと「完璧な笑顔」を狙いがちですが、赤ちゃんの自然な姿こそが一番の思い出になります。大きなあくびをしている瞬間や、ちょっと泣きそうな表情も、そのときの成長を映し出すかけがえのない記録です。特に泣き顔は、「この頃はよく泣いてたよね」「お茶碗にびっくりしちゃったんだよね」など、家族の会話が弾むきっかけになります。

撮影時は無理に笑わせようとせず、赤ちゃんのリズムに寄り添って「どんな表情も素敵な記念になる」と考えて撮影しましょう。あとから見返したとき、表情のバリエーションがあるほど「この日がどれだけ特別だったか」が伝わってきます。

家族ショットでおすすめの構図

親の手と赤ちゃんの手をアップで

赤ちゃんの小さな手を包み込むように、親の手をそっと添えて撮影する構図は、お食い初めの「これからの人生を支えていく」という願いを象徴する1枚になります。手元だけをアップにすることで、背景の生活感を排除できるというメリットもあります。特に和装や祝い着の袖が写り込み、華やかさや厳かな雰囲気が自然と伝わります。

写真に写るのはただの「手」ではなく、赤ちゃんの未来を願う家族の想いです。
赤ちゃんの指をそっと握る瞬間は、“守られている安心感”が表情にも滲み出る特別な瞬間になります。

兄弟姉妹と目線を合わせる

兄弟姉妹がいる場合は、赤ちゃんと目線を合わせるように配置すると、自然と温かい雰囲気が生まれます。赤ちゃんのほっぺを優しく触れたり、おでこを近づけたりするだけで、兄弟ならではの絆が伝わる微笑ましい1枚に。カメラ目線にこだわらず、兄弟が赤ちゃんを見つめる瞬間を逃さず撮影することで「守る存在」「見守る気持ち」が自然な形で写し出されます。

兄弟姉妹が照れている場合は「赤ちゃんに好きなおもちゃを見せてあげてね」と声をかけると、自然な笑顔や優しい表情を引き出すことができ、写真全体にストーリーが生まれます。

失敗しがちなポイントと対策

背景が生活感だらけ

お食い初めは特別な行事なのに、背景に洗濯物やティッシュ箱が写り込むと、一気に「ただの自宅写真」になってしまいます。写真全体の雰囲気を整えるには、背景をシンプルにすることが第一歩。真っ白の布や風呂敷、アイロンをかけたシーツを壁にかけるだけでも、清潔感と統一感が出ます。また、背景が白だと光を反射して赤ちゃんの肌が明るく見えるというメリットもあります。

さらに、お祝いの雰囲気を高めるために、鯛の飾りや小さな花、和紙のランチョンマットなどをアクセントに使うと、「自宅なのにプロ仕様の写真」に仕上がります。
背景が整うと、赤ちゃんの表情や衣装の色がより引き立ち、仕上がりの満足度が大きく変わります。

角度や距離がバラバラ

撮影に夢中になると、ついカメラを近づけすぎたり、上から覗き込むような角度になってしまいがちです。しかし赤ちゃんの顔を最もかわいく見せてくれるのは、「赤ちゃんの目線と同じ高さ」から撮ること。これにより、目がまっすぐに映り込み、表情の魅力が最大限に引き出されます。

また、顔だけのどアップではなく、上半身が入る「バストアップ構図」にすると、衣装やお祝い膳とのバランスがよく、記念写真としての完成度が高まります。特に祝い着やスタイを着ている場合は、そのデザインが映えるように少し余白を持たせた構図が効果的です。

「カメラの高さを赤ちゃんの目線に合わせる」ことが、自然な可愛さを引き出す一番の秘訣です。

まとめ|“今しかない瞬間”を家族の宝物に残そう

お食い初めの写真は、ただの記念撮影ではありません。赤ちゃんが「初めて家族に祝福された日」として、一生の思い出になる特別な1日です。泣いた顔も、眠たそうな顔も、笑顔も、その瞬間にしか見られない表情ばかり。ほんの少しの工夫と準備で、何年たっても見返したくなる“家族の宝物”のような1枚を残すことができます。

撮影のコツを知っていれば、高価なカメラや特別なスタジオがなくても大丈夫です。大切なのは「うまく撮ること」ではなく、「赤ちゃんの今を愛情と一緒に記録すること」。写真を見返したとき、その日の会話や匂い、幸せな空気までよみがえってくるはずです。

ぜひこの記事で紹介したポーズや構図を参考に、ご家族と一緒に楽しく撮影してみてください。撮り終えた写真は、スマホの中だけで終わらせず、フォトフレームやアルバムにして飾ることで、毎日の暮らしの中で幸せを感じられる瞬間が増えていきます。今日という特別な1日を、未来の自分や子どもへの贈り物として残していきましょう。