お宮参りのレンタル着物はどこが安い?料金と人気サービスを徹底比較しました

お宮参りの準備をしていると、「着物って買うよりレンタルがいいのかな?」「どこが安くて失敗しないんだろう…」と悩む瞬間が必ず出てきます。私も最初は、値段の差が大きすぎてどれを選べばいいのか全然わかりませんでした。でも、比較してみるとサービスごとの特徴がはっきり分かれていて、家計にやさしい選び方もあると気づきました。
この記事では、人気のレンタルサービスの価格帯・セット内容・使いやすさを私の体験を交えて分かりやすくまとめています。必要以上に高いプランを選ばなくても、写真映えするかわいい着物はちゃんと見つかります。
「失敗したくない」「なるべく安く抑えたい」そんなママやパパの参考になりますように。
目次
お宮参りでレンタル着物を選ぶメリット
お宮参りの着物は、購入すると3〜5万円、ブランドや高級生地のものだと10万円以上することも珍しくありません。
「1回しか使わないのに、この金額はちょっと…」と感じる方は多いはず。私もそのひとりで、夫と相談しながら「必要なところにだけお金を使いたいよね」と話し合い、レンタルを選びました。
実際に利用してみると、価格面だけでなく、産後の生活に寄り添ってくれるメリットがたくさんありました。ここでは、特に「これは助かった!」と感じたポイントを詳しく紹介します。
費用を大きく抑えられる
レンタルの最大の魅力は、やっぱり価格です。
1万円前後から借りられるサービスも多く、購入するより圧倒的に負担が軽くなります。
私はその分を、写真スタジオの撮影オプションや食事会の料理に回しました。
家計に無理をさせずに、思い出づくりにお金を使えるのは大きなメリットです。
「必要なところだけにお金を使う」という選択がしやすくなるのが、レンタルの魅力だと実感しました。
フルセットで届くので準備がラク
産後の生活は、抱っこ・授乳・寝不足…と、毎日がめまぐるしい状態。
そんな中で「小物が足りない!」「肌着はどうするの?」と慌てるのは避けたいですよね。
ほとんどのレンタルサービスは、以下のような必要なものがすべてセットで届きます。
祝着(初着)
よだれかけ
帽子
着付け小物
説明書
箱を開ければすぐに使える状態なので、とにかく準備がラク。
私も前日の夜に箱を開けるだけで済み、「あれを買いに行かなきゃ」と焦る必要がありませんでした。
産後の心と体に余裕がない時期こそ、こうしたサービスに助けられます。
汚れ保証がついているサービスも多い
赤ちゃんと一緒だと、よだれ・ミルク・吐き戻しなどの汚れは避けられません。
「もし汚しちゃったらどうしよう…」と不安になる方もいると思います。
でも、多くのレンタルサービスは
クリーニング不要
ある程度の汚れは保証範囲内
追加料金なしで返却OK
といった安心の仕組みがあります。
私はお宮参り当日、息子がミルクを少し吐いてしまったのですが、サービス側から「そのまま返送いただいて大丈夫ですよ」と案内されて、本当にホッとしました。
汚れを気にして抱っこに遠慮しなくていいのは、パパママにとって大きな安心材料です。
安いレンタル着物サービスを比較|価格帯と特徴
お宮参りの着物レンタルは、どのサービスも一見同じように見えるのですが、実際に調べてみると「価格帯」「デザインの傾向」「返却のしやすさ」などに大きな違いがあります。
ここでは、私自身が候補にしたサービスや、ママ友から実際に評判を聞いたサービスを中心に、わかりやすくまとめました。
「なるべく安くしたいけど、安っぽく見えるのは避けたい…」という方にも選びやすい内容です。
京都着物レンタル「夢館」
・価格帯:8,000〜15,000円
・フルセット:あり(祝着・帽子・よだれかけ など)
・返却:コンビニ返送OK
・特徴:種類がとても豊富で、赤・ピンク・古典柄・モダン柄など選びやすい
夢館は、とにかくデザインのラインナップが幅広いのが魅力です。
初めてサイトを見たとき、「こんなにあるの?」と驚くほどで、どの色にするか悩む時間すら楽しく感じました。
私は最終的に夢館でレンタルしたのですが、生地の質感がしっかりしていて、写真映えも抜群。
当日、赤ちゃんを抱いた瞬間に家族全員が「かわいい!」と喜んでくれて、選んでよかったと心から思いました。
返送もコンビニから着払いで送るだけなので、産後の私には本当に助かりました。
晴れ着の丸昌
・価格帯:10,000〜20,000円
・フルセット:あり
・返却:クリーニング不要
・特徴:落ち着いた古典柄が多く、品のあるスタイルが好きな家庭に最適
丸昌は、昔ながらの格式あるデザインが多く、祖父母世代からの評価がとても高い印象です。
私の義母も「お宮参りはやっぱり古典柄が一番」とよく話していたので、一度候補にして真剣に検討しました。
生地が厚めで高級感があり、写真に残した時に「ちゃんとした場の装い」という印象が強く出るのも魅力。
レンタル価格は少し高めですが、その分デザインの安定感があります。
祖父母との価値観が大きいイベントだからこそ、丸昌のような古典柄は安心して選べる存在だと感じました。
京都きもの町
・価格帯:7,800〜14,800円
・フルセット:あり
・返却:難しくない(説明書通りに戻すだけ)
・特徴:とにかく安く、口コミやSNSでの利用者が非常に多い
きもの町は、手ごろな価格帯と選びやすいサイト構成が特徴で、「とりあえず安く揃えたい」という方にぴったりのサービスです。
着物の種類は派手すぎず、やさしい色合いのものが多いので、赤ちゃんの雰囲気にもよく馴染みます。
私のママ友は何人か利用していて、そのうちの一人は
「安いのに写真だとしっかり見えるからコスパがいい」
と言っていたのが印象的でした。
レンタル手順もシンプルで、注文→到着→返送まで迷うことなく進められる点も、育児中には嬉しいポイントです。
コストを抑えつつ、見た目も満足したい方にとても向いているサービスです。
お宮参りのレンタル着物で失敗しない選び方
お宮参りの着物は、どれもかわいく見えるので「一番安いし、これでいいか」と決めてしまいがちです。
でも、実際に届いてみると「思っていた色と違う」「おばあちゃんの反応がいまいち…」「着付けが大変だった」など、小さなモヤモヤが積み重なることもあります。
ここでは、私が実際にレンタルを探してみて「ここだけは見ておけばよかった」と感じたポイントをまとめました。
写真映えするかどうかをチェック
お宮参りは、後からアルバムやフォトフレームで何度も見返す“写真イベント”でもあります。
価格だけで決めてしまうと、届いたときに
思ったより色味がくすんで見える
柄のバランスが好みと違う
赤ちゃんの肌色と合わず、顔色が暗く見える
といった残念ポイントが出てくることもあります。
できれば、商品ページの写真をよく見て
自然光で撮影された写真があるか
着用イメージ(赤ちゃんを抱いた状態)が載っているか
口コミに「写真映えした」「画面で見るよりきれい」と書かれているか
などもチェックしておくと安心です。
私は、候補の着物をスマホでスクショして、赤ちゃんの写真の横に並べて見比べました。
「我が子の肌色に合っていて、自分も抱っこしたときにワクワクする柄かどうか」を基準にすると、あとで写真を見返したときの満足度が全然違います。
祖父母の好みを軽く確認しておく
お宮参りは、祖父母にとっても楽しみにしている行事のひとつですよね。
当日になって「ちょっと派手ね」「やっぱり昔ながらの柄がよかった」などと言われると、こちらも少し気まずくなってしまいます。
事前にLINEや電話で
「こういう明るめの柄ってどう思う?」
「古典柄と今風の柄、どっちが好み?」
と軽く聞いておくだけでも、気持ちのすれ違いを防げます。
私の家では、義母が完全に古典柄派だったので、あまりモダンすぎない、上品な赤系の着物を選びました。
当日、「昔ながらの感じで素敵ね」と喜んでもらえて、私もホッと一安心。
祖父母の好みを“がっつり合わせる”というより、「大きくは外さない」程度のすり合わせをしておくと、みんなが気持ちよく当日を迎えられます。
着付けのしやすさも大事
赤ちゃんにかける祝着はそれほど難しくありませんが、ママも着物を着る場合は、着付けの有無を必ず確認しておきたいところです。
美容院や写真館と提携していて、着付けまでセットになっているか
「着付け券」や「割引チケット」が付いているか
自分で着る場合、わかりやすい着付け説明書や動画があるか
これをチェックしておかないと、前日になって「どこで着付けしてもらおう…」とバタバタしてしまいます。
私は、事前に近所の美容室に「持ち込み着物の着付けができるか」「料金はいくらか」を確認しておきました。
予約が埋まりやすい土日祝は特に、早めの問い合わせがおすすめです。
また、授乳中の場合は、着物の下に授乳しやすいインナーを着るか、写真撮影だけ着物にして、その後はワンピースに着替えるなど、当日の動きも考えたうえで選ぶとラクになります。
実際に借りて気づいた“便利ポイント”と“失敗ポイント”
借りてよかった便利ポイント
実際にレンタルしてみて、「これは想像以上に助かった」という点がいくつかありました。
まず良かったのが、前撮りや当日の天候に合わせて配送日を調整してくれたことです。
天気予報を見ながら「この日に外で撮れそう」と考えていたので、少し早めに届けてもらい、余裕をもって準備ができました。事前に試しに羽織ってみる時間があったのも安心材料でした。
返送は、届いたときの段ボールにそのまま詰め直してコンビニから発送するだけ。赤ちゃんを抱っこしながらでも、家の中で箱詰めして、散歩のついでにコンビニに寄るだけで済みました。産後にできるだけ外出や手間を減らしたい時期だからこそ、「返しやすさ」はかなり大きなポイントだと感じました。
さらに、汚れ保証がついていたおかげで、授乳や抱っこのときに神経質になりすぎずに済みました。「もし汚してもクリーニング代を別で請求されない」と分かっているだけで、当日の気持ちの余裕がまったく違います。
ちょっと失敗したポイント
一方で、「ここはもう少し気をつければよかったな」と感じた部分もあります。
ひとつは、写真のイメージと実物の色味が少し違ったこと。
画面上では鮮やかな赤に見えていたのですが、実物はもう少し落ち着いた朱色寄りで、「あれ?思ったより控えめかも」と感じました。太陽光や室内照明の違いもあるので、口コミの写真や実際の着用写真も合わせてチェックしておけばよかったと思います。
また、サイズの確認を急いでしまい、小物の長さが微妙に足りず、帯まわりの飾りを別で買い足すことになりました。特にママ用の着物をレンタルする場合は、身長やヒップサイズだけでなく、「どこまでセットに含まれているか」「足りないものは家にあるか」を一度メモに書き出して照らし合わせておくと安心です。
そして痛感したのが、人気柄の予約スピード。かわいい柄ほど埋まるのが早く、私も最初に狙っていたデザインはすでに予約済みでした。お宮参りは生後1か月前後と時期が集中するので、候補が決まり次第、早めに予約カレンダーをチェックすることが本当に大切です。
こうした小さな失敗も、次にレンタルするときの良い経験になりましたが、これから選ぶ方には同じ失敗をできるだけ避けてもらえたらと思います。
レンタル着物と写真撮影のセットを利用するのもおすすめ
スタジオ撮影をする予定があるなら、「着物レンタル+写真撮影」のセットプランをチェックしてみるのもおすすめです。
単独で着物をレンタルして、別で写真館を予約して…と進めるよりも、トータルの金額が安くなることも多く、準備の手間もぐっと減らせます。
スタジオ撮影なら、赤ちゃんがご機嫌な時間帯に合わせて予約できるのも大きなメリットです。
「午前中の早めの時間に」「お昼寝の前に」など、赤ちゃんの生活リズムを優先してスケジュールを組めるので、撮影中も比較的落ち着いて過ごせました。
私もスタジオで撮った写真は、後から家族で何度も見返す宝物になり、「あのときセットで頼んでおいてよかったね」と夫とよく話します。
セットプランの主なメリット
・着物・小物がすべて揃う
・プロが着付けてくれる
・そのままお宮参りに行けるスタジオもある
セットプランのいちばんの良さは、準備の段階から「抜け漏れがほとんどない」ことです。
着物・小物・髪飾り・足袋など、必要なものを一式そろえてくれるので、こちらで追加で買い足すものが少なくて済みます。
また、スタジオによってはママやパパの着付けやヘアセットもまとめてお願いできます。
自分で美容院を探したり、「着付けはどこで…?」とあちこち電話する必要がないので、産後の頭と体にはものすごく優しい流れでした。
さらに嬉しいのが、そのまま神社へ行けるタイプのスタジオ。
撮影後に着物を着たまま車で神社へ向かい、お宮参りを済ませてからスタジオに戻って着替えと返却、というスムーズな動線が組めるところもあります。
着物の準備・着付け・撮影・お宮参りまでを一気にまとめられるので、予算と時間を節約したい家庭にはとても相性の良い選び方だと感じました。
スタジオによって内容や価格は違うので、「お宮参り スタジオ セット」「お宮参り 着物レンタル付き」などで一度検索し、お住まいの地域で利用しやすいところをいくつか比較してみると、自分たちのスタイルに合ったプランが見つかりやすいです。
まとめ|今日、気になるサービスをひとつ見てみよう
お宮参りのレンタル着物は、「安い・便利・かわいい」をすべて叶えてくれる、産後のママとパパにとって本当に頼もしい存在です。
一度きりの行事だからこそ、できるだけ無理をせず、家族みんなが気持ちよく過ごせる形を選びたいですよね。
レンタルサービスを選ぶときは、
安いサービスを比較する
祖父母の意見も軽く確認する
写真映えと使いやすさをチェックする
これだけ押さえておけば十分です。難しく考える必要はありません。
特に、「写真に残る日だからこそ、赤ちゃんに似合う一着を選ぶこと」は、後から見返したときの満足度を大きく左右します。
高額な着物じゃなくても、ちゃんとかわいく仕上がりますし、家族の思い出がよりあたたかいものになります。
まずは今日、気になるサービスをひとつだけ開いてみてください。
価格帯やデザインを眺めるだけでも、「こういう感じが好きだな」「これなら似合いそう」とイメージがふくらみ、準備が一気に進みます。
その小さな一歩だけで、お宮参り当日のバタバタがぐっと減り、家族みんなが笑顔で過ごせる時間に変わりますように。














