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父の日プレゼントを子どもから贈るなら?年齢別に喜ばれる手作りアイデア特集

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父の日が近づくと、「子どもからパパにどんなプレゼントを贈ろう?」と悩むママも多いですよね。私も毎年、子どもと一緒に手作りをしたり、ちょっとしたサプライズを考えたりしています。

この記事では、子どもの年齢に合わせたプレゼントアイデアと、気持ちが伝わる手作り例を紹介します。小さな子でも無理なく参加できる工夫もあるので、家族で楽しく準備できますよ。

年齢別に見る!父の日プレゼントの選び方

子どもの年齢によって、プレゼントの形や気持ちの伝え方は大きく変わります。
まだ小さな子には「気持ちを形にする」体験を、成長してきた子どもには「自分で考える喜び」を与えることが大切です。ここでは、年齢ごとの特徴に合わせたおすすめアイデアを詳しく紹介します。

未就学児(0〜6歳)

この時期の子どもにとって、父の日は“パパのために何かを作る”という初めての体験になることも。
絵を描いたり、色を塗ったり、手形を押したりと、遊びの延長でできるプレゼントがぴったりです。

  • パパの似顔絵(クレヨンで自由に描く)

  • 手形・足形アート(色紙やキャンバスに押して額に入れる)

  • 折り紙で作るメッセージカード(ハートやネクタイの形など)

小さな手で一生懸命作る姿は、それだけでプレゼントのようなもの。
ママが少し手伝ってあげるだけで、立派な“世界にひとつだけの作品”になります。

特におすすめなのは、「パパの似顔絵」と「手形アート」を組み合わせたもの。
パパの手と子どもの手を並べて押すと、成長を感じられる感動的な一枚になります。
「パパ、ぼくの手こんなに大きくなったよ」と言葉を添えるだけで、思い出の宝物になります。

小学生(7〜12歳)

小学生になると、少しずつ自分の考えでプレゼントを選べるようになります。
この時期は「手作り+実用性」を意識したプレゼントが人気。作る喜びと贈る楽しさの両方を味わえます。

  • 手作りキーホルダー(レジンやプラバンで簡単に)

  • 似顔絵入りマグカップ(陶器用ペンでお絵かき)

  • 「肩たたき券」「お手伝い券」などのチケットギフト

プレゼントに添える手書きのメッセージや手紙も忘れずに。
「いつもお仕事がんばってるね」「一緒にキャッチボールしてくれてありがとう」など、子どもらしい一言が心に響きます。
たとえ文字が少し曲がっていても、それが一番の魅力。

また、兄弟がいる家庭では「おそろいプレゼント」もおすすめです。
たとえば、兄がマグカップ、妹がメッセージカードを作るなど、それぞれの個性を生かしたプレゼントを組み合わせると感動も倍増します。

中高生(13歳〜)

思春期の子どもたちは、照れくささもあって、あえて父の日をスルーしがち。
でも、心の中では「ありがとう」と伝えたい気持ちはしっかりあります。
そんな年頃には、気持ちを“形にしすぎない”プレゼントがちょうどいいです。

  • ネクタイや靴下など、仕事や通勤で使えるもの

  • おしゃれなマグカップやタンブラー

  • 手作りスイーツやコーヒーギフト

たとえば、休日に一緒にコーヒーを飲みながら「お疲れさま」と言うだけでも十分。
「モノ」よりも「時間」を共有することが、最高のプレゼントになります。

もし料理が得意なら、子どもが自分で作ったお菓子を添えても◎。
「パパのために作った」と言えること自体が、何よりの成長の証です。
親子でキッチンに立つ時間は、思春期だからこそ貴重なコミュニケーションになります。

子どもの成長とともに、父の日の過ごし方も少しずつ変化していきます。
けれど、「ありがとう」を伝えたい気持ちはどの年代も同じ。
どんなプレゼントでも、子どもの想いがこもっていれば、それがパパにとって最高の贈り物になるのです。

手作り派におすすめ!心が伝わるプレゼントアイデア

子どもと一緒に作る父の日ギフトは、「作る時間」そのものがプレゼントになります。
どんなに小さな作品でも、子どもが一生懸命作ったものには特別な力があります。ここでは、手軽に作れて気持ちがしっかり伝わる手作りアイデアを紹介します。

手形アートフレーム

定番ながら、毎年作っても楽しめるのが手形アート。
画用紙やキャンバスに手形を押し、そこにメッセージや絵を添えるだけで立派なアート作品になります。
100均で手に入る木製フレームに入れると、一気にインテリアとしても映えるプレゼントに。

おすすめは、手形を「家族の手」として並べること。
ママ・子ども・パパの順に重ねて押すと、家族の絆を感じられる作品になります。
また、子どもが小さいうちは「毎年同じ日に手形を取る」ことで、成長記録にもなります。
「去年より大きくなったね」と話しながら見るたびに、家族の思い出が積み重なっていくのが魅力です。

メッセージカード

カードはシンプルながら、想いを伝えるには一番効果的なプレゼントです。
折り紙や画用紙で立体的なカードを作れば、開いた瞬間に「わぁ!」と驚くパパの笑顔が見られます。

ハートや星の形を切って貼るだけでも十分かわいく、手作り感が伝わります。
子どもが小さい場合は「ありがとう」「だいすき」の文字をママが代筆してもOK。
絵やシールを貼って彩るだけでも温かみが出ます。

高学年の子どもなら、「今年はどんなことを伝えたい?」と聞いて、自分の言葉でメッセージを書かせてみましょう。
「一緒にサッカーしてくれてありがとう」「パパの作るカレーが大好き」など、何気ない一言こそが心に残るプレゼントです。

手作りスイーツやごはん

料理ができるようになってきたら、一緒にキッチンに立つのもおすすめです。
手作りのホットケーキやクッキーでも、子どもが混ぜたり型を抜いたりするだけで特別な時間になります。

パパの好きなメニューを選んで、「父の日ランチ」を開くのも素敵です。
たとえば、オムライスにケチャップで「ありがとう」と書いたり、ハンバーグに旗を立てたりするだけでも特別感がアップします。
時間がないときは、朝食を「ちょっと豪華に」するのもいいですね。
いつもの食卓を子どもと一緒に準備するだけで、“家族で祝う父の日”という思い出になります。

手作りのプレゼントは、完璧である必要はありません。
むしろ少し歪んでいたり、色がはみ出していたりするほうが、子どもの成長や個性が感じられて愛おしくなります。
「上手に作ること」よりも「気持ちを込めて作ること」が大切。
父の日は、家族みんなで笑顔になれる“ありがとう”を形にしてみましょう。

市販アイテムでも「子どもらしさ」を添える工夫

父の日の準備をしていて、「時間がなくて手作りまでは難しい」と感じることもありますよね。
そんなときは、無理に頑張らなくても大丈夫です。市販のアイテムでも、“子どもらしさ”や“気持ち”を添えるひと工夫で、ぐっと温かい贈り物に変わります。
ポイントは、「買ったものをそのまま渡す」のではなく、“ひと手間”を加えることです。

プレゼントに手紙を添える

定番ですが、最も心に残るのが「手紙」や「メッセージカード」です。
小さな子どもなら「ありがとう」「だいすき」と一言でも十分。
文字がまだ書けない子は、絵やシールを貼るだけでもOKです。

小学生以上なら、「パパのここが好き」「いつも頑張っているところがすごい」など、具体的に伝えるとより印象に残ります。
“子どもが自分の言葉で書いた手紙”は、どんな高価なプレゼントにも勝る宝物
書いた手紙をプレゼントの箱に添えたり、封筒をリボンで結んで渡すと、特別感も増します。

包装紙に子どものイラストを描く

市販のプレゼントでも、ラッピングをひと工夫するだけで一気にオリジナルに。
白い包装紙を使って、子どもに自由に絵を描いてもらいましょう。
パパの似顔絵や家族の絵、好きな車や動物の絵など、子どもらしいタッチが温かみを生みます。

少し大きめの紙に描いてラッピングしたり、メッセージタグを子どもが作るのもおすすめです。
「パパ だいすき」「いつもありがとう」と書くだけで、世界にひとつのプレゼントラッピングが完成します。
たとえ中身が同じでも、“この絵はうちの子が描いた”というだけで、パパにとっての価値は何倍にもなるのです。

渡すときに「ありがとう」を一緒に言う

どんなに忙しくても、「渡す瞬間」は大切にしたい時間です。
プレゼントを手渡すときに、子どもが自分の口で「パパ、いつもありがとう」と言うだけで、感動は一気に倍増します。
照れくさそうに言う姿もまた、パパにとっては最高のプレゼント。

まだうまく話せない年齢の子どもなら、ママが隣で代わりに伝えてもOKです。
「○○ちゃんが“ありがとう”って言ってるよ」と声をかければ、自然に温かい空気が生まれます。

忙しい毎日でも、少しの工夫で「心がこもった父の日プレゼント」に変えられます。
市販品は“時間を節約する手段”でありながら、アイデア次第で十分に気持ちを伝えられるツールです。
大切なのは、“誰が選んで、どう渡すか”というプロセス
子どもが関わるその一瞬が、パパにとって何よりの思い出になります。

我が家の体験談|手作りカードでパパが涙した話

昨年の父の日、我が家では初めて“息子からのプレゼント”を用意しました。
忙しくて凝ったものは作れなかったのですが、息子と相談して、「パパありがとうカード」を手作りすることにしたんです。
家にある色画用紙とクレヨンを出して、テーブルいっぱいに広げて作業スタート。息子はパパの顔を思い出しながら、まゆげを太く、口をにっこり描いていました。途中で「パパのメガネも描く!」と楽しそうに付け足したりして、笑い声の絶えない時間になりました。

完成したカードの裏には、私が息子の言葉を代筆して「いっしょにあそんでくれてありがとう」と一言。
ほんの短い文章でしたが、息子の気持ちがまっすぐ伝わる言葉でした。

父の日当日、夕食のあとに息子が照れながらカードを手渡しました。
「パパ、これ、ぼくがつくったよ」
そう言った瞬間、パパの表情がふっと柔らかくなり、しばらく無言でカードを見つめていました。
そして、目の端に涙を浮かべながら「これ…一番うれしい」とつぶやいたのです。

その姿を見て、私も胸が熱くなりました。普段は仕事で忙しく、家族との時間をなかなか取れなかったパパにとって、このたった一枚のカードが大きな励ましになったのだと思います。
それ以来、パパはそのカードをずっと机の上に飾っています。出勤前にふと見つめては微笑んでいる姿を見ると、家族の絆を改めて感じます。

「上手に作ることよりも、気持ちを込めて渡すことが大切」――この経験を通して、心からそう思いました。
プレゼントの形はどうであれ、子どもが「ありがとう」を自分の言葉で伝えた瞬間、それだけで十分。
父の日は、贈る側にとっても“感謝を思い出す日”なのだと実感した出来事でした。

まとめ|子どもと一緒に“ありがとう”を形にしよう

父の日は、ただプレゼントを贈る日ではなく、家族の愛情や感謝の気持ちを改めて伝え合う特別な日です。
普段は忙しくてなかなか言葉にできない「ありがとう」や「だいすき」を、形にして届けられる大切な機会。
たとえどんな小さなプレゼントでも、子どもが自分で考え、心を込めて作ったものであれば、それはパパにとってかけがえのない宝物になります。

父の日の本当の魅力は、“贈る側”も幸せな気持ちになれること。
「パパ喜んでくれるかな?」「どんな色が好きかな?」と親子で話しながら準備する時間そのものが、すでに思い出づくりになっています。
その過程を通して、子どもは「人に感謝を伝える」ことの大切さを自然に学び、パパは「家族に必要とされている幸せ」を改めて感じるのです。

また、手作りでも市販品でも、心を込めたひと手間を添えるだけで印象は大きく変わります。
手書きのメッセージ、ラッピングのイラスト、渡すときの「ありがとう」の一言——どれも立派な贈り物です。
父の日は、“形のあるモノ”ではなく“心のぬくもり”を贈る日。
そこに値段や完璧さは関係ありません。

今年の父の日は、「何を贈るか」よりも「どう伝えるか」に注目してみてください。
あなたとお子さんの気持ちがこもったプレゼントは、パパにとって世界で一番うれしい贈り物になるはずです。
そしてその瞬間、家族みんなの心に「ありがとう」が優しく響く、忘れられない一日になるでしょう。