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【体験談あり】お食い初めを外食にして後悔した理由と成功するためのポイント

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赤ちゃんの生後100日を祝う「お食い初め」。家で手作りするか、外食にするか…私も当時かなり迷いました。結局、写真映えや準備の手間を考えて外食を選んだのですが、思いがけないトラブルもありました。

この記事では、私自身の外食でのお食い初めの失敗談と成功例をもとに、「やって良かったこと・避ければよかったこと」をリアルにお伝えします。これから外食でお祝いを考えている方に、後悔しないためのポイントをお届けします。

お食い初めを外食にした理由と当日の流れ

お食い初めを外食に決めた一番の理由は、やはり「準備の手間を減らしたかった」からです。
赤ちゃんのお世話って、想像以上に時間が取られますよね。授乳、オムツ替え、寝かしつけ…その合間に料理をして、片付けまでこなすのは本当に大変。
特にお食い初めは「鯛の塩焼き」や「お赤飯」など、普段作らない料理が多く、ハードルが高く感じました。

また、せっかくの記念日なので、祖父母にもゆっくり参加してもらいたいという思いもありました。
自宅でのお祝いだと、準備や片付けに追われて気がつけば「バタバタして終わったね…」となりがちですが、外食ならその心配もありません。お店にすべてお任せできるので、家族みんなが“お祝いに集中できる時間”を過ごせるのが魅力でした。

当日は、雰囲気の良い和食レストランを選び、個室を予約しました。
予約の際には「お食い初めで利用します」と伝えると、専用の「お食い初め膳」を準備してくれるとのこと。メニューには鯛の姿焼きやお赤飯、小鉢、汁物が揃い、見た目も華やかで、まさに“お祝い膳”という感じでした。

赤ちゃんのために、小さな座布団やベビーチェアも用意されていて、細やかな心配りに感動。座布団には小さなブランケットまで敷かれており、赤ちゃんも安心して座れるよう工夫されていました。
スタッフの方が「お写真撮りますね」と声をかけてくださり、家族全員の集合写真も撮影。自宅ではなかなか難しい「みんなが揃った記念写真」が残せたのは、外食ならではの嬉しいポイントでした。

さらに、料理が運ばれてくるタイミングも絶妙。赤ちゃんの様子を見ながら進めてくれたので、慌てることなくお祝いが進行できました。
このとき、「プロに任せる安心感ってこういうことなんだ」と実感したのを覚えています。

ただ、外食には良い面だけでなく、「事前準備の大切さ」も痛感しました。
お店によっては赤ちゃん向けの設備が少なかったり、椅子の高さが合わなかったりすることもあるので、事前に写真で確認したり、電話で細かく相談したりすると安心です。
“赤ちゃんと一緒でも快適に過ごせる環境かどうか”は、外食を成功させる上で欠かせないチェックポイントです。

外食でのお食い初めは、準備の手間を省けるだけでなく、「非日常感」や「家族の記念写真の撮りやすさ」といったメリットもあります。
結果として、私にとってこの選択は大正解でした。
赤ちゃんの笑顔と祖父母の嬉しそうな表情を見て、「この日を迎えられてよかったな」と心から思えた一日でした。

外食で感じた「失敗談」|意外な落とし穴

予約時間と授乳タイミングが重なった

最大の失敗は、まさにここでした。お店の予約時間を正午に設定していたのですが、当日になってみると授乳タイムとぴったり重なってしまったんです。
お祝い膳が運ばれてきたちょうどそのとき、赤ちゃんがぐずり始め、泣き声が止まらない…。
お店の方も気を遣ってくださり、個室でよかったものの、ゆっくり料理を味わう余裕はほとんどありませんでした。

「外食だからこそ、時間通りに進行しなきゃ」と思っていた私は焦るばかり。授乳のために一度席を外すことになり、せっかく用意してもらったお膳も冷めてしまいました。
この経験から学んだのは、「予約時間は赤ちゃんの生活リズムを最優先に決めるべき」ということ。
12時という“お昼のベストタイム”よりも、赤ちゃんがご機嫌な時間帯(午前10時や午後3時ごろなど)を選んだ方がずっと安心です。お祝いの日だからこそ、赤ちゃんのペースに合わせるのが成功の鍵でした。

お祝い膳の内容が想像と違った

次に感じたのが、お祝い膳のボリュームと内容へのギャップ。ネットで見た写真は豪華で華やかだったのですが、実際に出てきたお膳は想像よりも小ぶりで、祖父母には少し物足りなく感じたようでした。
味は美味しかったものの、「これだけ?」という印象を持たれてしまい、祖母から「やっぱり家の方が落ち着くね」と言われた瞬間、なんとなく申し訳ない気持ちに…。

ただ、これも事前に確認しておけば防げたミスでした。
「お食い初め膳は赤ちゃん用(儀式用)」であることを理解していなかったのが原因です。
大人の食事は別メニューで用意してもらう必要があるお店も多いため、予約時に「同席者分も注文が必要か」を必ず確認するのがおすすめです。

また、見た目の華やかさも店によって異なるので、できれば実際の写真を送ってもらうか、口コミをチェックしておくと安心。
祖父母世代は“量より雰囲気”よりも、“しっかり食べたい”という気持ちが強いので、そこを意識すると満足度がぐんと上がります。

写真撮影のタイミングが難しい

そして、意外と見落としがちなのが「写真撮影の難しさ」です。
お祝いの記念にと張り切っていたのに、店内が思ったよりも暗く、照明がオレンジ色で写真がすべて黄味がかってしまいました。
スマホで撮っても顔が暗くなってしまい、後から見返すと「せっかくの笑顔がもったいない!」と後悔。

さらに、赤ちゃんは待ってくれません。
料理が並んだ瞬間に泣き出し、なだめているうちに主役はすっかり疲れてしまいました。スタッフの方が「今のうちにどうぞ」と撮影を手伝ってくれたものの、慌ただしくて理想のカットは撮れず…。
「写真を撮るタイミングは、食事前ではなく到着直後がベスト」だと実感しました。赤ちゃんの機嫌がいいうちに、全員そろってパッと撮っておくことを強くおすすめします。

また、撮影の際は「自然光が入る席」を指定するのもポイントです。窓際や昼間の時間帯を選べば、スマホでも明るく自然な写真が撮れます。
もし照明が暗いお店しか選べない場合は、携帯用のリングライトを持参しておくと安心ですよ。

このように、外食でのお食い初めは「準備いらずで楽」と思いきや、実際には細かい落とし穴がたくさんあります。
どれも小さなことですが、事前に気をつけておくだけで当日の満足度が大きく変わります。
私自身、この経験を通して「お祝いは段取りよりも“赤ちゃんが笑顔でいられる時間”が最優先」だと心から感じました。

外食でうまくいった「成功例」も!

個室予約で家族だけの空間を確保

外食でお食い初めをして一番よかったと感じたのは、「個室を予約したこと」でした。
赤ちゃんが泣いたり、途中で授乳が必要になったりしても、他のお客さんの目を気にせずに過ごせる安心感は本当に大きいです。
特にお祝いの場では、少しでも気を張らずにいられる環境が何より大切だと感じました。

私たちが利用したお店では、個室の扉を閉めると完全にプライベート空間になるタイプで、音もほとんど漏れませんでした。
おかげで、授乳やオムツ替えも落ち着いてでき、祖父母も「気楽でいいね」とリラックスしていました。
また、写真を撮るときにも人目を気にせず撮影できるので、自然な笑顔が多く残せたのも嬉しいポイント。

個室の有無はお店選びの決め手にもなります。
「赤ちゃん連れOK」と書かれていても、実際は半個室だったり、隣の声が聞こえるような作りの場合もあります。
予約の際に「完全個室かどうか」「ベビーチェアや座布団の用意があるか」を具体的に確認することで、安心してお祝い当日を迎えられます。

事前にお店と打ち合わせをした

もう一つの成功ポイントは、「お店と事前に細かく打ち合わせをしておいたこと」です。
お食い初め膳の内容や、写真を撮るタイミング、祖父母の料理内容、アレルギー対応などをメールでやり取りし、当日の流れを事前に把握していました。

結果、当日はとてもスムーズに進行できました。
お店の方も「この時間帯にお祝い膳をお出しします」「写真撮影はこのタイミングでどうですか?」と声をかけてくださり、まるで専属スタッフのようにサポートしてくれたんです。
そのおかげで、私たちは“お祝いを楽しむこと”に集中できました。

特に良かったのは、赤ちゃんのアレルギーについて確認できたことです。
まだ離乳食が始まっていない時期ではありますが、膳の飾りや器に使われる食材など、何気ない部分でも安心しておけるのは大きな安心材料でした。

事前にお店と連絡を取ると、「この家族は丁寧に準備してくれている」とお店側も認識し、当日もより親切に対応してくれることが多いです。
メールでの打ち合わせは手間に思えるかもしれませんが、実際は“安心と満足度を高める一番の近道”でした。

食後にデザートタイムをプラス

お祝い膳が終わったあと、少し休憩を兼ねてデザートタイムを設けたのも成功のポイントでした。
赤ちゃんを抱っこしながら、祖父母とケーキや和菓子をゆっくり味わう時間は、形式ばったお祝いとは違う温かさがあります。

お店の方にお願いして、デザートプレートに「100日おめでとう」とチョコ文字を入れてもらったところ、祖母がとても喜んでくれました。
こうしたちょっとした演出は、“お祝いを記念日らしくする魔法”のようなもの。
外食はどうしても「食事をするだけ」で終わりがちですが、少しでも家族の会話や笑顔が増える工夫を加えることで、心に残るひとときになります。

また、赤ちゃんが眠ってしまったあとに、ゆっくり大人だけでお茶を楽しむのもおすすめです。
「やっと落ち着いたね」と一息つく時間が、思い出を穏やかに締めくくってくれました。
形式的な儀式よりも、「家族が心から楽しめた一日だったね」と感じられる時間を作ることが、結果的に“成功したお食い初め”につながるのだと思います。

このように、個室予約・事前打ち合わせ・デザートタイムの3つが揃うことで、外食でのお食い初めは格段に快適で思い出深いものになりました。
「準備を省きながらも、心のこもったお祝いをしたい」――そんな方には、これらのポイントを押さえることで、“外食でも失敗しないお食い初め”を実現できるはずです。

外食でお食い初めをする前にチェックすべきポイント

1. 赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を選ぶ

外食でのお食い初めを成功させる一番のカギは、「赤ちゃんの機嫌がいい時間帯を選ぶこと」です。
どんなにお店の雰囲気が素敵でも、赤ちゃんがぐずってしまうとゆっくりお祝いどころではありません。

私の経験上、赤ちゃんが比較的ご機嫌なのは、朝の授乳後〜午前10時ごろ、または昼寝明けの午後3時ごろです。
お昼のピークタイム(12時前後)は店内も混み合い、料理の提供に時間がかかることもあるので、「混雑を避けた時間帯」を選ぶのもポイント。

また、日頃の生活リズムを観察して、「この時間なら落ち着いている」というタイミングを基準にすると失敗が減ります。
「お祝い=お昼にするもの」という固定観念にとらわれず、赤ちゃんのペースを最優先にしましょう。
お店によっては午前中から予約を受け付けてくれる場合もあるので、柔軟に調整するのがおすすめです。

2. 予約時に必ず伝えておくこと

予約の段階で伝えておくべきことは、「お食い初め利用」「赤ちゃん連れ」「祖父母同席」の3点。
この3つを伝えるだけで、お店側の準備がぐっとスムーズになります。

たとえば、「お食い初め利用」と伝えておけば、お店が専用のお膳を用意してくれたり、写真撮影のタイミングを提案してくれることもあります。
また、「赤ちゃん連れ」であることを伝えておくと、ベビーチェアや座布団の用意、授乳室やおむつ替えスペースの案内をしてもらえることもあります。
さらに、「祖父母同席」であることを伝えると、椅子の高さや配膳ペースなどを年齢に合わせて調整してくれるお店もあります。

もし可能であれば、メールやLINEなどの文面でやり取りを残しておくと安心です。
「当日、伝わっていなかった」というトラブルを防げるうえ、確認事項が後から見返せるので便利です。
また、アレルギーや食事制限がある場合はこの段階で相談しておきましょう。お祝いの日を安心して迎えるためには、事前の一言が何より大切です。

3. 持参しておくと便利なもの

外食はいつもと違う環境で過ごすことになるため、赤ちゃんが安心できるように持ち物の準備が大切です。
「これがあって助かった!」と感じたアイテムを、以下にまとめました。

  • スタイ(よだれかけ)
    → 写真撮影のときにも映えるデザインにしておくと、記念写真が華やかになります。
    食事中は汚れてしまうことも多いので、替えを1〜2枚持っておくと安心です。

  • おしりふき・ガーゼ
    → 食べこぼしやよだれの拭き取り、ちょっとしたテーブルの汚れにも使えます。
    乾いたガーゼとウェットタイプを両方持っておくと万能です。

  • お気に入りのおもちゃ
    → 長時間の外食では、どうしても赤ちゃんが退屈してしまう瞬間があります。
    音の出ないタイプの小さなおもちゃを持参すれば、静かな空間でも気兼ねなく遊ばせられます。

  • 写真用の小物(袴風ロンパース・お祝いスタイなど)
    → 記念撮影のときに雰囲気がぐっと華やぎます。
    実際に着替えさせるのが難しい場合でも、撮影の数分だけ羽織らせるだけで十分映えます。

また、意外と見落としがちなのが「ブランケット」や「授乳ケープ」。
冷房が効きすぎていたり、照明がまぶしかったりと、環境の変化で赤ちゃんが不快になることもあります。
一枚ブランケットをかけてあげるだけで、赤ちゃんが落ち着くことも多いので、ぜひ持っていきましょう。

お食い初めを外食で行うときは、「お店選び」ももちろん大切ですが、それ以上に“赤ちゃんが穏やかに過ごせる工夫”が成功のカギです。
赤ちゃんのご機嫌・お店とのやり取り・持ち物の3つをしっかり準備しておくだけで、当日のトラブルはほとんど防げます。
小さな気配りが、大切な一日を笑顔で過ごすための最高のサポートになります。

自宅と外食、どっちがいい?迷ったときの判断基準

お食い初めの場所を「自宅にするか」「外食にするか」は、多くの家庭で悩むポイントですよね。
私も実際にこの選択でかなり迷いました。どちらにも魅力があり、正解がないからこそ悩ましい…。
ですが、いくつか経験を通して感じたのは、「どちらを選ぶかよりも、誰とどう過ごしたいかで決めることが大切」ということでした。

祖父母をゆっくりもてなしたいなら「外食」が向いている

おじいちゃん・おばあちゃんをお招きして、みんなでにぎやかにお祝いしたい場合は、断然「外食」がおすすめです。
準備も片付けもすべてお店にお任せできるため、主催する側の負担が大きく減ります。特に赤ちゃんのお世話と並行するとなると、自宅での準備は本当に大変。

また、和食レストランなどでは「お食い初め膳」がセットで用意されていることも多く、格式あるお祝いを自然に演出できます。
祖父母世代はこうした“きちんとした場”を喜んでくれる方も多く、「立派なお祝いだったね」と言ってもらえることも。
さらに、外食なら家族全員で食事を楽しめるので、料理を取り分けたり運んだりといった気遣いも不要です。

ただし注意したいのは、「赤ちゃんのペースに合わせにくい」という点。
お店のスケジュールに合わせる必要があるため、授乳やお昼寝タイムと被ると慌ただしくなることもあります。
もし外食を選ぶなら、予約時間を赤ちゃんのリズムに合わせたり、個室のあるお店を選ぶと安心です。

家族だけでリラックスしたいなら「自宅」がおすすめ

一方で、「身内だけでのんびり過ごしたい」「赤ちゃんを中心にゆったりお祝いしたい」という方には、自宅がおすすめです。
自宅なら赤ちゃんが泣いても周りを気にせず対応できますし、授乳やおむつ替えも自分のペースでできます。

最近ではネット通販でも「お食い初めセット」や「お食い初め膳」が販売されており、温めるだけで立派な料理が並びます。
特にお祝い膳をレンジ対応の器に盛り付けてくれるショップもあるので、手間をかけずに本格的な雰囲気を演出することも可能です。

また、自宅の良さは「写真撮影の自由度が高い」こと。
赤ちゃんがご機嫌なタイミングを狙って何度でも撮り直しができるので、自然な笑顔の写真を残しやすいです。
飾りつけやお花を自分好みにアレンジできるのも、自宅ならではの楽しみ。
部屋の一角を「お祝いスペース」として飾ると、記念撮影もぐっと華やかになります。

ただし、自宅の場合は後片付けの手間や料理の準備が少し負担になることも。
祖父母を招く場合は、あらかじめお弁当を注文しておくとスムーズです。

判断のコツは「自分たちにとって心地よい方」

結局のところ、お食い初めに“正解”はありません。
家族のライフスタイルや赤ちゃんの性格、祖父母との関わり方によって最適な形は変わります。
大切なのは、「自分たちが笑顔で過ごせるかどうか」です。

たとえば、

  • 出産後の疲れが残っているなら → 外食で無理せずお店にお任せ

  • 赤ちゃんがまだ外出に慣れていないなら → 自宅で穏やかにお祝い

  • 写真をたくさん撮りたいなら → 自宅

  • 家族の節目を“きちんと形に残したい”なら → 外食

こんなふうに「今の生活状況」に合わせて考えると、自然と答えが見えてきます。

無理に完璧を目指す必要はありません。
赤ちゃんの成長を祝う気持ちが一番大切であり、どんな形でもその愛情が伝われば立派なお祝いです。
そして、何よりも“家族みんなが笑顔で過ごせた”ことが最高の思い出になる——それがお食い初めの本当の意味なのだと思います。

まとめ|“完璧”よりも“笑顔”が残るお食い初めを

お食い初めは一生に一度の大切な日。でも、思い通りにいかないこともあります。
私も「泣いてばかりで全然進まなかったな」と思ったけれど、今振り返ると、それも含めていい思い出です。
大切なのは、「きちんとやること」よりも「笑顔で過ごすこと」
外食でも自宅でも、家族のペースでお祝いできれば、それが一番の成功だと思います。