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洗濯時短術で朝のバタバタ解消!共働き家庭の効率アップ術

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毎日の洗濯、できることならもっと早く終わらせたい…そう思ったことはありませんか?
子どもがいると洗濯物はどんどん増えるのに、干して、畳んで、片づけて…その繰り返し。この記事では、私が実際に試して効果を感じた「洗濯時短術」をご紹介します。

洗濯が大変なのは「量」より「工程」だった

子どもが生まれてから、洗濯が終わらない日々に…

子どもが生まれてから、わが家の洗濯事情は一変しました。
新生児のころは、1日に何度も着替えるので、スタイや肌着、ガーゼタオルが山のように出る。ちょっとミルクをこぼしただけで着替え、オムツ替えのタイミングでうっかり漏れてまた着替え…。とにかく洗濯物の「回数」も「種類」も激増しました。

さらに2人目が生まれたときは、保育園用の着替えや園で使うタオル類まで加わって、朝・夜の2回洗濯機を回すのが当たり前に。
「洗濯機を止めた記憶がない…」というほど、毎日洗濯機と向き合う日々でした。

でも、あるときふと思ったんです。
「たしかに洗濯物は多いけど、実際にしんどいのは“量”じゃないかも」と。

干して、乾いたら取り込んで、畳んで、各部屋にしまう。
この一連の「工程」が、とにかく多くて時間もかかる。
しかも、途中で子どもに呼ばれたり、おやつタイムが始まったり、お昼寝の寝かしつけが入ったりして中断される。やろうと思っていた工程が進まないことが、地味にストレスでした。

そんなある日、夫にふと「なんか最近、ずっと洗濯してない?」と言われたことがあって。

本人は悪気なく言ったんだと思うんですが、私は思わずムッとしてしまって、
「それ、言わないでくれる?こっちはずっと洗濯してるんだよ」と返してしまいました(笑)。

でもあとから冷静になって思ったのは、
それだけ“洗濯”という家事が、私の生活の中心に居座ってしまっているんだということ。
ごはんの準備や掃除ももちろんあるけれど、洗濯って「放っておけない」「終わらせないと困る」系の家事なんですよね。

しかも、見た目には“成果”が見えにくいから達成感も少ない…。
干してある状態だとまだ“途中”、畳まれてやっと“完了”、でもすぐまた“次の洗濯物”が出てくる。

そんなループのなかで、私はいつのまにか洗濯に心まで縛られていたのかもしれません。

干すのがラクになる!わが家の工夫いろいろ

室内干しでもOKなハンガーとピンチを活用

「室内干しってなんだか面倒…」
以前の私はそう思っていました。
洗濯物をわざわざ干す場所まで持っていって、いちいちピンチで挟んで、乾いたらまた外して畳んで…と、動作が多くてうんざり。

でもあるとき、SNSで見かけた“連結式ピンチハンガー”を試してみたら、驚くほど時短になったんです。

わが家で愛用しているのは、洗濯物を干したまま取り込んで、そのままクローゼットや収納に移動できるタイプ。干すときに「収納までの導線」を意識できるので、いちいち畳む必要がなくなりました。

さらに、洗濯用ハンガーも同じ種類で統一。
無印で買ったシンプルな形のものをまとめて揃え、使いやすさ重視で選びました。
何が便利かというと、「どのハンガーを使うか」で迷わないこと。地味だけど、毎日の積み重ねで大きな差になります。

収納場所もポイントです。
以前はリビングの隅に洗濯グッズを置いていたのですが、思いきって洗濯機のすぐ横に吊るせるフックを取り付けて、ハンガーやピンチハンガーを“すぐ取れる位置”に収納。
これだけでも動作がコンパクトになって、「洗濯=面倒」がちょっとだけ楽しいルーティンになってきました。

「干す」って、地味だけど工程の多い作業。
だからこそ、ちょっとした“準備の工夫”でラクにしておくと、毎日の負担がグッと減るんだと実感しています。

子ども服は「ポール+ハンガー収納」で解決!

特に悩んでいたのが、子ども服の収納。
保育園に通っていると、毎日数枚の着替えが必要で、パンツ・シャツ・ズボン・タオル…と、気づけば洗濯カゴがあふれている日も。

以前は、洗濯後にすべてを畳んで引き出しに入れていたのですが、子どもが自分で着替えるようになってからは、畳んだ服がすぐにぐちゃぐちゃに。
結局、朝の準備で引き出しをひっくり返して選ぶので、私の畳む努力が秒で無になることも…。

そこで思いきって、“畳むのをやめる”という選択をしてみました。
押入れの下段に突っ張り棒を設置し、そこに子ども用の小さめハンガーで服をかけるスタイルに。
干したままのハンガーをそのまま収納に持っていけばOKなので、「干す→乾く→片づける」が一直線。畳むという工程がごっそり消えました。

しかもこの方法、子ども自身が自分の服を選びやすくなるというメリットも。
「今日はこれがいい!」と自分で取ってくれるようになり、朝の支度が少しラクになりました。

正直なところ、「服は畳むもの」「きれいにしまうべき」という思い込みが、自分を縛っていたんだな…と感じています。
生活スタイルに合った方法を選ぶことで、気持ちもずいぶん軽くなりました。

畳む時間を減らすためにやめたこと

「きれいに畳まなきゃ」をやめた

かつての私は、「洗濯物はきれいに畳んでこそ完成」と思い込んでいました。
Tシャツの袖はピシッと揃えて、ズボンはシワにならないように折り目を意識して…。時間がかかっても、それが“ちゃんとした家事”だと思っていたんです。

でも、子どもが生まれてからというもの、理想通りにはいかない毎日。
ようやく畳み終えた洗濯物の山に、子どもがダイブ!「ママ〜これ着る〜」と引っ張り出しては、ぐちゃぐちゃの状態でどこかへ消えていく…。
数分前まで頑張って畳んでいた努力が、たったの一瞬で無に帰すのを見て、ため息が出るようになりました。

特に疲れている日は、「もう畳みたくない…」と思いながらも、畳まないと罪悪感があって自分を責めてしまう。
“きれいに畳むべき”という思いが、私の首をじわじわと絞めていたのだと思います。

そんなある日、たまたま育児系のインスタグラムで「畳まない収納」について見かけて、衝撃を受けました。
「これでいいんだ…!」と目からウロコ。すぐに真似して、子ども服やパジャマは畳まずに“くるっと巻いて収納ボックスへポン”というスタイルに変えてみたんです。

すると、なんとまぁラクなこと!
見た目は多少ごちゃっとしていても、「使いやすさ」と「手間の少なさ」が圧倒的。しかも、子どもが自分で取り出して着替えるときにも崩れにくいというオマケつきでした。

夫には最初、「それでいいの?」とちょっと驚かれたけれど、
「どうせ毎日着るし、畳むよりも回転率重視だよ」と説明すると納得。
今では、「パジャマはあのボックスだよね」と家族みんなが迷わず使ってくれるようになりました。

完璧を目指していたころの私は、いつも“疲れて不機嫌なママ”だったかもしれません。
でも、「どうせまた着るんだし!」と開き直ってからは、洗濯へのハードルがぐっと下がり、少しだけ余裕のある自分を取り戻せた気がします。

やらなきゃ…と無意識に自分を縛っていること、意外と多いのかもしれません。
畳むのをやめることで、私は洗濯だけでなく、気持ちの負担も手放せた気がしています。

洗濯機の回し方を変えたら一気にラクに!

夜に回して朝に干すスタイルへ

子どもが生まれるまでは、「洗濯って朝やるもの」というイメージがありました。
朝起きて、朝食の準備と並行しながら洗濯機を回し、子どもが食べている間に干す…そんなルーティン。
でも実際は、朝って本当にやることが多いんですよね。

ごはん、着替え、保育園の準備、自分の支度、ゴミ出し…。
「洗濯干す時間なんて、どこにあるの?」というのが本音でした。

そんなときに、ママ友から「夜に洗濯機まわして、朝は干すだけだよ~」と聞いて、目からウロコ。
「そんな方法があるのか!」と半信半疑で試してみたら、これが大正解でした。

今では、夜のお風呂タイムのあとに洗濯機をセットして、寝かしつけ前にスタート。
だいたい30~40分で終わるので、その間に子どもを寝かしつけて、あとは洗濯機のフタを開けておくだけ。
朝は乾燥前の生乾き状態から干すだけなので、時間も手間も大幅にカットできます。

しかも、夜のうちに洗濯を“済ませてある”という安心感があると、朝の心の余裕がぜんぜん違うんです。
朝イライラせずに「干すだけ」に集中できるので、気持ちよく1日を始められるようになりました。

洗濯モードは「時短コース+脱水強め」

もうひとつ見直したのが、洗濯機の設定。
以前はなんとなく“標準コース”で回していたのですが、ふと「この時間ってもっと短縮できないかな?」と思って、設定を見直すことに。

いろいろ試した結果、いま定着しているのが「お急ぎコース+脱水強め」の組み合わせです。

「お急ぎコース」は洗い・すすぎの工程が短めですが、子どもの軽い汚れや汗程度なら十分キレイになります。
泥汚れや食べこぼしなど、しっかり落としたいものはあらかじめつけ置きしておけば問題なし。
とくに洗剤を入れたバケツにポンと入れておくだけで、かなり汚れ落ちがよくなります。

そして「脱水強め」は、本当に時短のカギでした。
脱水をしっかりかけることで、干したときの水気が少なくなり、乾くスピードが全然違うんです。
部屋干しでも臭いがこもりにくくなって、梅雨時期や冬の湿気が多い時期にも助かっています。

ちなみに、乾きやすい素材の服とそうでないものは、洗濯機に入れる前に分けておくと、干すときも効率的。
「これは乾きづらいから除湿機のそばに」など、干す配置まで考えておくと、さらに手間が減ります。

洗濯機の設定なんて変えたことなかったけど、こんなにも家事がラクになるなんて。
“ちょっとした見直し”で、ここまで変わるとは思ってもいませんでした。

家族を巻き込むと、さらに時短になる!

子どもにも「干す係」を任命

以前は「洗濯は私の仕事」と思い込んでいて、すべて一人でこなしていました。
でも、仕事と育児の両立で時間に追われる毎日の中、「なんで私だけがこんなにバタバタしてるの?」という気持ちがどんどん募っていって…。

そんなとき、子どもが3歳くらいになったタイミングで、試しに「○○ちゃん、今日は“干す係”お願いしてもいい?」と声をかけてみたんです。

すると、「やるーっ!」と満面の笑みで参加してくれて、
小さな手で一生懸命、靴下をピンチに挟もうとする姿に、思わずキュンとしてしまいました。

もちろん最初は、ぜんぜんうまくできないし、逆に時間がかかることも。
でも、子どもにとっては「干す」という作業そのものが遊び感覚のようで、すごく楽しそうだったんです。
「できたー!」「ママ、見てー!」と、自分でできたことを誇らしげに見せてくれるようになりました。

それ以来、わが家では「今日は誰が“干す係”?」がちょっとした朝のイベントに。
干す作業を手伝ってくれることで、洗濯が“家族みんなで取り組むもの”という意識に変わっていきました。

完璧にやらせるのではなく、「できることを少しでも分担する」。
それだけで、私の気持ちもずいぶんラクになりました。

夫にも“仕組み”で協力してもらう

正直なところ、夫に対しては「もう少し気づいて動いてくれたらなあ…」と思うことが何度もありました。
うちの夫は、頼めばやってくれるけど、自分から動くタイプではなくて、
「え、それ出しておいたの気づかなかったの?」という場面がよくありました。

最初はそのたびにイライラして、つい言い方がキツくなってしまうことも。
でもあるとき、「これは仕組みの問題かもしれない」と思い直して、
“声をかけなくても動いてくれる導線”を作ることにしました。

たとえば、夫専用の収納ボックスを1つ用意して、
「洗った下着と靴下はここに入れておくから、自分で持っていってね」と伝えたんです。

これが思いのほかスムーズで、それ以来ほとんど何も言わなくても、自分で必要なものを取り出すように。
しかも、夫自身も「自分のことは自分でやる」スタンスが少しずつ身についてきたようで、
最近では「今日はタオルも取り込んでおいたよ」と言ってくれることも増えてきました。

“察してほしい”はなかなか伝わらないけれど、
“動きやすい仕組み”を用意しておくと、家族はちゃんと応えてくれるんだなと実感しています。

洗濯って、つい一人で抱え込みがちな家事のひとつ。
でも、家族の力を借りることで、時間だけでなく気持ちにもゆとりが生まれるようになりました。
「家族だからこそ分かち合える家事」に変えていくことが、実は一番の時短術かもしれません。

洗剤・道具の見直しも、立派な時短術

時短洗剤で“入れるだけ”を実現

毎日繰り返す洗濯だからこそ、「ちょっとした手間」が積み重なると、思っている以上に時間と労力を消耗します。
私がそれを強く実感したのは、洗剤の“計量”をやめたときでした。

以前は、液体洗剤+柔軟剤を毎回キャップで計って入れていて、
そのたびに手がぬるぬるになったり、洗剤が垂れて洗濯機のふちが汚れたり…。
しかも、子どもが話しかけてきたタイミングでこぼしてしまうこともあり、プチストレスの連続。

そんなとき、試しにジェルボールタイプの洗剤を使ってみたら、
「なんてラクなの!」と感動してしまいました。

袋から1粒取り出してポンと入れるだけ。
それだけで“計る”という工程が丸ごと消えて、しかも手も汚れない。
わずか十数秒のことだけど、その時短効果と気持ちの軽さは想像以上でした。

それ以来、洗剤はジェルボール一択。
詰め替え用の袋は無印のストッカーに入れて、洗濯機の真上にマグネットラックを設置。
洗剤も柔軟剤も、手を伸ばせばすぐ取れる位置に置いています。

この“取り出すまでの動線”を短くするだけで、洗濯の始め方がスムーズになり、
「洗濯始めるか…」という気持ちのハードルもグンと下がりました。

乾燥機や除湿機の活用もおすすめ

時短のためにもうひとつ見直したのが、“乾かす手段”です。
特に梅雨や冬など、部屋干しが増える時期は、洗濯が「干しても乾かない問題」に直面しがち。

以前の私は、湿った洗濯物が部屋の中でずっと存在感を放っている状態に、
見ているだけで気が重くなっていました。

でも、除湿機とサーキュレーターを併用するようになってからは、部屋干しがぐっとラクに。
除湿機を回しながら空気を循環させると、洗濯物が一気に乾き、
あの独特な「部屋干し臭」もほとんど気にならなくなりました。

わが家では、洗濯物の下に除湿機を置き、サーキュレーターは対角線上に配置。
洗濯物の前後に風を通すように設置すると、厚手のバスタオルも半日ほどでカラッと仕上がります。

また、タオルや子どもの靴下など、毎日使う小物類だけは浴室乾燥機を使って時短することも。
「全部は乾かさなくていい」「必要な分だけ効率よく乾かす」という考え方に変えてからは、
乾燥機の使い方にもメリハリが出て、電気代も気にならなくなりました。

洗剤や道具って、“一度買ったら終わり”ではなく、
生活スタイルの変化や家族構成に合わせて見直すだけで、
家事のしやすさが大きく変わるんだなと実感しています。

何を使うか、どこに置くか。それだけでも、家事の流れは劇的にスムーズになります。
「どうしても洗濯が億劫…」と感じている方は、まず道具から変えてみるのもおすすめです。

まとめ|洗濯のストレス、今すぐ減らせる!

洗濯の時短術は、「便利グッズ」や「家電」だけではありません。
やり方を見直すだけで、意外なほど時間と手間が減ることに気づきました。

忙しい毎日だからこそ、無理せず、でも少しでもラクになる方法を取り入れてみてください。
「洗濯って面倒…」から「なんとかなるかも!」に変わる、その一歩になりますように。