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遠足リュックサイズは何Lが最適?年齢別の失敗しない選び方と人気モデル紹介

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子どもの遠足って、親の私たちもなんだかワクワクしますよね。でも毎回悩むのが「どのサイズのリュックを買えばいいの?」ということ。大きすぎると体に合わないし、小さすぎると荷物が入らない……。私も初めての遠足前に、家中のリュックをひっくり返して容量を確認したことがあります。

この記事では、年齢別に“ちょうどいい”リュックサイズの目安と、実際に使って良かったブランドを紹介します。これさえ押さえておけば、次の遠足準備がぐっとラクになります。

年齢別|遠足にちょうどいいリュックのサイズ目安

3〜4歳(未就園児・年少)

この頃の子どもは体のバランスもまだ未熟で、リュックを背負うだけでも体力を消耗しがちです。遠足は「歩く・座る・また歩く」の繰り返しなので、余計な負担がかからない軽さとサイズ感がとても大切になります。

・目安容量:6〜10L
・入れるもの:お弁当、水筒(小さめ)、おしぼり、タオル、ビニール袋

年少の遠足でよくあるのが「帰り道だけ荷物が増える」問題。おやつ交換をしたり、拾ったどんぐりや落ち葉を入れたり……小さな発見を大事にしたい年齢だからこそ、少しだけ余白のあるサイズがちょうどいいんですよね。

うちの子が使っていたのは8Lのリュック。行きはジャストサイズでも、帰りにはお菓子や小さなお土産が増えて、ちょうど余裕が出ていました。この年齢は“軽さ>収納力”が基準になると感じています。

5歳(年中)

年中になると腕や背中の筋力がつき、少し大きめのリュックでも無理なく背負えるようになります。歩ける距離も伸びるため、遠足の内容も「ちょっと長めの園外活動」に変わる園も多いはずです。

・目安容量:10〜12L
・入れるもの:お弁当、500ml水筒、タオル、着替え一式、帽子

500mlの水筒が入ってくると、急に荷物のボリュームが増えます。特に夏場の遠足は水分量が多くなるため、10Lだとパンパンになる場合も。リュック自体に余裕のないと、子どもが自分で片付けるときにうまくファスナーを閉められず、負担に感じてしまいます。

私は年中のときは12Lを選びましたが、着替えやタオルが濡れてしまった日でもスムーズに収納でき、子ども自身のストレスが少なかったです。“自分で出し入れできる余裕”が年中のポイントです。

6歳(年長)

園生活の集大成ともいえる年長。お泊まり保育、山登りに近い遠足、公園から大きな施設までの長距離移動など、イベントの幅がぐっと広がります。荷物も増えるため、リュックの作り自体がしっかりしているものだと安心です。

・目安容量:12〜15L
・入れるもの:お弁当、水筒、着替え、レインコート、タオル、ビニール袋、帽子

息子は13Lを使っていましたが、荷物が多い日でもしっかり収まり、重さのバランスも良く「背負っていてすごく軽い」と言っていたのが印象的でした。
この時期は肩ベルトのクッション性や背中のフィット感がとても重要で、荷物が増えても疲れにくい構造のリュックがおすすめです。

小学生(低学年)

小学生になると、遠足の内容が大きく広がります。山道を歩く、電車に乗る、校外学習で資料を入れるなど、必要な荷物がぐっと増えます。

・目安容量:15〜20L
・入れるもの:お弁当、1L水筒、レジャーシート、防寒具、メモ帳、筆記用具、着替えなど

ここで特に注意したいのが「リュックの高さ」。容量が大きいからといって背中の長さを超えるサイズを選んでしまうと、歩くたびに身体が後ろに引っ張られ、バランスを崩しやすくなります。

また、20Lに近いサイズだと、チェストベルトがあるだけで安定感が大きく変わるため、選ぶ際にしっかりチェックしたいポイントです。

低学年でも小柄な子は15L前後で十分なことも多いので、実際の遠足の荷物量を園や学校に聞いてから決めると失敗がありません。

リュック選びで失敗しないためのチェックポイント

軽さと背負いやすさ

子どもの遠足は思っている以上に長い距離を歩きます。スタート時は元気でも、帰り道は体力が一気に落ちることも多いため、軽さはリュック選びの最優先ポイントになります。

本体重量はできれば400g以下。軽いリュックほど肩への負担が少なく、子どもの機嫌にも直結します。また、肩ベルトのクッション性は必ず確認しておきたい点。厚みのないベルトだと荷物が増えた瞬間に肩が痛くなりやすく、歩くペースも落ちてしまいます。

うちの子も、軽量モデルと少し重いモデルでは歩き方の安定感が全く違いました。「軽いってこんなに大事なんだ」と実感した瞬間です。

背中のフィット感

背中にパッドがあるタイプは、長時間背負っても疲れにくく蒸れにくいのが特徴です。荷物が動きにくくなり、歩くたびにリュックが揺れて不快になることも防げます。

試着できる場合は、実際に子どもに背負わせてみて、
・背中にしっかり密着しているか
・歩いたときに大きく揺れないか
・肩ベルトがズレにくいか
をチェックすると安心です。

特に年長〜小学生は荷物量が増えるため、フィット感があるかどうかが疲れにくさの大きな差につながります。

荷物が出し入れしやすいか

遠足当日は、リュックの中の物を「子ども自身が取り出す」場面がとても多いです。前ポケットにはティッシュ、サイドポケットには水筒など、よく使う物ほど取り出しやすさが重要。

ポケットが深すぎたり、固くて開けにくい素材だと、小さな手では扱いが難しく「ママ、取れない〜!」となりがちです。うちでもサイドポケットが硬いリュックを使ったことがあり、そのたびに先生にお願いしていた時期がありました。

その経験から、子どもの力で扱いやすい素材かどうかを確認することは欠かせないポイントになっています。

成長を見込んだ“余裕サイズ”

「今ちょうどいい」よりも「少し余裕がある」サイズのほうが、翌年も使えてコスパがよくなります。特に3〜6歳は成長が早いため、肩幅や背中の長さがすぐに変わります。

ただし、大きすぎると重心が後ろに引っ張られて歩きにくくなるので注意。背負わせたときに、
・背中から大きくはみ出していない
・肩にしっかりフィットしている
・腰あたりに乗りすぎていない
この3点がクリアできていれば適正サイズです。

少しの余裕が、1年中使いやすいリュック選びの決め手になります。

おすすめブランド|実際に使って良かった&周りのママたちに人気

コールマン(Coleman)

アウトドアブランドとしての信頼度が高く、丈夫さと軽さのバランスがとても優秀です。生地がしっかりしているのにゴワつかず、子どもでも扱いやすい柔らかさがあるのが魅力。

遠足だけでなく、普段のおでかけや習い事にも使えるため「1つ買っておけばとにかく万能」という声が多いブランドです。特に、チェストベルト付きモデルは走ってもズレにくく、年中〜小学生低学年のママたちからよく選ばれています。

特におすすめポイント:耐久性が高く、何年も使えるロングユース性能

アディダス(adidas)

スポーティーでスタイリッシュなデザインが豊富で、男の子・女の子どちらにも人気のブランド。「かっこいい」「お兄さんっぽく見える」と、子どもが自ら選ぶケースもよくあります。

10〜15Lのラインナップが多く、年少から年長の遠足にちょうどよいサイズ感。軽量タイプも多いため、体力がまだ安定しない時期でも使いやすいのが魅力です。ファスナーが大きく開く設計になっているモデルは、お弁当の出し入れがしやすいと評判です。

スポーティーなリュックは服装に合わせやすく、普段遣いにも◎。

OUTDOOR PRODUCTS

カラー・柄のバリエーションが圧倒的に多く、兄弟で色違いにする家庭が多い人気ブランド。耐久性が高く、擦れやすい底面も丈夫なので、座り込んだり投げ置きしたりする子でも安心して使えます。

容量展開も広く、6L〜20Lまであるため「年少の最初のリュックはOUTDOOR」「小学生もそのままOUTDOORで買い替え」という家庭も少なくありません。シンプルな構造で重さも軽めなので、初めての遠足用としても選びやすいブランドです。

日常使い・遠足・旅行の三拍子そろった万能タイプ。

フィラ(FILA)

FILAはスポーティーでありながら、丸みのある可愛いデザインが多く、小柄な子でも背負いやすいコンパクト設計が魅力。肩ベルトがとても柔らかいので、体へのフィット感が良く、長時間背負っても疲れにくいタイプが多いです。

年少〜年中の小さな子にちょうど良いサイズ展開が多く、見た目のバランスがとても良いのが特徴。ファスナーの開け閉めが軽いモデルが多いので、小さな手でも扱いやすいとママたちの口コミでも評判です。

「初めての遠足リュック」に選ばれやすいブランドのひとつです。

無印良品

とにかくシンプルで飽きがこないデザインが魅力。「子どもの好みが変わっても使い続けられる」という点で選ばれています。軽量で背負いやすく、必要なポケットだけがあるミニマム設計なので、ゴチャつきがなく管理しやすいのもポイント。

特に12L前後のサイズは遠足用に最適と口コミが多く、男女問わず使えるカラーが揃っているため兄弟・姉妹でのおそろいにも向いています。価格も手頃で、買い替えもしやすいのが嬉しいところ。

「長く使えるシンプルさ」と「軽さ」のバランスが抜群。

遠足リュックの中身チェックリスト

基本セット

遠足の日に忘れ物をすると、子どもだけでなく親も気になってしまうもの。まずは「これだけ入っていれば安心」という基本セットを揃えておくと、当日の準備がぐっとラクになります。

・お弁当
・水筒
・タオル
・ティッシュ・ハンカチ
・ビニール袋(汚れ物用)

お弁当や水筒は形や大きさによって意外とスペースを取るので、事前にリュックに入れて“収納テスト”をしておくと安心です。また、ビニール袋は汚れ物だけでなく「突然の雨で濡れた服」「食べ残したおやつ」など、思いがけない場面でも役立ちます。枚数を2〜3枚入れておくとトラブルに強くなります。

タオル類はすぐ取り出せるよう、前ポケットに入れておくと便利です。遠足中は手を拭くシーンが何度もあるため、子ども自身で取り出せる位置に入れておくことがポイントになります。

天候に合わせて入れたいもの

遠足は天候に左右されやすいイベント。晴れていても突然風が強くなったり、朝夕だけ冷えることも。状況に合わせて追加できるアイテムを準備しておくと、どんな天気でも快適に過ごせます。

・レインコート
・防寒具(春でも必要な日あり)

レインコートはコンパクトに畳める軽量タイプがおすすめ。傘は両手が塞がるため、子どもには扱いが難しいことが多く、遠足ではレインコートが基本です。軽い素材のものならリュックの負担にもなりません。

防寒具は薄手のカーディガンやウィンドブレーカーが便利。特に春の遠足は日中と朝夕の寒暖差が大きいので、気温が20度前後の日は一枚あると安心です。

荷物の入れ方のコツ

ただ必要な物を入れるだけではなく、「どう詰めるか」も大事なポイントです。
私がいつも意識しているのは、重いものを背中側に入れること

お弁当や水筒などの重さがあるものを背中側に寄せることで、重心が安定し、歩きやすさが格段にアップします。逆に軽いものを背中側、重いものを外側にするとリュックが後ろに引っ張られ、子どもが疲れやすくなってしまいます。

また、
・“すぐ使う物” → 前ポケット
・“重い物” → 背中側
・“かさばる軽い物” → 上部にふんわり
という分け方にすると、取り出しやすくバランス良く荷物を持てます。

実際にこの方法で詰めるようにしてから、うちの子は「リュックが軽く感じる」と言うようになりました。遠足中の疲れやすさは、荷物の重さよりも“重心の位置”のほうが大きく影響するんだと実感しています。

年齢別の“背負わせ方”のコツ

年少〜年中

この年齢の子どもはまだ体のバランスが安定していないため、リュックの位置が少しズレるだけでも歩きにくさにつながります。特に背負ったときにリュックが“腰より下に垂れる”状態になると、重心が低くなり、本人が疲れやすくなる原因に。

そこで意識したいのが 「肩ベルトを少し短めに調整すること」。リュックの底が腰の上にくるようにしてあげると、背中全体でしっかり支えられ、歩きやすさがぐっと変わります。

また、歩いているうちに肩ベルトが徐々に緩んでくることもよくあります。子どもは気づかないまま歩き続けてしまうので、
・家を出る前
・集合場所に着いたとき
など、こまめに親がチェックしてあげると安心です。

年少〜年中は「背負い心地よりも、サイズと位置の調整」で快適さが大きく変わる時期。可能であれば試着した際に少し歩かせて、姿勢が前後に傾いていないか確認するのもおすすめです。

年長〜小学生

年長になると体幹も強くなり、荷物量も増えていきます。遠足の距離が伸びたり、校外学習やアスレチック系の活動など、動きが大きくなることも。そのため、リュックの安定性がとても重要になります。

そこで頼りになるのがチェストベルト。
チェストベルトがあると肩ベルトがズレにくく、リュックがしっかり身体に密着するので、走ったり坂道を歩いたりしてもラクに感じやすくなります。特に小学生は大きめの水筒を持つことが増えるので、肩・胸・背中の3点で支える構造が疲れにくさにつながります

また、この年齢は自分の感覚もはっきりしてくるので、親の調整だけでなく、
「どの位置がいちばん軽く感じる?」
と本人に問いかけながら微調整するのがおすすめ。

肩ベルトを少し上げたり、背中の高さを調整したりするだけで、本人が「全然違う!」と言うほど変わることがあります。自分で調整する経験は、成長に伴う“自分の持ち物を管理する力”にもつながっていきます。

まとめ|今日のうちに“必要な容量”をひとつ決めてみよう

遠足リュックを選ぶとき、ついデザインやカラーに目が行きがちですが、本当に大事なのは 「年齢に合った容量」と「子どもが無理なく背負えるか」 の2つです。どんなに可愛いリュックでも、容量が足りなかったり、身体に合っていなければ当日ぐずってしまう原因になります。

まずは、遠足で必要になる荷物をざっくり書き出してみてください。
お弁当、水筒、タオル、着替え……とメモしていくと、「思ったより多いかも?」「水筒が大きいから少し余裕が必要だな」など、具体的なイメージが湧きやすくなります。

そのうえで、
「10Lで入る?」「12Lが安心?」「長く使うなら15L?」
と比較していくと、自然と“最適な容量”が見えてきます。

また、子どもがリュックを背負ったときにどんな表情をしているかも大切なヒントです。軽く感じていれば歩きやすく、背負い心地が良い証拠。逆に背中が反ってしまう・肩に力が入りすぎている場合はサイズが大きい可能性があります。

最後に、ぜひ次の遠足の日を想像してみてください。
お気に入りのリュックを背負って、嬉しそうに歩く子どもの後ろ姿。
その姿を思い浮かべながら選ぶと、自然と“本当に使いやすいひとつ”にたどり着けるはずです。

今日のうちに、まずは必要な容量をひとつ決めてみてくださいね。
それだけで、遠足準備がぐっとラクになります。