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ゴミ袋のサイズ選び方|家庭に最適な袋を失敗せずに選ぶコツ

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「このゴミ袋、なんかすぐいっぱいになる…」
「大きすぎて無駄に感じる…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

私も以前は、なんとなく安かったからとか、まとめ買いしておいたから…という理由でゴミ袋を選んでいました。でも、家庭のゴミの量や置き場所に合っていないと、使いにくさや不便さが地味にストレスになるんですよね。

この記事では、子育て中の我が家で実際にいろいろ試してわかった「家庭にぴったりのゴミ袋サイズ・形の選び方」をお伝えします。地域ごとのルールや収納事情も踏まえて、あなたのご家庭に合う“ちょうどいい”を見つけてみませんか?

我が家のゴミ事情と、間違った袋選びの失敗談

正直に言うと、私はゴミ袋なんて「なんでも同じでしょ」と思っていました。
スーパーで一番安いのを見つけて、何枚か入りをポンっとカゴに入れておけば、とりあえず間に合う。そんな感覚で、袋のサイズも厚さもろくに気にしていなかったんです。

実際、結婚してすぐの頃や、夫婦2人だけの生活のときはそれで十分でした。
可燃ごみも週に2回出せばOKだったし、プラスチックゴミもあまり出なかったので、「とにかく安くて枚数が多いのが一番!」くらいに思っていて。

でも、子どもが生まれてから、生活がガラッと変わりました。

まずはおむつ。とにかく量がすごい。
新生児期なんて1日に10回以上替えていたので、おむつだけで袋がいっぱい。
しかも、ニオイもなかなか強烈なので、ため込むわけにもいかず、できるだけこまめに捨てたい。

さらに、ミルクや離乳食が始まると、ペットボトルやレトルトのパウチ、ヨーグルトの空容器など、「プラ」や「資源ごみ」もどんどん増える。
朝食後と夕食後、毎回何かしらのゴミが出ていて、気づけば毎日ゴミ箱がいっぱいになっていました。

でも私はそれでも昔と同じ感覚で45Lの安い袋を使い続けていて…。

そんなある朝、急いでゴミ出ししようと可燃ごみ袋を持ち上げた瞬間、「ビリッ」と音がして、袋の底が破けました。
中身が床にドサッと落ちて、一瞬、何が起きたかわからない。

しかも、その中には夜中に替えた使用済みおむつも混ざっていて、袋の中で水分を含んでいたのか、重さもニオイもすごい。
朝の忙しい時間に、床の拭き掃除と換気に追われて、もう本当に泣きたくなりました。

「なんで、ちゃんとした袋使わなかったんだろう…」

このとき、ようやく私は「ゴミ袋って、ただの消耗品じゃないんだな」と気づきました。
家庭の生活スタイルに合っていない袋を使っていると、それだけで余計な手間やストレスが増える。

それから私は、「安さ」よりも「合っているかどうか」を基準に袋選びを見直すようになったんです。

ゴミ袋のサイズ、実はこんなに違う!基本サイズ早見表

意外と知られていませんが、ゴミ袋って「サイズ表記があるから安心」と思いきや、実はメーカーごとにサイズや形、厚みにバラつきがあるんです。
私も「45Lならどれも同じでしょ」と思って買った袋が、思ったより小さくてゴミ箱に合わなかった…なんてことが何度もありました。

まずは、よく使われるゴミ袋サイズの目安を一覧にしてみます。

容量 サイズ(cm) 目安の使用シーン
10L 約25×40 洗面台・卓上用。トイレにも便利
20L 約50×60 子ども部屋や洗面所の小型ゴミ箱用
30L 約60×70 一人暮らしや、こまめに出す家庭向け
45L 約65×80 一般家庭で最も多く使われる標準サイズ
70L〜90L 約80×100〜90×110 大掃除・引っ越し時のまとめ出しなどに最適

この表はあくまで“目安”で、実際には横幅や縦の長さ、マチの有無によって使い心地が変わってきます。

たとえば、同じ45Lと書いてある袋でも、

  • 【縦が短くて広め】→ ゴミ箱にぴったりでも、縛る時に余裕がなくて結びにくい
  • 【縦が長め】→ ゴミ箱から飛び出してしまい、フタが閉まらない
  • 【マチなし】→ 角ばったゴミ箱にうまくフィットしない

こんな風に、同じ容量でも「なんか使いづらいなぁ…」と感じることが出てくるんです。

私は以前、ネットで激安の45L袋をまとめ買いしたことがあったのですが、届いた袋は薄くて小さめ。可燃ごみ用に使おうとしたら、毎回ぎゅうぎゅうに詰めても袋の口が結べない…。
結局、2袋に分けて出すことが増えて、全然コスパがよくなかったという失敗がありました。

買う前に確認したいポイントは以下の3つです。

  • 実寸サイズ(cm):記載されているかどうかをチェック
  • マチ付きかどうか:ゴミ箱の形に合っているか
  • 袋の厚み(ミクロン数):0.01mm以下は薄手で破れやすいことも

「安いから」「いっぱい入ってるから」だけで選ぶと、使い勝手の面で後悔することも。
ゴミ袋は日常的に使う消耗品だからこそ、“ちょうどいい”ものを選ぶことが、地味だけど確実に家事の負担を減らしてくれますよ。

家庭に合う「サイズ」の選び方

生活スタイルで変わる最適サイズ

家庭によって、ゴミの量や出す頻度って本当にバラバラですよね。
私たち家族(夫、私、小学生と保育園児の子ども2人)も、最初は「とりあえず一番よく見る45Lを買っておけば間違いない」と思って、可燃ごみも資源ごみもぜんぶ45Lでそろえていました。

でも、使っていくうちに違和感が出てきたんです。

まず、毎朝出す可燃ごみ。
45Lの袋を使っていたんですが、朝にゴミ箱から出してみると、袋の中はスカスカ。半分も埋まっていない状態で、なんだかもったいないし、環境にもよくなさそう…。
かといって、2日に1回にまとめて出すと、今度は袋がパンパン。重さで持ちにくいし、口が結びにくくて、変なところからニオイが漏れたり、ちょっと尖ったものがあると袋が破れたりしてしまって。

それで一度、思い切って可燃ごみ用の袋を30Lに変えてみました。
すると、これがちょうどよくてびっくり。
毎日出しても袋の中はしっかり埋まりつつ、結ぶのも簡単で、袋の持ち運びも軽くなりました。
朝のバタバタした時間でも扱いやすくて、ほんの少しだけどストレスが減ったんです。

一方で、ペットボトルや牛乳パック、トレーなどのプラ・資源ごみは、かさばるわりに軽いので、30Lではすぐに口いっぱいになってしまいました。
なのでこちらは45Lのままキープ。こうして、ゴミの種類ごとに袋のサイズを変えることで、使い勝手がグンと良くなったんです。

家族の出し方やライフスタイル別、おすすめサイズ

私の体験も踏まえて、こんな選び方が参考になるかもしれません。

  • 毎日ゴミを出す家庭(子育て世代や高温多湿地域)
     → 30L前後がベスト。重すぎず、衛生的にも安心。

  • 週2〜3回まとめて出す家庭(共働き・外出が多い家庭など)
     → 45Lサイズが◎。ニオイの出にくいゴミを中心にまとめてOK。

  • 大掃除や引っ越し、不定期な大量ごみ
     → 70L〜90Lをストック。普段は使わなくても、いざというとき便利。

「とりあえず大きい方が安心」と思いがちですが、大きすぎるとスカスカのまま捨てることになったり、扱いづらくて逆に不便になることも。
“家族のゴミの出し方”に合わせて、必要な分だけちょうどよく収まるサイズを選ぶのがポイントです。

ゴミの種類ごとに袋を変えるのもアリ

実はこれ、私の中でかなりの発見でした。

ある日、児童館で知り合ったママ友と話していたときに、「おむつ、どうしてる?袋分けてる?」と聞かれたんです。
「え?全部一緒に45Lの袋に入れてるよ〜」と答えたら、「それ、ニオイもったいないよ!」とアドバイスされました(笑)

彼女は、使用済みのおむつだけは消臭効果のある小袋(いわゆるBOS系)に入れて、そのあと大きめの袋にまとめて出しているそう。
確かに、うちは夏場になると、おむつ入りのゴミ袋がゴミ箱のフタを開けるたびにプワ〜ッとにおってきて、地味に気になっていたんですよね。

それから我が家でも、100均で見つけたBOS風の消臭袋(ミニサイズ)を導入。
おむつを替えるたびにくるっと包んでから、30Lの袋にポイ。
袋を開けたときのニオイも減ったし、小さい袋があることで、万が一破れても被害が広がりにくくなって安心感がアップしました。

他にも、野菜くずや汁気のあるゴミを出すときはレジ袋に小分けしてから捨てたり、子ども部屋のゴミ(主にティッシュや折り紙など)には20L以下の袋を使ってこまめに回収したりと、「ひとつの袋で全部済ませる」から「用途で分ける」に変えることで、家庭内のゴミ処理がすごく楽になりました。

形・素材・口の形状で選ぶポイント

平袋、マチ付き、箱型…形の違いは使いやすさの違い

「ゴミ袋って、形なんて気にする?」
私もそう思っていた1人でした。

我が家では、以前はドラッグストアでよく見かける「平袋タイプ」を何の疑問もなく使っていたんです。
でも、あるとき気づいたんですよね。「なんかゴミ袋、毎回たるんでるな…」って。

我が家のメインのゴミ箱は、キッチンにある四角いタイプ。
そこに平袋を広げて入れても、四隅がもたついてゴミがうまく入らなかったり、袋がズレて途中でフチに落ち込んでいたり…
地味なんですが、ゴミを捨てるたびに「あ〜ちょっとイラッ」となる(笑)

それで試しに「マチ付きタイプ(底にマチがあり広がる形)」を買ってみたら…びっくりするほどフィット!
まるでゴミ箱に合わせて作られているかのように、スッと収まり、ズレにくくなったんです。
ゴミもまっすぐ入るし、見た目にもスマート。
なんで今まで気づかなかったんだろう、と思うくらい、地味だけど大きな違いでした。

さらに最近は、「自立型(ボックスタイプ)」の袋も人気ですよね。
袋自体にマチがしっかりあって、床に置いても“自立する”ので、生ごみの仮置きやアウトドアにも便利。

うちでは、子どもの工作時間に出る大量の紙ごみをこの自立型にまとめています。
そのまま持っていってポイッとできるので、ゴミ箱を移動させなくて済むのも地味に助かります。

こうして振り返ると、「形が合っているかどうか」だけで、毎日のゴミ捨ての快適さが全然違うんだなと実感しています。

丈夫さや結びやすさも要チェック

形だけでなく、袋の厚みや素材も見逃せないポイントです。

我が家では以前、子どもがジュースを飲んだあとの紙パックをそのままポイッと捨てていて、その“角”が袋に突き刺さって…
気づいたときには底に穴が空いていて、汁気がじわ〜っと染み出していました。
あのときのあのニオイ、思い出すだけでゾッとします(笑)

それからは、少し割高でも厚手タイプ(0.03mm以上)の袋を選ぶようにしています。
特に、生ゴミやおむつを捨てるキッチン周りでは、薄い袋だとニオイ漏れや液体漏れが気になるので、安心感はやっぱり大切。

袋の厚さって、ほんの0.01〜0.02mmの違いでも手触りや耐久性が全然違うんですよね。
袋を広げた瞬間に「あ、これ丈夫だ」とわかるあの感覚。もう戻れません(笑)

それと、地味に便利だなと感じているのが「ひも付きタイプ」
袋の口にあらかじめヒモが通っていて、クッと引っぱるだけで簡単に縛れるものです。

朝、バタバタしている時間に袋の口を手でギュッと縛るって、意外と面倒くさいんですよね。
何度もねじってもほどけてきたり、ゴミが多いと結べなかったり…。
ひも付きならキュッと一発で結べるし、手も汚れにくくて衛生的。私は一度使ったら、もうこれ以外無理ってなりました。

袋の選び方、ちょっとした工夫でストレスが激減!

  • 平袋→とりあえず安いけど、ゴミ箱との相性注意

  • マチ付き→ゴミ箱にフィットしてズレにくい

  • ボックスタイプ→自立して使いやすく、仮置きや作業にも便利

  • 厚手タイプ→破れにくく、ニオイ・液体漏れにも安心

  • ひも付き→縛るのが超ラク!時短にも◎

毎日何気なく使っている“ゴミ袋”ですが、ほんの少し形や素材を変えるだけで、ゴミ捨てがスムーズになって、結果として「家事のイライラ」が1つ減るんですよね。

地域のゴミ出しルールと袋選びの落とし穴

ゴミ袋選びで、うっかり見落としがちなのが「自治体ごとのルール」です。

サイズや形にこだわって袋を選んでも、地域指定に合っていなければそもそもゴミを出せないことも。
これは本当に盲点で、私も過去にしっかりやらかしました…。

私の失敗談:指定外袋で出したら回収されなかった話

ある日、実家(別の県)から帰省したとき、未使用のゴミ袋を数枚もらって帰ってきたんです。
「これ、余ってるから使いなよ〜」って、母が持たせてくれて。

見た目も普通の45L袋だったし、「ちょうどよかった!」とさっそく翌朝の可燃ごみに使ったんですが…
帰宅してゴミ置き場を見てみると、その袋だけぽつんと置き去りにされていて、青ざめました。

よく見たら、私の地域は「赤い指定マーク入りの袋のみ収集」という決まりがあって、それ以外の袋は回収してもらえない仕組みになっていたんです。

そのときは慌てて家に持ち帰って詰め替えましたが、使った袋も結局ムダに…。
「たかが袋」と思っていた自分を、本気で反省しました。

透明・半透明の指定にも注意!

もう一つの落とし穴が「袋の色のルール」です。

自治体によっては、「中身が見える透明・半透明袋を使うこと」とルールで決められている場合があります。
うちの地域でもそうで、乳白色の袋や色付きの袋は基本NGなんですが…

あるとき、ストックが切れてしまい、「まぁいいか」と乳白色の袋を使ったところ、近所のおじさんに
「それ、中身見えんけん回収してもらえんかもしれんよ」と指摘されてヒヤッとしたことが。

実際には回収されたのですが、もし袋の色で回収不可になっていたら…と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
以来、私は必ず「透明または半透明」と書かれたものだけを買うようにしています。

引っ越し・里帰り・一時滞在のときこそ要チェック!

このルールの厄介なところは、市町村ごとに細かく違うこと。
同じ都道府県内でも、隣町に行っただけで指定袋が違うこともあります。

だから、

  • 引っ越したばかり

  • 実家に里帰りしている

  • 旅行先や一時滞在中にゴミを出す

こうした場面では、ゴミの出し方や袋の種類をあらかじめ自治体のHPや掲示板で確認しておくのが安心です。

また、資源ごみや不燃ごみは袋ではなく「指定のかごや箱、結束方法」が決まっている場合もあるので、要注意です。

ゴミ袋選びは「地域ルール+家庭事情」の両立がカギ

いくら家庭に合ったサイズや素材を選んでも、地域のルールに合っていなければ使えません。
そして、せっかく選んだ袋がムダになってしまうのももったいない。

袋を買う前に、ぜひ一度ご自身の自治体の「ゴミ出しハンドブック」や「広報誌」、ホームページなどをチェックしてみてください。

「○○市 ゴミ袋 指定」と検索すればすぐに情報が出てくる場合もあります。
ほんのひと手間で、余計なトラブルや手間を防げますよ。

まとめ|ちょっとの工夫で、家事のストレスが減る

「たかがゴミ袋」と思っていた私。でも、袋のサイズや形が自分の家庭にフィットしているだけで、毎日のゴミ捨てがスムーズになって、気づけばプチストレスがひとつ減っていました。

家族構成、ゴミの量、出す頻度、置き場所…。
それぞれの家庭に合った“ちょうどいい袋”がきっとあります。

ぜひこの機会に、普段使っているゴミ袋を見直してみてください。
今日からの家事が、ほんの少し楽になるかもしれませんよ。