終業式の荷物が多すぎてしんどい日|子どもも親もラクになる工夫と対策

「終業式って、こんなに荷物多かったっけ…?」
子どもが両手いっぱいに荷物を抱えて帰ってきた日、正直ちょっと驚きました。上履きに体操服、プリントの束に作品まで…。さらにランドセルもパンパンで、「これ全部今日持って帰るの?」と聞いてしまったほどです。
同じように、「終業式の荷物が多すぎてしんどい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に私が経験した終業式の日の様子をもとに、なぜこんなに荷物が多くなるのか、そして少しでもラクにするための工夫についてお話しします。
「どうすれば負担が減るのか」「来年はどうしたらいいのか」が見えてくる内容になっています。
終業式の日、想像以上に荷物が多かった
朝はいつも通り、「いってらっしゃい」と送り出したはずなのに、帰ってきた姿を見た瞬間、思わず「え…そんなに?」と声が出てしまいました。
ランドセルはいつもより明らかにパンパンに膨らんでいて、肩ひもも食い込んでいる様子。さらに、両手には手提げ袋が2つ。片方には上履き、もう片方には体操服や給食セットがぎっしり入っていて、それだけでも十分重そうなのに、そこに図工の作品やファイルまで抱えていました。
玄関に入ってきた瞬間、子どもが「ふぅ…」と大きく息をついたのを見て、「これは相当しんどかったんだろうな」とすぐに分かりました。
思わず「重たくなかった?」と聞くと、「めっちゃ重かった…」とぽつり。その言い方が、いつもより少し力が抜けていて、本当に疲れているのが伝わってきました。
ランドセルを下ろすときも、ドサッと音がするくらいで、普段よりも雑に感じるほど。それだけ余裕がなかったんだと思います。
よく見ると、肩にはうっすら跡がついていて、「ここまで頑張って持って帰ってきたんだな」と感じて、親として少し胸が痛くなりました。
「ただ荷物が多いだけじゃなくて、子どもにとっては“体も気持ちもいっぱいいっぱいな日”なんだ」と、そのとき初めて気づいたんです。
さらに印象的だったのは、そのあとです。普段なら「今日ね〜」と学校の話をしてくれるのに、その日はほとんど何も話さず、すぐに座り込んでしまいました。
それを見て、「終業式って楽しい日」というイメージだけじゃなくて、子どもにとっては“やりきった後の疲れが一気に出る日”でもあるんだなと感じました。
荷物の多さは目に見えますが、その裏にある疲れや頑張りは、こうして近くで見て初めて気づけるものなんだと思います。
なぜ終業式は荷物が多くなるのか
よく考えてみると、終業式はただの「式の日」ではなく、学期の区切りとして一度すべてをリセットする日なんですよね。
だからこそ、普段は学校に置いてあるものが、この日に一気に手元に戻ってきます。
学期中に使ったものを一気に持ち帰る
普段はロッカーや教室に置いてあるものが、この日にまとめて返却されます。
・上履き
・体操服
・給食セット
・図工の作品
・道具箱
こうして並べてみると、「確かに多いな」と感じますよね。
しかも、それぞれがかさばるものばかりです。
たとえば上履きや体操服は軽そうに見えても、袋に入れると意外とボリュームがありますし、図工の作品は形が崩れないように気を使いながら持たないといけません。
さらに道具箱のように中身が入っているものは、見た目以上にずっしりとした重さがあります。
これらがすべて同じ日に重なることで、「1つ1つは普通でも、重なった瞬間に一気に負担になる」状態になってしまうんですよね。
プリントや通知表も重なる
物理的な荷物に加えて、この日は紙類も一気に増えます。
・通知表
・配布プリント
・お知らせ関係
一枚一枚は軽くても、何十枚と重なると意外と重くなります。
特に低学年のうちは、
・連絡プリント
・学期のまとめ
・休み中の注意事項
など、配布物も多くなりがちです。
ランドセルの中にぎっしり詰まった紙を見て、「こんなに入ってたんだ」と驚くこともありました。
さらに紙は折れないように入れる必要があるので、無理に押し込めず、結果的にランドセルがパンパンになってしまいます。
終業式だからこそ「まとめて」になる
本来であれば分散できそうな荷物も、「学期の区切り」というタイミングの関係で、どうしてもまとめて持ち帰ることになります。
学校としても、
・忘れ物を防ぐ
・次の学期に備える
・家庭での確認をしてもらう
といった理由があるので、一度に渡す形になるのは自然な流れです。
その結果、子どもにとっては「いつもと同じ登校日なのに、帰りだけ極端に大変な日」になってしまうんですよね。
「終業式=荷物が多い日」と分かっているだけでも、気持ちの準備ができるようになると感じました。
こうして理由を整理してみると、「仕方ない部分もあるんだな」と少し納得できるようになりますし、だからこそ「どう工夫するか」が大切になってくると感じています。
子どもが感じていた「しんどさ」
帰宅後の様子を見ていると、「荷物が多くて大変だったね」という一言では足りないなと感じました。
ただ重いだけではなく、子どもなりにいろんな負担が重なっていたんだと思います。
体力的な負担
小さな体で大量の荷物を持つのは、それだけでかなりの負担です。
ランドセルに加えて手提げ袋をいくつも持つと、どうしても体のバランスが崩れやすくなります。実際に歩いている様子を見ていると、左右に体が傾いてしまったり、歩幅が小さくなったりしていて、「ちゃんと前を見て歩けているかな」と少し心配になるほどでした。
特に低学年のうちは、
・腕の力がまだ弱い
・体のバランスを取るのが難しい
・長時間の移動に慣れていない
といったこともあって、大人が思っている以上に大変そうでした。
途中で持ち替えたり、何度も立ち止まったりしながら帰ってきたんだろうなと想像すると、それだけで「よく頑張ったね」と声をかけたくなります。
気持ち的な疲れも大きい
終業式の日って、子どもにとって気持ちの変化も大きい日ですよね。
・学期が終わる安心感
・これまで頑張ってきた疲れ
・明日から休みという気のゆるみ
こうした状態の中で、普段よりもずっと多い荷物を持って帰るのは、体だけでなく気持ちにも負担がかかります。
実際、うちの子も帰ってきたあと、しばらくぼーっとしていたり、いつもより口数が少なかったりして、「あ、今日は相当疲れてるな」と感じる場面がありました。
普段なら学校の出来事を楽しそうに話してくれるのに、その日は「つかれた…」の一言で終わってしまうことも。
それを見て、「終業式って楽しいだけの日じゃないんだな」と気づかされました。
「体の重さ」と「気持ちの疲れ」が重なったとき、子どもにとってのしんどさは一気に大きくなるんだと感じました。
だからこそ、帰ってきたあとは無理に話を聞き出すよりも、「おつかれさま」と一言かけて、少しゆっくりできる時間をつくることの大切さも実感しました。
親としてはつい「ちゃんと話を聞きたい」と思ってしまいますが、その日の子どもは、それ以上に「休みたい」「ほっとしたい」という気持ちが強いのかもしれません。
我が家でやってよかった負担軽減の工夫
次の学期からは、「どうにかしてこの大変さを減らせないかな」と思い、無理なくできる範囲でいくつか工夫してみました。
どれも特別なことではありませんが、実際にやってみると子どもの負担がかなり軽くなったと感じています。
前日までに少しずつ持ち帰る
学校によってルールはありますが、可能な範囲で前日や数日前から少しずつ持ち帰るようにしました。
たとえば、
・図工の作品は先に持ち帰る
・使わない道具は早めに持ち帰る
といった感じで、分けて持って帰るだけでも当日の荷物はぐっと減ります。
最初は「そんなに変わるかな?」と思っていたのですが、実際にやってみると、終業式当日のランドセルの膨らみ方が明らかに違いました。
子ども自身も「今日は軽いかも」と感じられるようで、帰ってきたときの表情にも余裕があったのが印象的でした。
手提げ袋を増やす
以前は手提げ袋を1つだけ持たせていたのですが、それだとどうしてもパンパンになってしまい、持ちにくそうでした。
そこで、余裕を持って2〜3個持たせるようにしたところ、これが思った以上に効果的でした。
・上履きはこの袋
・体操服はこの袋
と分けることで、1つあたりの重さが軽くなり、持ちやすさが大きく変わります。
袋が増えると大変そうに感じますが、「重たい1つ」よりも「軽いものを分散」のほうが、子どもにとってはラクなんですよね。
持ち方を一緒に考える
意外と大事だと感じたのが、「どう持つか」を子どもと一緒に考えることでした。
たとえば、
・重いものはランドセルに入れる
・軽いものを手で持つ
・左右のバランスを意識する
こういったことを一緒に話しながら決めるようにしました。
最初はうまくできなくても、「どうしたらラクかな?」と考える習慣がついてくると、自分で調整できるようになっていきます。
実際に、次の終業式では自分から「こっちに入れたほうがいいかも」と言うようになり、成長も感じられました。
「全部を減らせなくても、“分ける・整える”だけで体の負担は大きく変わる」と実感しています。
完璧にラクにすることは難しくても、「少しでもしんどさを減らす」ことはできるんだなと感じました。
それでも大変なときの考え方
工夫をしても、やっぱり終業式は「どうしても荷物が多くなる日」です。
どれだけ準備しても、完全にラクにすることは難しいからこそ、「どう向き合うか」という考え方も大切だと感じています。
毎年同じやり方でなくていい
これまでの私は、「去年こうしたから今年も同じでいいかな」と、なんとなく同じやり方を続けてしまっていました。
でも実際には、
・子どもの成長
・体力の違い
・学校ごとのルール
は毎年少しずつ変わっています。
去年は大丈夫だったことが、今年はしんどいこともありますし、その逆もありますよね。
だからこそ、「毎年同じでなければいけない」と思わなくていいんだと気づきました。
たとえば、
・今年は余裕があるから少し工夫する
・今年は大変そうだから無理しない
そんなふうに、その年ごとに柔軟に考えるだけで、気持ちはかなりラクになります。
「去年はこうだったのに」と比べるのではなく、「今年はこれでいい」と思えると、親の負担も減っていきました。
完璧を目指さなくていい
もうひとつ大きかったのが、「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちを手放したことです。
・全部きれいに持って帰らせる
・忘れ物をゼロにする
・スムーズに終わらせる
こういった理想を持っていると、少しうまくいかないだけで「ちゃんとできなかった」と感じてしまいます。
でも実際は、終業式の日って多少バタバタするものなんですよね。
荷物が多くて手がふさがったり、少し時間がかかったりするのも自然なことです。
だからこそ、
「今日は大変な日だから、これくらいで十分」
と思えるようにしたら、気持ちがぐっと軽くなりました。
子どもに対しても、「ちゃんとできたか」よりも「よく頑張ったね」と声をかけられるようになり、雰囲気もやわらかくなった気がします。
「全部うまくやること」よりも、「無理なく乗り切ること」のほうが大事なんだと感じました。
完璧を目指さないだけで、終業式の日のしんどさは少しやわらぎます。
そしてその余裕が、子どもにとっても安心につながるんだと思います。
来年に向けてできること
今回の終業式を経験してみて、「あらかじめ分かっていれば、もっとラクにできたかもしれない」と感じることがいくつかありました。
大きな工夫でなくても、少し意識を変えるだけで来年はぐっとスムーズになる気がしています。
事前に学校からの連絡をチェックする
これまでは、配布プリントをなんとなく見ているだけになってしまっていたのですが、終業式前は特に意識して確認するようにしようと思いました。
学校からは意外と、
・いつ頃から持ち帰りが始まるか
・何を持ち帰る予定か
・持ち物についての注意点
といった情報が出ていることがあります。
これをしっかり把握しておくだけで、
「今日はこれを持って帰る日なんだな」
「明日は少し荷物が増えそうだな」
と予測できるようになります。
すると、
・手提げ袋を多めに持たせる
・前日に少し持ち帰らせる
といった準備も自然とできるようになり、当日のバタバタが減りました。
ほんの少しの情報でも、親の動き方が変わると、子どもの負担も変わるんだと実感しています。
子どもと一緒にイメージしておく
もうひとつやってよかったのが、「事前に話しておくこと」でした。
「終業式の日は荷物が多くなるよ」と一言伝えるだけでも、子どもにとっては大きな違いがあります。
何も知らずに当日を迎えるのと、
「今日は荷物が多い日」と分かっている状態では、心の準備がまったく違うんですよね。
たとえば、
・今日はちょっと大変かも
・どうやって持つか考えてみよう
と、子ども自身も考えるきっかけになります。
実際に次の学期では、「今日は多くなる日だよね」と自分から言ってくれるようになり、少しずつ意識が変わっているのを感じました。
「事前に知っているだけで、しんどさは軽くできる」と感じています。
終業式の荷物は完全になくすことはできませんが、「どう迎えるか」で体感の大変さは大きく変わります。
来年は、今回の経験を活かして、もう少し余裕を持って迎えられそうだなと思っています。
まとめ|終業式の荷物は工夫と考え方でラクになる
終業式の荷物が多すぎてしんどいと感じるのは、決して特別なことではありません。
むしろ、多くの家庭が同じように感じていることだと思います。
大切なのは、
・少しでも負担を減らす工夫をする
・無理のないやり方を選ぶ
・完璧を目指さない
ということです。
来年は、「どうすればラクになるか」を少しだけ意識してみてください。
それだけで、終業式の日のしんどさはぐっと軽くなるはずです。













